日本明慧
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風雨の中で法を実証し、衆生を救い済度する


文/吉林市の大法弟子 風縁

(明慧日本)

 一、恐れる心を放下し、全体を協調する

 2004年末、私は姉と家で資料点を設立しました。主に姉が資料を作って、私は外で配布します。姉は仕事があるので、たまに私が資料作りを手伝いました。簡単なものなら、私もできます。一部の資料は姉が出来合いのものをダウロードしていたので、パソコンをつけてからプリントすればよいのです。ときどき、自分で資料を探してプリントしますが、時にはコンピュータにいらないものが出てきました。私はパソコンについてよく分からず、姉のほうが私より詳しいのですが、それでも限られています。姉が「これから、勝手にさわらないで」と言いました。

 この話はたいしたことではありませんが、私にとって衆生を救い済度することの障害になりました。姉が仕事に出た時、いくつかのことをしたくても、姉に怒られることを避けるため、やめることにしました。これは人心だと私はよく知っていますが、いつも口実を探していました。しかも、心の中で必ず姉と協力して、トラブルを絶対に起こしてはだめだと思っていました。

 数日前、同修と交流しました。同修は、「それは恐れる心ではないの? あなたに、人に何か言われると恐れる心があるのです」と言いました。一言で目が醒めました。夜、学法をした後、私は内に向かって探してみました。どうやら、表面では姉の一言が私を妨害してしまったように見えますが、実は私の心が自分自身を妨害しているのです。師父は、修煉の中ですべて取り除くべき人心は皆壁である、と精進要旨の説法でおっしゃっていました。この件を通して私は、衆生を救い済度することにおいて不必要な損失をもたらしてしまいました。師父が同修の口を通して、私に警告を与えてくださったことに感謝します。私に、自分の執着を見つけさせ、自分を妨害する根源を見つけさせてくださいました。人心を放下してから本当に、自分を覆う殻がなくなったような気がしました。

 二、師父と法を信じ、家庭の魔難を突き破る

 旦那はお酒好きな人です。お酒がないとお碗も持てません。酔っていないときは、何を言っても気にしませんが、お酒を飲むと、酔っている勢いでけんかを売っていました。会社でのつらいことや、どこかで嫌な思いをしたことなど、家に帰ってお酒を飲んで全部叫んでいました。無視して黙ってはならず、夫の言っていることに同調しなければなりませんでした。私は時には殴られたり、罵られたりしていました。たまに我慢できないときは旦那と口論しました。旦那はすぐ「まだ法輪功をやっているなんて、明日からやめろ」と言われて、下品な言葉がすべて出てきました。まるで、法輪功を学んでいるから、彼にいじめられたり、管理されたりするのは当たり前のことのようです。

 最初の時は苦しみに耐え、ただ涙を流していました。心で仕方ないと思い、前世で彼に借りがあったかもしれず、それなら返すしかないと思っていました。しかし耐えれば耐えるほど、彼はますますひどくなりました。家のお金を自由気ままに使い、たばこ、マージャン、お酒などに使い果たし、家のことはすべて私がやっていました。それでも彼は満足せず、私をよく殴り、子供まで殴っていました。子供は10歳になりますが、小さい頃から私と一緒に学法をし、よく大法の奇跡を体験していました。旦那は子供が法を学ぶことにまで反対し、息子はいつも父に殴られて育ちました。

 このようにして、この魔難の中に陥ってしまいました。私は内に向かって探して、自分はどこが間違ったのか考えました。同修と交流して、旧勢力が彼を利用して、私を妨害し、破壊しているのだと同修は思いました。ですから、私はこれまでの考えと態度を変え、夫とコミュニケーションをとり始めるとともに、このことの背後の邪悪な要素に対して正念を発して取り除きました。同修の姉も助けてくれました。私も実際に行動して、大法のすばらしさを証明し、大法を学んでいる人はみんないい人だと夫に理解させました。大法は人を救い済度することを夫もだんだん分かってきて、自発的に少先隊から脱退しました。そして、一番尊敬している人は師父だと夫は言いました。これらのことが証明したのは、私たちは師父を信じ、法を信じさえすれば、乗り越えられない関はないということです。

 修煉の中で、ただ夫からの関を乗り越えることは難しいだけではなく、義母からの魔難はもっと胸をえぐられました。義母は何でも学ぶ人なので、あちこち学んで自分にもめちゃくちゃになっていました。いつも宇宙語とか変な話を言っていました。義母は私を見るたびに機嫌が悪くなりました。私たちはどんな因縁関係があるかよく分かりません。義母は夫が私に優しくするのを見ると怒っていました。よく夫を挑発し、私とけんかして、「わたしは夫のことを害している」とまで言っていました。最初のとき、邪党の政府の宣伝を信じており、夫は義母の言うことを信じました。私を邪魔して、法を学ばせませんでした。それでも、私は善意で大法のすばらしさを教えました。夫は私をしばらく観察し、彼を害するようなことはないと分かりました。その後、義母は地方から帰ってくると、精神がぼんやりして、主意識がはっきりしていませんでした。夜中に大きな声で叫び、よく朝まで叫んでいました。ごみを一袋一袋拾って帰ってきて、オンドルの上に置いたり、布団に大小便をしたりしていました。私は義母を嫌がることはなく、大法の要求通りにしていました。毎朝、義母は布団をかぶったまま私を罵ってきましたが、心性の試練として、義母と争いませんでした。意識がはっきりしているときに、義母に「人間は万物の魂であるから、それらの動物にコントロールされると、かわいそうです」と言ってあげました。大法はすばらしいと唱えさせましたが、言わなくても、私は急ぎませんでした。義母の考えに合わせて諭しました。真、善、忍に従って行う人には福があります。真、善、忍この三文字はどんなにいいことでしょうか。あなたはあなただから、邪は正に勝てません。義母は認めました。善で感化させ、大法を学んでいる人はみんないい人だと最後に分かってくれて、ついに大法を反対しませんでした。たまに前の状態に戻るときがありましたが、はっきりしている時が多くなりました。

 風雨の中、この数年間の修煉の道を歩いてきました。この中のつらさと苦しみはこれだけではありません。師父は私のことを大変気にかけてくださって、私は今日まで歩くことができました。私がだんだん成熟し、理知的になってこれたことを師父に感謝いたします。この永久の機縁を大切にして、もっとたくさんの衆生を救います。

 2009年2月21日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2009/2/7/195028.html