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吉林省:董鳳山さんが殴打されて死亡、右胸に穴をあけられた

(明慧日本)現在の状況で分かったことは、吉林省松原市の法輪功修煉者・董鳳山さんは四平刑務所のいわゆる「教育監区」の責任者・李海峰、?玉林が受刑者を指示して殴打させ、むざむざ殴り殺された。右胸にはシャベルの柄を挿し込まれた穴があった。殺人犯は、陸晏豊、王国祥、陳闖、王彦双、韓双、邸少全で、使った道具はスタンガン、三角ベルト、スコップなどである。

  董鳳山さんは2008年10月23日、警官に連行されて、四平市石嶺子刑務教育監区の工事現場に送られた。警官は董さんが質問に答えなかったため、殴打し、スタンガンで電気ショックを加え、顔の左側がひどく腫れ、首、喉の部分は電気ショックで水泡ができた。警官・?玉林がやったことである。仕事を終えると董さんを四区隊に送り、その夜悪らつな警官は董さんに足かせを付けた。

  10月28日午後4時、仕事を終えて帰った三号室の受刑者・高明龍は40センチの三角ベルト4本を持ち帰り、受刑者・韓双のベッドの下に置いた。当番になる受刑者・張志尭が受け取り、四区隊の受刑者・陸晏豐が帰ってきた後、トイレに持ち込んだ。

  その夜7時20分ごろ、トイレに行く時(毎日就眠前、集団でトイレに行く)、陸晏豐が董さんを呼び止め、包組組長・湯鳳武とその場を離れ、董さんがかなり待った後、于鳳武がもう少し待つようにと言った。そのうちに董さんはベッドに入り寝た。

  8時5分、他の号がすべてトイレに行き、そしてこの2人の悪らつな受刑者は準備を完了し、董さんをトイレに呼んだ。しばらくして、董さんの「法輪大法は素晴らしい」という叫び声が一度だけ聞こえてきた。董さんを地面に押し付け、準備していた三角ベルトで殴打した。全部で5人いた。陸晏豐が主犯で、王国祥、于鳳武、邸少権、韓双がいた。8時20分ごろ、さらに受刑者・韓闖が後で参加した。

  8時45分、于鳳武が部屋に戻り、董さんのバッグの中から一着の肌着を持ち出し、しばらくして戻って来て、董さんのコップを持ち去った。

  8時50分ごろ、董さんが于鳳武、邸少権に引っ張られて戻ってきて、ベッドの上に放り出された。董さんはすでに立つことができなくなっていた。

  早朝2時、董さんは嘔吐し、その中に血液が見られた。早朝5時ごろ、多量の嘔吐、出血があった。董さんはもうベッドから起き上がれない状態で、陸晏豐がつかんで起こした。

  董さんは翌朝起き上がれなくなり、警官に引っ張られて出て行った。警官が受刑者に言った、「あんたたちは分(「分」は犯罪者を減刑する)が欲しくないのか?」 減刑を餌にして意のままに駆り立て、受刑者たちはまたひどく董さんを殴打した。労働用の道具を使い、鉄のスコップの柄(一方の先が尖っている)を董さんの右胸に突き刺して肺を貫通し、穴が明いた。董さんは即死した。

  董さんは刑務所病院に送る時すでに死亡していた。これが法輪功修煉者・董鳳山さんが迫害されて死に至った過程である。

  董さんは2007年10月13日、松原国保大隊と松原寧江区の2支局に連行されて、家宅捜索を受け、不法に松原市良知留置場に拘禁された。残虐な拷問を受けた。そして不法に9年の実刑判決を言い渡された。この過程はすべて秘かに行われ、家族はまだ何の知らせも聞いてない。2008年10月23日、董鳳山さんは吉林省四平市刑務所に送られて、わずか6日間で迫害されて死亡した。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

  2008年2月10日

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2009/2/5/194877.html