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黒竜江省:検察院幹部の王仁さんは長年の迫害により死亡

(明慧日本)黒竜江省五常市の正直で善良な検察院幹部の王仁さんは、法輪大法の修煉を堅持し、邪悪な中国共産党江沢民グループの9年にも及ぶ残酷な迫害のもとで、2008年12月11日夜8時、冤罪が晴れないままこの世を去った。

 王仁さん(53歳男性)は五常市検察院の幹部で、五常市五常鎮に居住。1996年8月に法輪大法を修煉し始めた。王さんはかつてメニエル病・胆嚢炎など色々な慢性病があり体が弱かった。親族、職場の同僚、近所の人々も認める程の病弱で、何度も緊急入院したことがある。法輪大法の修煉のお陰で、王さんは新たな人生を迎え、辛い病気から抜け出し、心身ともに元気になった。王さんは良い人になり、職場や周りの人の面倒をみて、国家も多額の医療費の節約になった。

 99年 7月22日、中国共産党の江沢民グループは公然と法輪大法を迫害し、その日王さんは五常市公安局の警官に強制連行され、不法に留置場に拘禁された。数日後しかたなく「煉功しない」と言い、やっと家に帰ることができた。2000年11月、王さんは北京へ法輪功のために陳情に行ったが、五常市公安局に直接五常第一留置場に監禁され、40日間非人道的な精神的、肉体的な迫害を受けた。

 王仁さんは迫害されて危篤状態になったが、「610弁公室」と公安局は依然として釈放しなかった。後に妻の強い抗議によってようやく釈放した。しかしすでに気息奄々としている人に対しても、邪悪な中国共産党員は相変わらず見逃すことを承知せず、王さんの家を毎日24時間監視するように引き続き検察院は人を派遣していた。

 妻はどうしても夫の命を守るため、やむを得ず王さんを移転させた。五常市検察院はすぐ王さんを除名した。その時から王さんは収入がなくなり、路頭に迷った。このような情況の下で、警官がまた王さんの家中をかき乱し、それが原因で王さんは息子の結婚式にさえ出席できなかった。

 2005年6月18日、王さんは公安局国保大隊の戦志鋼、劉英など警官に強制的に連行され、不法に3年の労働教養処分となり、長林労働教養所で迫害された。

 教養所では、王さんは厳しく転向を強制され、毎日11時間奴隷のように仕事を強いられ、強行に灌食されるなど、精神的、肉体的に残酷な迫害を受けた。王さんは体調を崩し、身体検査を求めた。 省病院の診察により、すでに末期の肝臓癌だと診断された。教養所は家族と本人に病状を隠し、責任を逃れるため、五常市「610弁公室」と一緒に2007年2月1日王さんを家に帰らせた。

 生活のため、王さんは極めて衰弱しているにもかかわらず、アルバイトをしなければならなかった。2008年11月末、王さんは寝たきりになった。長年の迫害によって、王さんは2008年12月11日夜8時に冤罪が晴れないままこの世を去った。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 2009年2月5日

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2009/1/30/194519.html