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温家宝首相がケンブリッジ大学で講演、法輪功修煉者は迫害の元凶の処罰を要求


文/ケンブリッジ大学の大法弟子

(明慧日本)2009年2月4日、中共の温家宝首相は予定通りイギリス・ケンブリッジ大学で講演した。温首相が到着する2時間前に、アムネスティ・インターナショナル・ケンブリッジ大学支部のメンバーや、ケンブリッジ大学で中国の人権に関心を持つ人々は講演会場に集まって抗議を行い、人権の尊重を呼びかけた。ケンブリッジ大学の法輪功修煉者たちも「江沢民、羅干、劉京、周永康を法律に従って処罰せよ」、「法輪大法好」などの横断幕を掲げながら温首相を待った。

 この日は意外に寒く、すでに暖かくなっていた天候だったが、例年になく雪が降った。アムネスティ・インターナショナル・ケンブリッジ大学支部の会長であるCatherine Loughさんは記者の取材を受けて「我々がここに来た目的は、中国の人権を改善してほしいという意思を伝えるためです。我々は、労働教養による洗脳に反対します。中共は50万人以上の人を労働教養所に収容しており、これについて、我々人権を守る団体は非常に心配しています。今回の抗議活動に参加することは、ケンブリッジ大学の学生たちに人権問題について知らせるためにとても重要です」とCatherine Loughさんは述べた。

 ケンブリッジ大学の法輪功修煉者・李博さんは、法輪功修煉者たちは温首相個人に抗議するのではなく、法輪功へ迫害を加えた元凶である江沢民、羅干、劉京、周永康を法律に従って処罰するように、法輪功への中共の迫害を停止させるように抗議に来たと語った。

 午後3時10分ごろ、温首相はケンブリッジ大学に到着。およそ5分後、中国領事館が集めた歓迎団体は急に自然に解散し、手に持っていた小さい旗をゴミ箱に捨て、さらに、大声で叫んだ人もいた。「こんな寒いのに、我々をここでずいぶん待たせ、結局、温家宝の姿さえも見られなかった! 我々にそれぞれ100英ポンドを与えるべきだ! 100英ポンドを与えるべきだ!」。

 その後、人権団体のメンバーもどんどん去っていき、最後に残ったのは警察と法輪功修煉者だけであった。白い雪に引き立てられ、法輪功の横断幕は特に際立った。温首相が去っていった後、法輪功修煉者たちも現場をあとにした。

  2009年2月6日

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2009/2/5/194903.html