日本明慧
■印刷版   

「あなたたちがここにいて、よかった」(写真)

(明慧日本)5千万の民衆が中国共産党のすべての組織から脱退することを声援し、中国共産党の法輪功に対する残虐な迫害を暴きだすため、ドイツ・ハンブルク(Humburg)の法輪功修煉者は市の中心部にあるにぎやかな歩行者天国のスピター大通り(Spitaler Strasse) でインフォメーション・デーのイベントを催した。

人々は署名して中国共産党の法輪功への迫害に反対

 展示テーブルの上に各種の資料や書籍、中国共産党の人権迫害に関する国連の報告書とドイツ政府に提出する署名用紙などを整然と並べた。展示テーブルの後ろに、白地に黒い文字で書かれた「脱党支援サービスセンター」の大型横断幕があり、その側に1セットの模擬手術台で、1人の医者を装った人が冷たくてきらきら光るメスで「患者」の心臓部の皮膚を「切り取る」瞬間の場面があった。

 一群の学生は血だらけの生体臓器狩りの模擬手術台を見た時、みな驚いてぽかんとしていた。これが、中国共産党が法輪功修煉者の臓器を生体から摘出し売りさばくことの模擬実演であることを知った時、みんな「なんと恐ろしいこと!」、「本当に吐き気がして、どうしてこのようなことができるのか」、「これはまったく人間のすることではない」と思わず心の声を打ち明けた。1人の女子学生は一束のチラシと署名用紙を求め、学校で迫害制止の署名集めを手伝うと話した。

 法輪功修煉者の長期にわたる活動のもとで、民衆は次第に迫害の真相を理解するようになった。ある若者は展示ブースに来て、法輪功の煉功拠点はどこにあり、どうやって現地の修煉者と連絡が取れるのかと尋ねた。彼は、中国共産党の法輪功に対する弾圧と誹謗は恐れる心からの振る舞いで、人々に思想の自由があると制御できなくなることを恐れていることを知っている。彼は、「中国共産党はいくつかの宗教を恐れ、特に法輪功をなおさら恐れています。法輪功は人に自分の内面から修め始めるように教えており、私が以前接した宗教のように、ただ表面上のものとは根本的に違いますから」と語った。彼は功法を学ぶ方法を聞くと、嬉しそうに去って行った。

 修煉者はある老婦人にチラシをわたして、彼女に、私たちはここで中国共産党の法輪功への迫害の真相を暴露しており、5千万の中国人が中国共産党のすべての組織から脱退することを声援していると教えた。老婦人は、「このようにして何の意味があるのですか」と納得できないように言った。「もちろんあります。中国共産党の本質を知る人が多ければ多いほど邪悪の力はますます弱くなります」と言うと老婦人は、「なるほど、それで私に何ができますか」と聞きました。「私たちの署名用紙に署名し、ドイツ政府に中国共産党の人権迫害を厳しく非難するように呼びかけることができます」と言うとすぐに、「え! 私は署名します」と言い、去る前に老婦人は、「あなたたちはよくやっていますね。ありがとう」と言った。

 夜が訪れて、修煉者たちが片付けている真最中に、通りかかった若い人は模擬手術台をぼんやりと見ていた。修煉者が前に出て1枚のチラシを渡すと、彼は「このすべては本当ですか?」と尋ねた。もともと彼はすでにドイツ語のテレビ番組で、中国共産党が生体から臓器狩りをしていることを聞いたことがあり、ただ信じる勇気がなかっただけだという。1人の西洋人修煉者は彼に、すでにこれらの犯罪が毎日のように中国で発生していることを証明する確実な証拠があると話した。「それで、私はどのようにしてそれらを制止することができるのですか」と青年は聞き、返答を聞くと直ちに署名用紙にサインを入れた。

 行く時に彼は振り返って修煉者に向かって、「私は本当に・・・、あなたたちに感謝します。あなたたちのしたことに本当に感謝します。あなたたちがここにいて、本当によかったです」と言った。彼が去った後、西洋人修煉者は記者に、「毎回活動をしていると、みな人々の変化が大きいことを感じます。今日は何人もの人が皆ありがとうと言いました。私たちは本当に彼らの(真相を理解する)ために更に全力を尽くすべきです」と感慨深く語った。

 2009年2月17日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2009/2/16/195584.html