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沈陽司法局の圧力に負けず、10人の弁護士が法輪功修煉者の無罪を主張

(明慧日本)遼寧省沈陽市皇姑区裁判所は2月6日、不法に呉業鳳さん、鄭毅さん、藺懐宇さん、趙国良さん、蔡宗斌さん、劉桂鳳さんたち6人の法輪功修煉者に対する裁判を開廷した。10人の弁護士が6人の法輪功修煉者たちのために無罪弁護を行った。今回の案件に参加したすべての弁護士は、司法局と裁判所から、決して無罪の弁護をしてはならず、上が決めたことを変えてはならないという脅しの電話を受けた。

 情報によると、裁判所は北京の関係部門に対して、北京の弁護士の身分および住所を調査しようとしたが、北京の弁護士事務所はそれを断った。弁護士たちは、このようなやり方は法に則っていないものであるとして、最後の最後まで抗議した。

 裁判所は、不法な裁判を受ける予定の法輪功修煉者の家族に対して、開廷当日は一人の家族のみ入廷が許されるとし、その他の入廷は許されないとの通知を送った。家族はこれに対して、「公開裁判ではありませんか、国の法律では18歳以上で、身分証を持つ成人ならば傍聴できるとしているのに、なぜ家族の傍聴を禁止するのか」と問いただした。裁判所は、それ以上言い返せなかったことからも、不法なことをしていることを自覚して行っていることが分かる。

 中国のオリンピック開催前後、沈陽市では100人前後の法輪功修煉者が不法に逮捕された。上述の6人も、この期間中に不法に逮捕された。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 2009年2月21日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2009/2/7/195013.html
(英語:http://www.clearwisdom.net/emh/articles/2009/2/19/104942.html