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神韻広島公演、奥深い芸術に感動する観衆(写真)

(明慧日本)神韻国際芸術団は名古屋公演を終え、日本第3番目の都市、国際平和都市の広島へと移った。2009年2月15日、ALSOKホールで披露された中華神伝文化の公演は、広島の政治家、芸術家の人々を陶酔させ、深く感動させた。
神韻国際芸術団の演技に酔いしれる広島の観衆
神韻国際芸術団の演技に酔いしれる広島の観衆


 広島県議会議員:「研ぎ澄まされた芸術性の高さに感動した」

 この神韻日本公演に、広島県議会議員・石橋良三氏は祝辞を寄せ、その中で「多くの方々にこの優雅な神韻芸術団の舞台を見て頂く事が、経済発展により置き去りにされてきた我が国の伝統文化の再興にもつながってくると期待していると共に、中国国内においてもこのような伝統文化が甦る日が来ることを切に願っております」と述べている。

 広島公演夜の部の前半を終えたところで、石橋氏とご夫人に感想を聞いた。「研ぎ澄まされた芸術性の高さに感動しました。同時に、最初の演目にお釈迦様が出てこられましたが、アジアの大きな歴史と文化の流れを受け、またその恩恵を受けて日本文化もあるという連続性を感じて、日本人として大変嬉しく思いました。孫悟空や三蔵法師のお話などは、私も子どもの頃から親しんでおり、日本人で知らない人はいないくらいですね。司会者のお二人も良かったです。テノールやソプラノの歌手による独唱も、特に歌詞がすばらしくて感動しました」。

 中国の法輪功迫害に関する演目について、石橋氏は次のように述べた。「演目の背後に、あのような残酷な人権迫害が中国にあることを、多くの観客が感じ取ったと思います。しかし私は、今のような迫害の状況がいつまでも続くとは思っていません。どうかしっかりと信念を貫いてください。我々は応援いたします。広島は世界平和の中心ですので、この広島で神韻公演がおこなわれた意義は非常に深く、神韻を世界にアピールする良い機会だと思います。その努力をされた皆さんに敬意を表します」。

 また石橋氏のご夫人は、次のように述べた。「初めて見せていただきましたが、皆さんの情熱をとても感じました。映像の美しさと、皆さんの洗練された練習の成果を十分に見せていただきまして、ありがとうございました」。

 広島市議会議員:「李白の舞踊劇は卓越した演出で魅力を十分に伝えた」

 公演を鑑賞した広島市議会・田尾健一議員は、「李白は私の大好きな詩人。その李白を取り上げた舞踊劇は、その魅力を十分に伝えてくれており、より一層李白が好きになった」と卓越した演出でストーリー性を高めていることに感嘆した様子だった。

広島市議会・田尾健一議員

 世界で唯一核兵器の被災都市である広島市民の平和への希求は、どこよりも強い。田尾議員は「(中国で法輪功を続ける)父親を暴力で失った家族の舞踊劇が演じられたが、家族が平和に暮らせる世の中が一番大事だ」と強く語った。

 神韻公演のテーマである「天上から伝えられた文化」について、田尾議員は「日本は古来からすべてのものに神が宿ることから、どんなことも敬い、大切にしてきた。子や孫たちにもすばらしい環境を残していきたい」と述べた。

 舞台については、「踊りや歌、すべてがすばらしかった。わたしは詩吟をやっているので、漢詩に興味があり、特に、李白が大好きだ。ストーリー性を作りにくいテーマを見事な舞踊劇に仕立て上げ、本当にすばらしい。これまで以上に李白が好きになった」と、演目『李白の傑作』を激賞した。

 中国キャリアコンサルタント研究会代表:「神韻は正しいものを伝えている」

 NPO法人中国キャリアコンサルタント研究会の代表・香川清さんは15人のメンバーと一緒に公演を鑑賞した。香川さんは、神韻芸術団が伝えようとしているのは非常に正しいものであり、私はこの伝えようとしていることを非常に強く感じると同時に賛同している、と話した。

 NPO法人中国キャリアコンサルタント研究会は、地元の留学生に対して就職を支援する団体である。その代表である香川さんは、中国の文化をしっかりとさらに理解し、中国人とのコミュニケーションをより良くするため、今回の公演を見に来たという。香川さんは、公演は中国の古代から現代に至り、時空を超えていて、私たちの中国に対する理解を非常に助けてくれる、と強調した。

 香川さんは、神韻芸術団が発足して3つの団にまで発展し、世界80以上の都市を巡回していることに驚きを隠せなかった。神に対する信仰を持つことは人類にとって非常に重要であるということに賛同している香川さんは、今日の公演の踊りからダンサー達の確固たる信念と力が感じられる、と述べた。

 最後に、香川さんは、ご夫人と神韻芸術団への謝意を述べた上、来年も再び神韻公演を広島で上演するならばまた見に来ると話した。

 2009年2月21日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2009/2/16/195604.html