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法を暗記するうちに自分をきれいに洗う


文/黒竜江省の大法弟子 雪蓮(仮名

 (明慧日本)私は1997年に法を得ましたが、本当に修煉を始めたのは2005年からでした。以前は法を勉強することを大事にしなかったので、法理の面から大法の貴重さがわかっていませんでした。ずいぶん遅れたので、ただ一生懸命に追いかけて、努力して法を学んで、法を正す進展に間に合うようにしたいと思っています。

  最近、『転法輪』を勉強して法理を悟ることが少なくなったのを感じていました。『正見週刊』を読むと、ある同修は『転法輪』を12回暗記して体得がありました。私も再び『転法輪』を暗記し始めることを決心しました。以前に2回暗記したことがありましたが、なかなか続けられませんでした。今私はすでに1回暗記して、受益がとても多いのです。いくつかの面から例を挙げます。

  一、雑念をきれいに洗う

  法を暗記し始めた数日間、頭の中に度々いくつかの雑念が出てきました。すべて十数年前に見た映画、テレビの中のシーンで、常人の生活の中での光景もありました。出てきたら排除しましたが、法を暗記しているのに、どうしてかえって通読するときより静かになれないのでしょうか? 同修と交流したとき、暗記に夢中になり、よくないものが自分の次元場の中に居られなくなり、出てきたことが分かりました。それらを絶えず排除して、数日経ったら、雑念はなくなりました。

  二、気づかない執着、欲望をきれいに洗う

  ある欲望は法を通読する時に感じることはないのに、今回法を暗記するとき、また出てきました。例えば食べること、遊ぶ欲望などがありました。修煉した後、これらの面での執着はあまり感じませんでした。ある日、法を暗記した時、修煉する前に好んだ焼肉を思い出して、やはり食べたいという欲望がありました。祝日には、時に旅行に行きたいという考えも出てきました。これらの念は法を通読する時にはなくて、今回法を暗記するとき、全部を隠すことはできませんでしたが、出てきたらきちんと排除しました。

  三、心性を修める

 法を暗記する時に、少しの人心もあるべきではなく、集中すれば、効果は最も良いのです。法を通読する時、普通は1日 2、3講を勉強しますが、法を暗記すれば、いつも遅く感じます。2回暗記し始めたことがありますが、なかなか続けられませんでした。今回は落ち着いて、心を静めて法を暗記しました。しかしある時にはまたページ数を数えたくなりましたが、自分を制御して、焦る心を消して、だんだんに耐久力と忍耐ができました。

  四、自己に対する執着を捨てる

  今回、法を暗記するに際して、放棄した一番の執着は自己に対する執着でした。「修は己にありて、 功は師にあり」という法を何度も暗記しましたが、今初めて悟りました。幸運にも大法を修煉する人は、この修煉の門に入ってから最後に円満するまで、すべて師父の按排を頂いて、師父が働いて、加護してくださいます。修煉する人はすぐに自己に対する執着を放棄すべきです。この執着は一番の障害だからです。師父の按排に従って歩くべきです。法を学ぶならば、静かに勉強すれば、知るべき法は、師父が自然に知らせてくださいます。正念を発したら、師父は私達に力を与えてくださり、そして私達に思い通りに運用させます。人を助けるとき、師父は縁がある人を目の前まで導いて、縁がある人に真相を伝えます。心性を高めるためのすべての関はみな師父によって按排されています。ほかの見えない次元では、師父が私達のためにすべてやってくださいました。すべてのすべては師父が与えてくださったのです。私達はすこしの顕示心、歓喜心もないはずです。

  法理が分かった後に、顕示心、人の上にいる心、歓喜心、闘争心などが浮き出てきたら、早めに感じることができて、更に内に探すことができました。

  五、法を暗記すれば、他の二つの事はもっとよくできる

  法を暗記してから、正念を発したら、前より遥かに静かになれて、エネルギーはさらに大きくなりました。特に夜の十二時に正念を発すると、さらに集中できました。真相を伝えれば、心はさらに純粋になり、またさらに使命感と栄耀感を感じました。

 六、法を暗記すれば、人心を見つけやすく、早く排除できる

  法を暗記することで心身を更に法の中に溶けこませることができ、法と一致しない念が出てきたら、瞬間に捉えて除き、これらの悪い物を自分の次元場におきません。その時たとえどの執着心かはっきり見分けることができないとしても、ゆがんだ考えは利己的なものだからです。更に深く掘ると、そのゆがんでいる考えはどの人心であるかを探し出せます。このようにすれば高まることが速く、常に法によって自分を正す微妙感を感じます。

  法を暗記することで最も速く、最も徹底的に自分の次元場の執着、欲望、観念などすべての法に合わない古い宇宙の悪い物を一掃できることを体得しました。法を暗記するうちに、自分が法に押されて飛ぶように速く高まっていることを感じました。何度も師父の無量な慈悲を感じて、何度も涙が抑えられず流れました。

  1回『転法輪』を暗記しても、私はたくさん受益しました。これも私がこの次元で知っていることだけです、他の次元での自身の変化は想像することができないのです! 精進に励むことで、師父の慈悲なる苦度を無駄にしません。根気よく法を暗記し続けさえすれば、自分の空間場がますます清浄になり、すべて法に合わない古い要素は強大な仏法によって滅し尽くされて何も残らないことになり、ますます新しい宇宙の標準に合い、無私無我の覚者になって、師父に従って新しい宇宙のすばらしい郷里に戻ります。

  今の段階で覚ったたことだけなので、間違いのところがあれば、同修の慈悲のご叱正をお願いします。

  2009年2月15日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2009/1/31/194570.html