日本明慧
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卻(かえって)心悪き人自ずから敗れる


文/黒龍江省の大法弟子

(明慧日本)私の家は小さな資料点で、私は真相DVDの製作を担当しています。以前は同修がDVDを購入して持ってきてくれていました。しかしこの間から同修は「各自の修煉の道を歩むことを妨げることになるので、もう購入できない」と言い出しました。当時私は心中不愉快でしたが、何も言いませんでした。しかし心の中では、「私を手伝ってDVDディスクを購入するのもあなたの威徳を樹立することなのに、あなたの心性もこの程度なのか」と思っていました。

 その後、私は自分でDVDディスクを購入することになり、DVDを製作しながら思いました。「私が購入したDVDディスクの方が質がよく、値段も安い。同修が買ってきたDVDディスクは見た目がよくない」。また、同修がDVDディスクの購入を拒んだことを根に持ち、DVDを焼きながらもくよくよ思っていました。

 焼き終わったDVDのチェックをしたとき、びっくりしました。できあがったDVDの半分が失敗作だったのです。私はもう一度試みましたが、同じ結果で何枚ものDVDディスクを無駄にしてしまいました。私は機械を止めて、発正念をしながら内に向かって探して見ました。以前同修がDVDディスクを購入してきたときは、このようなことがありませんでした。私が購入したDVDディスクは品質保証つきで、返品が効きます。しかしどうも品質の問題ではなさそうです。きっと私の心性に問題があり、邪悪に隙に乗じられたに違いありません。私は順番に探して見ました。すると、自分には恨み、顕示心、闘争心などのよくない心がたくさんあるではありませんか。これらの汚い心をもったまま法を実証することなどできるのでしょうか。

 私はすぐ懺悔し、強大な正念を発し、邪悪の妨害を取り除き、心を改めました。もう一度作業を始めて見ると、製作したDVDは何の問題もありませんでした。

 このことを通じて、私は深く体得しました。一つの考え、一つの念においても法に従わない場合は邪悪の迫害を受けることになるのです。人心を取り除いてこそ、行ったことも最も神聖なものになるのです。これは私の浅はかな体験ですが、不適切なところは同修の慈悲なるご指摘をお願いします。

 2009年2月26日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2009/2/24/196025.html