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神韻は中国文化の精神世界を演繹した(写真)

(明慧日本)韓国ソウルでの神韻国際芸術団の公演は2009年2月8日に成功のうちに閉幕した。最終公演の会場は満員になり、神韻の現わした芸術境界は韓国の芸術界・文化界から尊敬と称賛を受けた。

碧月山房の絵師・神竜師はソウル宇宙芸術センターで2月8日の神韻公演を鑑賞した後、「神韻芸術団の公演は、芸術の現れだけでなく、更に奥深い哲理を含んでいる」と興奮して話した。

 碧月山房の絵師・神竜師は仏陀・仙人の絵画の製作に従事している。ソウル宇宙芸術センターで2月8日の神韻公演を鑑賞した後、「神韻芸術団の公演は、芸術の現れだけでなく、更に奥深い哲理を含んでいる」と興奮して話した。

 神竜師は韓国文化の源は中国に始まると考えている。韓国の服装も高句麗の時期に中国伝統の服装の影響を受け、中国伝統文化は仏家と道家の思想を含むので、中国文化を理解しなければ、自国の文化は根を下ろすことができないという。「神韻の現れは中国の陰陽五行が含まれている。舞踊の人数さえも周易の精神に合っている。神韻は中国文化を伝えるなかで、人と自然との関係を表現しました」と示した。

 神竜師は、神韻が舞踊を通して巧妙に中国の歴史物語の内包を表したと考えた。「神筆の伝説は意味深く、声楽家・関貴敏氏の歌曲は非凡で、ピアニストの演奏もとてもすばらしい。ストーリは舞踊の中で多くのジャンプの動作を加え、特に最後の演目の順列はとても良く、観衆はすべて傾倒されました」。

 神竜師は特に立体スクリーンに印象が深いという。「空間が飛んで、行ったり来たりして、人に最高のものを見せたと感嘆しました。『李白酔酒』のスクリーンには、詩句が現れました。誰が作ったのでしょうか? きっと有名になります」。

 神韻の明るい色は生き生きとしており、あこがれの世界に人々を導いた。神竜師はこの公演を見にきたことを喜んだ。「これらの色は中国伝統思想を表現して、富貴と道徳を持つ人が用います。人間が元気になりますし、苦しくて疲れた世界から離れることができます」 。

 神竜師は神韻の構想がとても良いと称賛した。「中国はやはり文化の大国です。舞台の背景はただ簡単な1枚の絵なのに、しかしこの絵は本当に美しく、役者の服装もとても美しいです」。

 神韻の音楽は神竜師をより深い音楽の世界に入らせ、役者の服装と組み合わせる上で、色が非常に不思議に調和して、まるで苦痛から解放され、神仙の世界に向かったという。「演目は人と神の接触を表し、法輪功修煉者のように悪に迫害された後に成仏したことは、苦痛を離れたのではありませんか? それが神韻の内包だと思っています」。

 神竜師は平民の色彩は暗く、天界の色は白色と金色と合わせて華麗であるという。「黄金色・淡い青色・ピンクは天上の色で、人に勇気と力を与え、お金で買うことができません。法輪功修煉者を捕まえたあの人たちの服は黒いものでした。黒い色は死を意味しており、公演は陰陽五行の学説を中包していることを感じました」。

 神韻が大人気の理由は、ポスターからも見ることができるという。「色・設計はとても簡潔で、人を引きつけます。女優が跳躍している動作は、神の舞踊、神の余韻があることを人に感じさせます。それは中華伝統文化の再現です。『神韻芸術団』という名前は人に伝える情報を含んでおり、現代人は忙しさの中で人生の目標を見失なっています。もしこの公演を見るならば、神韻の中身を知り、どのように生きていけばよいか分かります」。

 神竜師は神韻公演が人々のあこがれる天国世界を題材として選択したことが、神韻が成功したところであると考えた。「すべての精神世界の源は中国文化です。この公演は人々の精神の需要を満たすことができます。だから神韻は成功しました」。

 神竜師は再び神韻を賛嘆し、声楽家の歌詞は哲学の意味合いを含み、人を苦痛から解放し、それは修行の内包と同じだと感じた。『神筆の伝説』という舞踊劇を見た後、神韻公演はきっと全世界を風靡すると深く信じた。「人々は社会のなかで金を稼ぐために必死で戦っていますが、神韻は道徳の高尚な価値を皆に教えています」と意味深く表した。

 2009年2月11日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2009/2/9/195174.html