日本明慧
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同修の棒喝に目覚めた


文/イ坊の大法弟子

(明慧日本)常人社会は大きな染め物甕で、私達はその中に浸っており、もし考えが少しでも偏ってしまうと、汚染され、修煉者としてあってはならない安逸心が生じ、常人の生活にはまって自ら抜け出せなくなります。私達はいつも大法を用いて自分をきれいに浄化することで、冷静な考えを持ち汚染されないように気をつけるしかありません。師父は私達に大法に同化し、大法の要求を満たすよう言われましたが、一方旧勢力は私達を常人の中に引き戻そうとしています。次に自分自身の教訓から、私と同じ経験を持つ同修を目覚めさせたいと思います。

  最近、仕事が多忙で、いつも深夜まで残業し、昼間はもっと忙しくてしようがありませんでした。旧勢力が創った仮相は、この仕事は私がいなくてはならないと感じさせ、もし私がいないければ商売ができず、従業員の管理も混乱し、家族も苦しくなる。もし自分が他のことをすれば家族に申し訳なく、変に思われると言うことでした。そこで昼も夜も商売に没頭して、師父の要求された三つもことも全くできなくなり、心身ともに疲れ果てました。このような状況がしばらく続きました。同修は私のために焦り、しっかりするように警告してくれました。私自身は心で焦っていましたが、やはり旧勢力の敷いた道を歩んでしまい、積極的にその形の妨害を打破しませんでした。

 1カ月後のある日、同修のお姉さんは私に話をしました。彼女は余所の同修と私のことを話した時、私が悟性は良いものの、常人の俗事に陥ってもったいないと言いました。相手は、悟性がよいと言うのになぜ俗事に纏われるの? どこが悟性がいいの? 要するに神になりたいと思うと同時に、人を放下しないことでしょうと反論しました。私は聞いて言葉が出なくなりました。お姉さんは、この同修がすでに8年放浪生活していることを私に教えました。私は穴があったら入りたくなりました。

  8年間家を離れているということは、常人の生活を徹底的に出ることで、家族を構わず、仕事を失い、全身全霊を大法に投げ込んで、まったく自我を放棄していることではないでしょうか。私はすでに10年も修煉した古い弟子であり、師父がとっくに法理を釈明されたのに、同修に棒喝され、本当に師父に面目がなく、同修に面目がありません。

 ふだんのことを考えてみると、同修達が切磋琢磨している時に自分の恐怖心を反省する時、私はよく心の中で笑い、私には恐怖心がない、私は堂々と大法の事をすることができると思い込んでいました。今突然分かりました、実は自分に恐怖心がないことは、自分が部外者として同修を評価していただけです。もし私が同修と同じく放浪して、同じように資料の製作や伝達をして、同修のように資料点の創立、強調に参与したら、私にやはり恐怖心がないと言い張れるでしょうか? 今の私は自分に恐怖心がないと言うことは、私が常人の事に没頭しており、常人の事をすることは迫害されないため、当然恐怖心がないわけです。なるほどです。

 以前、たとえ仕事が忙しくなくても、私は家に籠って学法、煉功し、そして利己的に同修が送ってくれた明慧交流資料を受け取り、毎週機械的に真相資料を配ったりしました。言いかえれば、自分はただのパートタイマーのようにしており、ただ金を稼がないだけで、その働きにより安心を得て、積極的にしたり、能動的に円容したりせずに形だけ毎週大法の事をして、自分を慰めていたのです。私は取り残されていない、私は大法を離れていない、大淘汰の時にきっと自分は残されるだろうと思い込んでいました。これはどれだけ不遜な考えでしょうか、私は師父と駆け引きをしており、師父をだまして、自分をいいかげんにしています。この考えは深く隠れており、今日やっと目覚めました。

 同修たちよ、くれぐれも警戒しましょう、10月9日の交流文で同修が書いたように、師父が私達に按排された道はただ一つ、それは修煉の道であり、私達は世の中に修煉をしに来ただけです。どの環境に身を置いて、どのような生活を過ごすかに関わらず、私達は修煉のために来ました。人を救い済度しに来ました。私達が神になりたいと思う時に人を放下しないことはあり得ないのです。常人の仕事(生活を含む)は人を救い済度することと比べて、どちらが重要なのかを間違ってはいけません。法を正す時期の大法弟子として、師父が私達に一本の道を按排されると同時に、旧勢力も私達に道を備えました。道はただ一つしか選べません。私達がどちらを歩むかは私達が決めることで、誰も代わりにすることはできません。

 同修の皆さんが目覚めて、積極的に師父の要求された三つの事に専念して、すべて師父に要求されたことを正しく選択するならば、全体の法を実証する情勢が大きく変わることができます。

  同修の棒喝は、迷った私を目覚めさせました。 

  2009年2月12日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2009/2/2/194713.html