■日本明慧 http://jp.minghui.org/2009/02/27/mh280748.html 



利己心を取り除き、正しい道を歩く

文/遼寧省の大法弟子 寒梅

(明慧日本)私は精進していない「古い学習者」です。法の勉強がよくできておらず、いつも何事も自分に厳しく要求せず、自分の心性を修めることを重視していませんでした。そのため先日、給料のことで邪悪に隙につけ入られました。

 事情はこういうことです。私の勤め先は能力給で、月にボーナスと給料の両方をもらうこともあれば、基本給さえもらえないこともあります。先日、先月の給料を生活費に使い、500元余りました。私はその余りの中の200元を「資料点」に寄付しました。その時点で、私の頭に「今月はこのぐらい残して、法の実証のため200元を出した。多かったかな」という考えがあり、この一念は法に基づいていませんでした。

 この一念は法と離れており、私欲が溢れてきて、服が欲しいという虚栄心が出てきました。私と対照的に、同修は節約して残したお金を法の実証に使っています。また経済面で余裕のある年配の同修も、わざわざ家から離れているところで安い野菜を買うことで残ったお金を法の実証に使っています。しかし、私は私欲を満足させるため、日常生活で残ったお金の中で少しだけ法の実証に使って、多くの部分を私用に使いました。この念だけでも間違っています。

  また、師父が求めておられるレベルでなく、常人のレベルで「とにかく、『資料点』に寄付した」と考えていました。師父は本当に私たちに「私心がなく、人が先で自分は後」という純粋な心を求めておられます。例え、1分でも、1元でも、法を実証するために節約すれば、師父は喜ばれると思います。なぜなら、その心は純粋できれいだからです。

  しかし、私はこれらの悪い念を取り除かず、常人のように服装に執着し、残っているお金で290元の靴を買ってしまいました。私が執着心に使ったお金は、大法の実証に使ったお金よりも多かったのです。「以前はいつも給料以外の所得は大法の実証に使っていた」と考え、給料は私用に使えばよいと考えていました。その考えも、とても汚れた利己心と利己欲であるに違いないと思いました。

  その利己心で邪悪に隙につけ入れられ、経済的な迫害を招きました。来月の給料は本来ボーナスがあるはず(多いほう)なのに、基本給しかなく、そのボーナスは同僚たちに分けられ、それは上司の指示だと言われました。その上司は中共党員で、私はこのことを聞いて心のバランスを崩しました。ボーナスを取り戻すため、上司と対話するつもりで、もし対話がうまくいかず、ボーナスを取り戻せなければ、次のステップをどうするかとも考えていました。つまり、もっと上の上司と相談しようとしたのです。

 しかし、冷静になって、「なぜ、このようなことが私の身に起きたのか、きっと偶然ではない。しかも、きっとなんらかの原因があるはずだ。きっと自分の心性と関係している。自分がなんらかの執着心を放棄できず、邪悪に隙につけ入れられた」と内から探りました。

 私はよく内を探り、自分が常人の「良い」生活への欲望を追求していると分かりました。長い間気がつかず、執着心になってしまいました。「余分の給料とボーナスは大法の実証に使った」ことを口実にして、邪悪は私の執着心を利用し、私に経済的な迫害をしました。

 今になって、私は本当に師父の「修煉者の考えが法から離れれば、邪悪は付け入ってきます」(『米国フロリダ州での説法』)を悟り、この法の内包と法理が理解できました。私の頭に入っている大法の内容は少なく、同修は『轉法輪』を十数回も暗誦できたのに、私は1回も暗誦できず、第一講に留まっています。自分ではいい感じだと思っていましたが、自分が自分を妨害していました。だから、今から私は一時でも大法の勉強を緩めず、自分を法で満たし、心性を高め、邪悪に隙をつかれないようにしたいと思います。それと同時に、私は利己心を徹底に取り除き、常人の念を無くし、神の念を取り入れ、今後の修煉の道を真っすぐ歩いていきたいと思います。

 自分の心を正し、心性を高めたので、その後、私の仕事環境、家庭環境とも良くなっています。

  2009年2月27日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2009/2/14/195372.html

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