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迫害されて両足を失った王新春さんは、再び連行された(写真)

(明慧日本)伊春市金山屯区の法輪功修煉者・王新春さんは、2002年に公安局の原豊溝派出所の王維に迫害されて両足を失った。生活のため、ひざでいざリながら、金山屯で靴の修理をしていた。2008年12月、王新春さんは豊溝派出所の警官に再び連行され家財を没収され、暴力を振るわれた。


 2008年12月8日晩7時半、豊溝派出所の閔長春、張伝臣、王守民、郭恢、高健、高樹国らは王新春さんの家に来て、いかなる証明書と法律の文書も提示せず、不法に強行入室した。王新春さんを蹴ったり掴んだり暴行し、パトカーに強引に引っ張り込んで、派出所まで連行した。また王新春さん宅の家財を不法に没収し、王新春さんの両親も恐喝した。その後金山屯区公安局の刑事警察の副隊長・陶緒偉、奮闘派出所の王学剛、刑事警察の王海竜、孫立竜、曹万才、王士臣らはどっと押し寄せて、王新春さんの頭を踏みつけ、足、腕、体も踏みつけ、腕を反らして手錠をはめ、王新春さんに対して暴虐の数々を振るった。 

  陶緒偉は拳術と足技を使い、王新春さんを殴ったり蹴ったりして、胸と背中へ雪や冷たい水、ビールを詰め込んだ。そして王新春さんのいまだ傷がふさがらない両足の傷口を土足で力いっぱい踏みにじった。少しも人間性がなく、極めて残忍で、かかとで王新春さんの肩を思い切り蹴り、角材(4X8X80cm)を使って王さんの頭、顔、肩、背中をめった打ちし、そのうえののしりしながら火で顔を焼いた。陶ともう1人は腕を反らして背中ではめている手錠をぐっと引っ張って外に連れ出し、門を開けて王さんを凍えさせ、胸と背中へ雪と冷たい水をかけた。東北の冬は氷のように冷たくて身に凍み、王新春さんの手と顔は急速に腫れ上がった。翌日の夜、人民警察の王学剛、張立国と孫立竜らは引き続き暴力を加えた。彼らは酒を飲みながら王新春さんの頭と体を殴ったり蹴ったりし、口汚くののしって、王さんの体に物を投げつけて、タバコで顔と髪を燃やして火をつけ、全身にビールをかけ、胸と背中へ雪を入れた、王学剛と張立国は背中で手錠をはめて、その後力を入れて腕を持ち上げて、連続して3日間苦しめた(この3日間公安局の副局長・丁徳志が毎日情況を観察しに来た)、王さんの顔は変形し、背中は腫れ上がり、腕は4カ所傷つけられ、手はボールのように赤く腫れて、全身の痛みは耐え難く、自分の生活を律することはできなくなった。 

  豊溝派出所の閔長春ら6人は、王新春さんの家まで不法に家財を没収に行き、2つのノートパソコンと補修中の各種線、DVD、コンピュータを補修するソフトディスク、衛星アンテナの部品をすべて奪い取った。また彼の命を救った『転法輪』も奪い去った。王新春さんは以前、すい臓癌があり、どこでも治療できなかったが、法輪功を修煉してから完全に治った。王さん(2002年)は(伊春金山屯区原豊溝派出所の所長・王維)迫害されて不具になった時、金山屯区病院の院長と主任、豊茂林場の医者のすべてが、彼は3カ月間生きることができないと言った。隣近所の話によると、病院の主任は「彼がもし薬を飲まずに治ったら私は主任をやめる」と言った。しかし王新春さんは毎日『転法輪』を読んで煉功し、7年過ぎても変わりなく、かえって前より健康になった。もし何度も迫害されなかったならば、足はとっくによくなったはずだ。毎回の迫害はすべて傷を拡大させた。今警官は王さんの『転法輪』を奪い去った。大切な、読むべき本がなくなり、また何度も残虐に苦しめられている。

  王新春さんの家は元々家電製品の修理をしていた。各種の家電製品はすべて修理することができた。コンピュータは仕事で資料探しとデータの保存などに欠かせないものだが、公安局にコンピュータを奪い去られ、資料を調べられないのでデジタル製品とデジタル・テレビ等の多くは修理できなくて営業できなくなった。この数年、王新春さんは生計のため金山屯まで行き靴の修理をしていた。610弁公は拘禁して迫害し、靴の修理を妨害した。王新春さんは生きていくために自分で修理店を経営した、公安局はまた何回も来てかき乱し、さまざまに略奪して、コンピュータはまた奪い取られ、修理店を経営することができなくなり、彼の生活を窮地に陥らせた。 

  3日後、12月11日に王新春さんは家に戻された、しかし副局長の丁徳志は豊溝派出所の王守民、郭恢、高健、高樹国、劉清林、大昆侖派出所の張文革、金山派出所の張暁光、奮闘派出所の揚長衫らに、順番に昼と夜王さんの家で監視し、一瞬も離れず、王新春さんはいかなる人との接触を許されず、他人に迫害された経過を伝えることもできない。不法に王さんの人身と言論の自由を制限して、15日後に王新春さんのすべての腫れが引き、傷口はほぼ回復して、やっと不法な監禁を解除した。この数年に毎回不法に拘禁された時、政保科と公安局が其の度、両親に金銭をゆすり、相当額の金額を(それぞれ領収書がある)ゆすり取られた

 2008年に王新春さんは生活のため抗大林場へ電器の修理に行く時、はって進むことしかできないので、友達が自転車で彼を乗せて行ってくれた。その時大昆侖派出所の牛力君に尾行され告発された。610公安局は王新春さんの所持していた衛星受信器(アンテナ)とチャンネル器を奪い去り、肖靖宇と金山屯の有線テレビ局の王玉峰は数人を随行し派出所の王守民らを引率して、いかなる証明書も提示せず、不法に王新春さんの家に飛び込んで75CM衛星のアンテナと接収機を没収して行った。王新春さんは昆侖派出所まで強制連行されし酷く殴られた。友達も大昆侖派出所まで連行され不法に尋問された後、晩にやっと戻された。 

  王新春さんは「警官が不法に逮捕し、物を奪う行為は法に反しているが、自分の経営活動は全て法律に従い、自分の権益は侵犯されるべきでない」と思ったので、3月18日に王新春さんははってケーブルテレビ局と公安局に行って、自分の衛星受信機の返還を求め、自分の合法的権益を守る行動に出たが、テレビ局の人間は応じず、王新春さんをののしり、公安局に電話をかけた。公安局は再度強制的に王新春さんを派出所まで連行し、豊茂林場の工場長と運転手が王新春さんを豊茂に戻した。 

  2008年4月2日、王新春さんは午前8時過ぎ、再度有線テレビ局に行って略奪された衛星アンテナの返還を求めた。王玉峰は、私には権限がないが、610弁公室が「返す」と言えばあなたに返してあげると話し終わった後、王玉峰と劉文燕は車で逃げ去った。午後、王新春さんはまた公安局まで610弁公室の肖靖宇を訪ねてアンテナの返還を求めたが、肖靖宇と610弁公室の張興旭は有無を言わせず、王新春さんの胸倉をつかんで強引に外へ引きずり出し、いたるところ殴ったり蹴ったりの暴行を加えた。 

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

  2009年3月28日

(中国語:http://search.minghui.org/mh/articles/2009/3/12/197024.html