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黒龍江省、陝西省:2人の法輪功修煉者が迫害により死亡

(明慧日本)

 黒龍江省の法輪功修煉者・トウ玉霞さんが迫害により死亡

 黒龍江省伊春鉄力市の法輪功修煉者・トウ玉霞さんは、不法に労働教養の判決を下され、教養所で心身ともに深刻なダメージを受け、2008年8月、冤罪の晴れないままこの世を去った。享年43歳。

 トウさんはもともと学校の長距離選手であった。90年代、家族の多くの病気が一向に良くならないため、一家の収入は高価な医療費を支払い難く、赤貧洗うがごとしであった。トウさんが97年頃に法輪功を修煉し始めた後、家族は間接的に恩恵を受け、元気になり、多額の医薬費を節約し、それによって家庭も豊かになってきた。

  中国共産党が法輪功への迫害を開始した後、トウさんの住んでいる住民委員会の主任が現地の派出所に告発し、派出所、市「610弁公室」がトウさんを強制連行し、不法に留置場に拘禁した。トウさんは断食で不法な拘禁に抗議したが、邪悪な共産党は更に1年半から2年の労働教養を下し、ハルビン女子労働教養所に拘禁した。同教養所での邪悪な迫害により、トウさんのもとの健康な体は障害され、その上、高血圧を発症した。

  第1回の労働教養処分から釈放された後、トウさんは2005年9月28日、ほかの法輪功修煉者と一緒に体験交流会を行ったため、再び中国共産党に不法に連行され、鉄力市第一留置場に拘禁された。留置場では拘禁者にマッチ箱を糊で貼る作業を強制し、作業量は1人1日4千個であった。厖大な労働量、品質の悪い食事は、すでにハルビン労働教養所で迫害を受けたトウさんのやせこけた弱々しい体(高血圧でもある)にはさらに負担となり、そのため健康を徹底的に害してしまった。

 トウさんは不法に2年の判決を下され、2007年9月に釈放された時、体は衰弱し、2008年8月、病院で亡くなった。 

 陝西省の姚景明さんは労働教養所で迫害され死亡

 陝西省勉県九冶(冶金部第九建築据付工事会社)を定年退職した姚景明さん(70代)は、2003年2月、ほかの5人の法輪功修煉者と共に、勉県「610弁公室」の警官・胡軍建、高小波、蒋宝生、王雪成などに強制連行され、自白を強要された。そして不法な労働教養処分となり、陝西省鳳翔県棗子河労働教養所に送られ、引き続き迫害された。

  同教養所の生活チームでは、姚さんは修煉を放棄しないため、ずっと刑務所の警官に暗い「小屋」に隔離され、何人かの麻薬中毒者と共に拘禁され、恐喝された。長期にわたり睡眠を許されず、また長期にわたり片足でしゃがまされた。それにより姚さんは全身がむくみ、足の爪がすべて黒くなった。

 教養所に入ってから3カ月後、姚さんは迫害され危篤状態に陥り、担架で教養所から担ぎ出された。勉県の家に帰った後、ほどなくこの世を去った。

  2009年2月24日

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2009/2/24/195999.html