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東京各界の有名人は神韻に感銘(写真)

(明慧日本)米国NY発の神韻芸術団は三度目の来日を果たし、2009年2月11日午後1時に東京昭和女子大学で公演の幕を開き、会場はほぼ満員となった。


 デヴィ夫人:「とても優美で優雅」

 インドネシアのスカルノ元大統領夫人で、現在タレント、コメンテーターとして活躍するデヴィ夫人が米国神韻国際芸術団・東京公演の鑑賞に訪れた。夫人は公演全般を通しての感想として、「とても優美で優雅で、皆が揃っていて非常によかった」と語った。

デヴィ夫人

 また、男性の舞踊も非常に高度な技術を持つ人が多いことに感心し、バックスクリーンもハイテクを使って非常に幻想的で良かったという。

 数多くある演目の中で夫人が一番気に入ったのは、白とピンクを組み合わせた、美しいスイレンを想像させる舞踊だった。 

 また、衣装について夫人は、「非常に考えて作られており、手を振る時の裾の広がりかたから、美しいシルクをふんだんに使っているのがわかる。袂がひらひらするのは蝶々が乱舞しているような感じでとても素敵だった」と感心していた。 

 さらに、女性たちは皆足が長く顔が小さくてよく揃っているところがとても良かったとし、肩を揺らした仕草と静かに足を運ぶ動作は日本人にはできず、中国の文化だと感じたという。 

 最後に、神韻芸術団が中国の伝統文化の復興を目指して公演を行っていることについて、「中国人としての誇りで、本当に素晴らしい文化を持っている。中国は世界最古の文化を誇る国で、海外でもその誇りと威厳を保つことはとても素晴らしいことだと思う」と語った。

 観光大使・舞踊芸術家:一日二回公演を鑑賞

 仲田清佑氏は、日本舞踊と琉球舞踊で15年のキャリアがあり、夫人である美智子さんは沖縄の観光大使で、琉球舞踏家であり歌手でもある。夫妻と友人はたいへん神韻公演を気に入り、11日午後の初公演を鑑賞し、引き続き夜の公演も鑑賞した。

観光大使・舞踊芸術家仲田清佑氏夫婦と友人

 仲田美智子さんは、「本当にすばらしい! 舞踊の中にストーリー性があり本当にすばらしい。2時間の公演の中にとても多くのストーリーが舞踊に溶け込んでおり、とても良かった。舞踊に調和したバックスクリーンもすばらしくて比類がない。今日私は神韻の公演に感謝でいっぱいで、涙がずっと流れた。本当にまた神韻公演を観たい。そして他の人にも推薦したい」と感激いっぱいで語った。

 公演が終わった後、座席に座ってなかなか会場を離れたくない仲田氏は、感動しながら語った。「私は涙で公演を最後まで鑑賞した。午後の一番目の演目に間に合わず、私はまた夜のチケットを買った。幸いなことに、一番目の演目を観るチャンスがまたある」。

 この観光大使をこれほど感銘させたのは『五千年文化の開創』という演目である。この演目は天国のある日のストーリーを表現した。衆神は主仏に従って人間社会に下り、中国古代の黄帝と文武百官に生まれ変わり、それから、中国五千年の文明が始まった。

 「演目全体のコーディネートはとても絶妙で、バックスクリーンで神が人間に下ることを表現し、そして映像と演者が一体となり、本当に素晴らしい、初めてこのようなシーンを鑑賞した」。

 美智子さんは、神韻を鑑賞して気持ちがとても良いという。「古代には神と人間は同時にいたことが分かった。人は悪いことをしてはならず、さもなければ、空が黒になる。公演が描いたのはこのような理想的な世界だ」。

 衆議院議員・松原仁氏:これまで観た公演より更に素晴らしい

 民主党所属の松原仁衆議院議員(52)は11日、神韻国際芸術団・東京公演を鑑賞し、バックスクリーンの設計や唐代女性の服装の流麗さに感銘を受けたという。

 松原氏は、何よりも「俳優たちが皆高い技術を持っており、舞台全体が崇高で、俗世の雑念を超越したよい芸術を見せてもらった」と称賛した。

 プログラムごとの印象では、全部が印象的だったが、日本人になじみのある『李白の傑作』をはじめとして、幼少時に読み親しんだ『妖怪を退治した孫悟空』が見ていて分かりやすく、印象深かったという。

 「李白の詩は、私も好きで読んでいた。李白はお酒がインスピレーションの素だったのだろうが、今日の公演にもあったように、全てのものからインスピレーションを得ていたのではないだろうか」と劇中の味わいを語った。

 また、中国古代の服装は、天神の服装を模したもので、舞踏プログラム『袖の舞』(扇の袖を大きく広げる)」では、古代中国女性の高雅かつ優美な面を表している。松原氏はその服装を身につけた女性の踊りにとても感銘を受けたという。

 最後に松原氏は、「公演全体を通して一体感が取れていて、これまで観た公演よりも更にすばらしかった」と神韻公演を高く評価した。

 東京都議員・古賀俊昭氏は神韻公演に感動 

 東京都議員・古賀俊昭氏は公演を鑑賞した後、「日本の文化と中国の伝統文化の間には似ているところがあり、実は、中国伝統文化は日本文化の兄である。しかし、残念なことに、中国本土で伝統的な文化はもうなくなった。思想の自由や表現の自由がない国の文化は、表面の形式だけで、内包がない」と語った。

 「神韻芸術団の演出は、再び中国文化の新しい内包を作り出しており、とても貴く、非常に意義が深い」。

 東京都議会議員の古賀俊昭氏と夫人が、神韻公演を鑑賞するのは今年で3回目だという。古賀氏は、「とても感動した。また最後まで公演を楽しんだ」と語った。 

 古賀氏は、今日全世界の金融危機の中で、「経済危機というよりむしろ精神危機の時代だと言うべきだ。神韻を鑑賞した後、人々は本当の危機が何かを考えなければならない」と独特な見解を述べた。

 「舞台を通して、人は何のために生きるのか、自分たちを支えているものは何なのか、それから自らの使命と役割をどう考えているのか、そういったことを考えさせてくれる舞台だったと思う。現在世界的な深刻な経済危機だが、それ以上に魂の危機だということに気づくべきだろう」と語った。

 一方、夫人は、鮮やかな色の衣装と手品のように変化するバックスクリーンに驚き、「まるで別世界にいたような気がする」という。また、「歌詞の内容も非常に格調高くてすばらしく、とてもよい時間を過ごすことができた」と感想を語った。

 2009年2月13日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2009/2/12/195355.html