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顔を合わせて「三退」を勧める

(明慧日本)私は、普段の仕事や生活の中で人との接触が多く、これらの有利な条件を利用して、顔を合わせて真相を伝えています。初めの頃は、恐怖心や余計な心配が多く、上手くできませんでしたが、その後、段々上手く行えるようになりました。

 「三退」を勧める過程の中で、いろんな性格の人達と出会うことができました。納得できた人は「ありがとう」と言い、納得できなかった人は不愉快な顔をしました。また「三退」を積極的にしなかった人は、何度も真相を聞いてからやっと「三退」するとか、さまざまな人達がいました。異なる人達に、異なる方法をとるべきです。

 私は時々、近くの森や川へ散歩に出かけました。そこで何人かの人に「三退」を勧めて成功しました。1人目の人に「三退」を終わらせたばかりのとき、2人目の人が来ました。この人は共産党の幹部で、普段は殆ど会えません、ですから私は単刀直入に聞きました。「電話で脱党の説明を聞いたことがありますか?」彼は「そんなことは聞かないよ、絶対信じてはならない」と硬い表情で答えました。私は負けずに彼にこう言いました。「そうとは限りませんよ。起こらないと思うより、起こると思うほうが良いですよ。『三退』は平安を守ります」と言うと彼は態度が変わり、「三退」に同意しました。ちょうどそのとき、向こうからまた1人がやって来ました。話しかけてみると、1970年代の軍隊の大隊級の幹部から私の会社に転職してきた人だと分かりました。彼にも「三退」を勧めて、成功しました。

 師父が縁ある人を私の側近くに案内してくださったことに対して感謝の気持ちでいっぱいでした。もちろん「三退」を勧めるとき、いろんな人心が出てきたこともあります。例えば、ある定年退職をした共産党幹部には、説得しにくいと思っていたため、何回会ってもなかなか話すきっかけを掴めませんでした。ある日、彼の方から挨拶をしてくれました。これは、彼の神の一面が済度して欲しいという合図で、私はこのチャンスを絶対逃がさないようにと師父に加持をお願いしました。やはり思った通りで、人心や雑念を放下した後、すぐに彼を説得でき、彼は脱党することに同意しました。

 ある定年退職をた86才の元労働者は、共産党党員で、かつて長年工場の班長を勤めていました。彼は聴覚障害者で、私は何度も彼に真相を伝えましたが失敗しました。ある日、私は、地面に字を書いて説明する方法を考え出しました。彼は地面の字を見て笑いながら頷き「三退」しました。もう1人の80才すぎの年配者も、同じように聴覚障害者なので、私は同じ方法で「三退」させました。

 もし知らない人なら、私はいつも第三者として真相を伝えています。私はいつもチャンスを掴んでは、会った人に真相を伝えています。師父の按排してくださった苦心の手配に背いてはならず、衆生が救い済度されるべき機縁を失わせてはいけません。

 ある日、子供を1人連れたお婆ちゃん2人と、お爺ちゃん1人を見かけたので話しかけてみると、2人が共産党党員だということが分かりました。私は2人のお婆ちゃんに脱党のことを伝えると、信じようとしました。お爺ちゃんは少し離れたところにいたので、お婆ちゃんは「彼は善悪には応報があることをとても信じているので、共産党党員だが、必ず彼本人に伝える」と言いました。

 私の会社の社宅には若者が多く、外地からきた人も多くいます。これらの人達には殆ど真相を伝えました。ある日1人の年配の女性を見かけました。この女性は新任院長の母親で、この女性の息子の嫁さんは気性が荒っぽいと聞いたので、私は少し怖くてすぐには真相を伝えようとは思いませんでした。しかし10日後、再びこの年配の女性に会いました。彼女は私の説得ですぐに共産党関連組織の一つである共青年団を脱退しました。間もなく、その嫁さんも来ました。私が、嫁さんの性格に合わせて話してみると、彼女はすぐに共青団を脱退しました。その上「今度何かよい情報があれば必ず伝えてね」と、とてもうれしそうに私に言いました。 

  衆生を救い済度する状況は非常に緊迫しています。我々が衆生を救い済度する願望を持っていれば、師父は必ず縁ある人を連れてきてくださると思います。我々は師父が説かれた法を覚えることができ、また正念を発揮することができます。そして私達が真相を伝え続ける限り、多くの人々が真相を理解し、幸せな未来へと繋がることでしょう。

  2009年3月28日

(中国語:http://search.minghui.org/mh/articles/2009/2/8/195010.html