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吉林女子労働教養所:李秀紅さんは8カ月間も縛られている

(明慧日本)吉林省長春市の黒嘴子女子労働教養所の警官は、法輪功修煉者・李秀紅さんの煉功を阻止するため、終日24時間縛ったままの状態を8カ月続けている。李秀紅さんの家族は李秀紅さんの身体と精神状況がこのままでは命を失う危険があると心配している。

  労働教養所側は、彼女を縛らないと彼女が継続して煉功することで、他の法輪功修煉者の学法や煉功を励ますことになるので、このまま彼女を釈放すると、他の法輪功修煉者も真似をしてしまい、大変な事になると考えている。もし彼女が10日間、学法と煉功をしないことを保証すれば釈放するという。労働教養所側は李秀紅さんの家族を「説得」して、李秀紅さんに煉功させないことが可能か、このまま縛り続けると身体が崩れてしまうので、皆で説得しようと持ちかけた。李秀紅さんの家族は、李秀紅さんの身体がこのようになったのは労働教養所での迫害によるもので、学法や煉功したせいではないと判断し、労働教養所側のいわゆる「説得」を拒絶した。

 吉林省通化市の法輪功修煉者・李秀紅さん(35)は、2008年4月23日午後4時頃、二道江山上派出所の警官2人により自宅から連行された。悪らつな警官は李秀紅さんの家に行き、身分証を確認すると言いながら不法に家財を没収して連行し、同年6月10日に長春黒嘴子女子労働教養所一大隊に送り、迫害を続けた。

  労働教養所で翌朝、李秀紅さんが起床して煉功すると、たちまち警察が同時に5個のスタンガンで1日電撃した。この電撃で李秀紅さんは身体も心も大きな傷害を受け、身体が衰弱しおた。

  それからの1カ月間、邪悪な警官は昼は12時間、李秀紅さんの両手を吊るし上げ、夜は12時間ベッドの上に縛っていわゆる「制限」を行った。1カ月後、李秀紅さんの身体状況は継続して悪化したにも関わらず、警官は24時間縛り、この文章を書いている時もまだ縛ったままだった。

  李秀紅さんが縛られている期間中、飲食、大小便は他人に頼り、生理が来ても自分で生理用ナプキンをすることも許されず、また、お風呂に入ることも許されなかったため、全身から悪臭がしてしまうほどだ。

  2008年11月、家族が面会に行った時、李秀紅さんが所在する大隊の厳大隊長は家族に、李秀紅さんを半年以上も縛っているため、このままであれば身体障害者になると言った。

  2009年1月19日に家族が面会に行った時、李秀紅さんはもう直立できなくなり、声も出なくなり、極度に衰弱していた。家族は労働教養所の馬所長と田所長に状況を説明した。2009年2月上旬、李秀紅さん所在の大隊の管教員は家族に、李秀紅さんは骨と皮ばかりに痩せこけて、毎日1回しか食事ができなくなり、このままであれば鼻から食物を注ぐしかないと知らせた。

  中国の労働教養法規によると、労働教養所では逃走と悪性事件以外にスタンガンを使用してはならず、縛ることも規則違反である。長春市黒嘴子女子労働教養所での法輪功修煉者における迫害暴行は、人を非常に憤慨させるほどにまで達している。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

  2009年2月23日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2009/2/21/195847.html