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唐山市高等裁判所は非公開で開廷、弁護士と家族が抗議

(明慧日本)現在、唐山市の法輪功学習者・焦雪梅さんが冤罪を着せられている裁判の案件ではすでに第二審に入った。弁護士は何度も電報を送り、唐山市高等裁判所や裁判官・李富強に公開裁判を要求し、二審は一審の違法を正すことで裁判の職責を果たすことができると強調した。裁判官・李富強はいろいろな理由で回避し、弁護士に弁護書類を何度も要求した。すでに非公開で開廷することを決定したが、弁護士から批判と阻止を受けた。

  唐吉田弁護士は「事実がはっきりしない、証拠不足」として、それらのいわゆる「証拠」は捜索段階ですべて廃棄したと示したが、検査院を通していなかったため、法廷で裏付けることはできず、深刻に多くの違法行為を犯し、二審での開廷が必要だと示した。

  唐山市高等裁判所の裁判官は開廷する予定はなく、ただ急いで弁護士に弁護書類の提出を求めたので、家族は心配している。これは、焦雪梅さんの一家三世帯の重大な利益に関する二審なのに、なぜ公開しないのか。なぜ急いで終わらせようとするのか。裁判官と合議制法廷員は、焦雪梅さんの裁判に対して重大な違法を犯している。

  不法に留置場に収監されている焦雪梅さんも関連資料を提出した。一審での種々の問題に対して、二審は公開する必要があり、さもなければこれは当然違法であるとし、家族は無罪で彼らの親族を釈放するよう呼びかけた。

  焦雪梅さんは唐山市熱力会社の従業員で、1999年、健康な体を得るために法輪功の修煉を始めた。修煉して間もなく、彼女は何年も抱えていた白斑病、アレルギー症状の鼻炎が奇跡的に治った。法輪功を修煉しているという理由で、1999年から2009年にかけて、焦雪梅さんは不法に4回連行された。10年間、彼女が受けた迫害はほとんど止むことがなく、家族は精神的にも金銭的にも大きな負担となった。

  2008年、「オリンピック」開催前夜、何もない状況下で、河北省唐山市西山道派出所の警察は再度、仕事中の焦雪梅さんを連行した。その年の9月、唐山市路北裁判所は焦雪梅さんの案件について不法に開廷した。法廷では審査の陳述しかなく、証拠(証拠はすでに公安局で廃棄)がない状況下で、路北裁判所はいわゆる「邪教組織は法律の実施を破壊」したという言われのない罪名で彼女に実刑を言い渡したが、焦雪梅さんはすぐ後で上訴した。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

  2009年2月28日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2009/2/22/195902.html