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正念は求めて得られるものではない

（明慧日本）しばらくの間、私は外出して真相資料を配布し、中国共産党からの脱退をすすめるなどしています。いつも「師父よ、弟子の正念をご加持ください。これらの資料の作用をご加持ください。これらの資料が100％縁のある人を救い済度できるようご加持ください」と唱えていました。しかし今日、私がこのように唱えていると、ある小さな声が聞こえました。「求める心を持ってはなりません。」私は少し驚き、私は求めているのか、私は何を求めているのか、と考えました。師父はかつて説法の中で、純粋な心構えの時に行った時は最もすばらしいことである、とおっしゃいました。私たちの人を救う時の心構えは本当に純粋なのでしょうか。私は師父に、自分の正念へのご加持を求めれば、まるで自分が落ち着くかのようでした。「修は己にありて、功は師にあり」という師父の説法を忘れてしまいました。もし、このように求めて正念を強めることができるならば、私たちはもはや修煉する必要はありません。師父は直接私たちを高い次元まで導いて行けるからです。

　ここまで考えると、自分の一つの層の「私」が取り除かれたように感じ、非常に心が軽く感じました。ある同修が以前、「今、人を救うことは非常に難しいことです。だからこそ、この宇宙の最もすばらしい生命である大法弟子たちに、この使命が任されているのです」と言ったのを覚えています。確かに、「無私無我、他人を先に自分を後に」という正しい念は、求めて得られるものではありません。着実に三つのことをしっかり行う中で、常人の心を取り除かなければなりません。このように修煉して、金剛のように決して揺るがない正念を修め出すことができて、初めて、より多くの世の中の衆生を救い出すことができるのです。

　2009年2月27日

（中国語：http://www.minghui.org/mh/articles/2009/2/11/195244.html）