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直接真相を話した経験

(明慧日本)私が住んでいる所には、田舎に行って直接真相を話す同修が少なくありません。私はただ家にいて発正念で彼らに協力しましたが、実は大変焦っていました。これは普通真相資料を配布するときと違います。普通は全部夜の間に真相資料を配布し、たとえ日ごろ真相を話して三退を勧めるときでも、全部友達、同僚、学友、近所の人など大抵は知り合いの人たちでしだ。田舎に行って直接話すのは、全部知らない人であり、行きたいのですが恐怖心から行くことができませんでした。

 私は、「恐怖心が原因で衆生を救わないわけには行かない。この関門をきっと乗り越えるべきだ」と思いましたが、この一歩を踏み出すのが私にとって非常に困難だったのです。行く前発正念もして、同修の加持も頼みましたが、常人にも手伝って貰おうと思いました。なぜなら私が行こうとする田舎に友達が住んでおり、友達が私を連れて行ってくれれば、田舎の人は密告しないだろうと思ったからです。でもちょっと考えてみるとこれはしてはいけないことでした。私がなぜ常人に期待するのか、これは神様が常人に手伝いをお願いするのと何が違うのか、師父、護法神がいるのになにが怖いのか。

 私はついに家を出ました。車に乗って目的地まで行きました。まず友達の家に寄って、福がある対聯をあげてからちょっと話しました。私は「こっちには犬が多いのか?」(一緒に行ってくれないかの意味)。彼はこっちの犬は全部繋がれているから大丈夫だと言いました。

 私は彼が私と一緒に行くつもりがなさそうだと思い、自分だけではちょっと怖くて友達の家に座って一時間ぐらい話しました。私は何のためにここまで来たのか、人に真相を話して三退を勧めなければならない、と思い師父に加持をお願いしました。発正念をしながら一軒ごとに訪ねました。初めに行った家は真相をよく理解しました。家に入ってまず挨拶をしながら対聯をあげました。主人は私が対聯を売る人だと思いお金をくれました。私はお金は要りません。お金をもらったら、福をあげることにはなりません。私は真相を話しながら三退を勧めました。彼らは私の話を信じました。私は子供たちにも法輪大法のよさを分かるようにしてくださいと言いました。この7人の家族が全部真相をわかってくれ、よいスタートだと思い喜びました。直接真相を話すのはそんなに難しくはないと思い、多少歓喜心が起きました。私はすぐ心が動けばいけないと思ったので、また一軒ごとに訪ねました。全部順調であり、私があの党員には三退を話すのは難しいと思いましたが、苦労なく脱党しました。

 又何軒か訪ねました。今回は党員の家でした。家に入って福をあげるとき嬉しそうでしたが、法輪功の話をすると、怒りながら、自分は「党員だから何も信じない。自分しか信じない」と言いながら「お前が別のことを話したら、一緒に飲みながら話そう」「法輪功の話だったら出て行きなさい」と言いました。私は発正念しながら、私はあなたに法輪功を信仰してほしいのではない。真相を分かって欲しいのです、と言いましたが、貰った対聯を返し、出て行くように仕向けました。なぜこんなことになったのか。もちろん一部分は救われない、でも彼が救われるかどうかは私にはわかりません。気落ちせず、他人に影響されず、自分自身に問題点を探そうと思いました。たぶん慈悲心が足りないのか、それとも歓喜心が起こったからかもしれません。このときもう何十人も三退をしてもらいました。師父の保護の下で私は無事に家まで戻りました。

 今回の直接真相を話して成果もあったし、残念なこともありました。まず、直接話してから少なからず恐怖心を取り除きました。また真相を話す時は正念、理性を持って、更に慈悲心を強めるべきです。歓喜心は起こしてはいけません。常人に左右されてはならず、更に真相を理解してくれない人に救われないなどと定義してはいけません。今回何十人も三退しましたが、これは私個人の功労ではなく、師父の正法路程がこの一歩まできて、邪悪が少なくなったわけです。人たちもはっきりしており、大法弟子は実行するだけです。まるで障子を突き破る必要があって私たちがやる、このような感じです。すべては師父がされました。

 2009年2月5日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2009/1/31/194577.html