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北京女子労動教養所で目撃した迫害

(明慧日本)法輪功修煉者が北京市労働教養の派遣センターから北京女子労動教養所に連行される時に、労動教養所はいつも緊張する。教養所は事前に法輪功修煉者の年齢、学歴と現地「610弁公室」の評価を調べて、それから警官を配置して1対1で洗脳を行う。

 法輪功修煉者は北京女子労動教養所に連行されてから単独で拘禁され、「三書」を書くことを求められる。「三書」を書かない人は翌日朝2、3時にやっと寝られ、5時に起床する。看守はよく時計を隠して、法輪功修煉者に時間を知らせないようにした。たとえ「三書」を強いられて書き出した人がいるとしても、看守はその人が積極的ではない、自ら進んで書いたのではないと判断したら、それでもこの人に対して睡眠時間を減らし、あるいは立たせたり、じっと座らせたりして罰する。実際、心身ともに弱まらせて少しずつ屈服させ、修煉の意思を挫けさせようとする。

 若くて、知識層の法輪功修煉者に対してはもっと厳しく、個別で重点的に監視を付けて、だれも見られない部屋の中で単独に拘禁し、そして観察する。昼間は監視モニターをつけて、窓をしっかり新聞紙で防いで風も通らない廊下で、法輪功修煉者に長時間高い椅子に座ることを強制し、じっとして動かないようにし、胸を張って腰を立て、頭を上げて、ずっと深夜まで続ける。高い椅子に座って、長時間経つとすねや太ももが全部水腫れになる。看守らは「規範に従って座れ、我々は人を殴らず罵らないで、文明的に法律に基づいて執行する」と言い触らしている。警官によると、これがも上からの指示だと言う。

 労動教養所の監視役の大部分が麻薬中毒者であり、悪辣な警官らはいつもこれらの中毒者達が居心地よくなりたいという気持ちを利用して、彼女たちを自分の工具とした。そして陰で指示を出して、彼女たちに監視させる。表面上で法輪功修煉者に規範を守らせているように見えるが、実際には手を出して法輪功修煉者を殴らせる。以前悪名高い専攻隊にいた麻薬中毒者の話によると、「どうして長い間転向しない法輪功修煉者が、そこに送り届けられるのか。このような方法で、部屋の扉、窓をすべて新聞紙で封じて、昼も夜も分からないようにする。食事もたくさん与えず、トイレに行かせず、他人に見られないようにする。」高い椅子に座ることは、胸を張って頭をあげて、じっとしなければならない。3人の麻薬中毒者が交替で1人の法輪功修煉者を監視する。その任務はただ法輪功修煉者が居眠りをした時に、暴力を振るうことである。注意することを口実にして、本を持って視線を遮断しながら胃、肩、背中を殴る。表面上では見えない。

 労動教養所は法輪功修煉者の無償の労働力を使って、鉄道局の仕入担当と結託して、毎年鉄道の従業員のために夏の茶、リョクトウ、白砂糖を包装し(衛生条件が悪くて、今は白砂糖の包装を止めた)、中秋節、新年および他祝日の食品を加工する。特に仲夏の天気に、ひどく暑い天気にマスク、帽子をかぶらなければならない。労動教養所の各大隊は生産高とノルマのために急ぎ、労働教養所の人員の昼食時間は短くし、休みは少しだけで、またすぐに労働を酷使する。一日酷使された後、年をとった法輪功修煉者達は疲れすぎで晩に眠れず、トイレに行ってもしゃがみ続けることができず、手すりに捕まらなければならない。包装をする時に汚れがひどく、洗ってもきれいにならない。一部の修煉者はさらにお茶を詰めるのにアレルギーになった。また毎日同じ動作で包装したため、手首全身すべてが痛くなった。司法労働局の規定によると、労働は報酬をもらうべきであるが、しかしここでもらった報酬はほとんどない。一番多くてもは3ヶ月の労働で70元しかもらえなかった。

 2009年2月20日

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2009/2/4/194830.html