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福建省:阮愛銀さんは強制的に内臓を切除された

(明慧日本)阮愛銀さん(48才女性)は福建省寧徳市金涵郷に在籍。1999年7月以来、阮さんは法輪功修煉を放棄しないため、何度も寧徳市蕉城公安局国保大隊の警官に連行され、現地の裁判所に強制労働の判決を下された。労働教養所や刑務所で服役中、阮さんは様々な非人道的な苦難や虐待を受け、臓器を強制的に切除された。

  下記は阮さんが迫害された大体の経緯である。

  一、福建省女子労働教養所における強制的内臓切除などの迫害

 2001年7月、阮さんと娘は北京へ陳情に行った際、警官に強制送還され、15日間寧徳市留置場で拘禁された。2002年、また陳情に行く恐れがあるという名目で、阮さんは再び蕉城区公安局国保大隊の警官に連行され、周寧県の留置場で44日間拘禁された後、寧徳市留置場に移送され、3日間の拘禁を経て、寧徳市の共産党メンバーに1年間強制労働させられ、福建省女子労働教養所に送られた。

 同所では、女性受刑者が警官の指示により阮さんを罵り、侮辱、体罰、睡眠を奪うなどの手段で迫害を加えた。女性受刑者は残忍に殴ったり蹴ったり、長時間しゃがんだりさせたので、阮さんは腹の右側に激しい痛みが起こり、立てなくなった。

 阮さんは福建省建新病院(法輪功迫害の専門病院)に送られ、20日間のいわゆる「治療」という迫害を受けた。この病院で、阮さんの許可もなく強制的に手術され、ある内臓を切除された。なぜ強制的に手術したのかと聞くと、手術課の課長は「お前の胃に穴が開いており、手術が必要だった」と告げ、しかし、手術関係の証明書はどうしても提示しなかった。

  阮さんは極度に衰弱し、一時出所でき、家で3カ月間休んだ後、再び労働教養所に送られた。阮さんは法輪功修煉をどうしても放棄しないため、再び酷い迫害を受けた。手足を手錠や布で、鉄のベッドの上に縛られ、殴られ、何度も血を吐き、三度も建新病院に送られた。病院で阮さんは28日間断食して抗議し、強制的な灌食などに抗議し、そして、「法輪大法は素晴らしい」と大声で叫んだりして、結局、刑期満了で釈放となった。

  二、福建省女子刑務所、寧徳市精神病院における残酷な迫害

  2004年9月、寧徳市蕉城国保大隊に、すでに連行された他の8人の法輪功修煉者と共に真相チラシを配布した疑いで阮さんは再度連行された。寧徳市留置場で7カ月拘禁された後、2005年4月、裁判所に不法に5年の判決を下され、福建省女子刑務所に送られた。ちなみに、他の8人はそれぞれ4年から7年までの判決を下された。

  刑務所で、阮さんは相変わらず両手足を手錠、足かせで鉄のベッドの上で縛られ、トイレや洗面、食事以外は、外してもらえなかった。このような迫害に対して、阮さんは十数日間の断食をして抗議した。しかし、刑務所側はこの抗議行動を「心神喪失」とみなし、阮さんを強制的に寧徳市精神病院に移送して迫害した。

  精神病院は阮さんに強制的に高血圧の薬を飲ませ、飲まなければこめかみのつぼにスタンガンで電気ショックを与え、暴力的迫害を加えた。阮さんが生命の危険に晒された時、当局は慌しく家族から6000元をゆすり取り、一時的に家へ帰らせ、15日後また病院に戻らせた。

 2009年1月21日、阮さんは家族の迎えに応じて家に帰ったが、2月7日、やむを得ず家を出て放浪し始め、現在消息不明である。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

  2009年2月17日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2009/2/15/195495.html