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師父の洪大なご恩は千言万語では語り尽くせない

(明慧日本)私は湖南省の生まれで、今年41才、暁兵と言います。かつて多種にわたる診断のつかない病気を患っていた私は、法輪功を修煉してから急速に回復しました。しかし、1999年に中国共産党が法輪功を迫害し始めて以来、多くの法輪功修煉者が残虐な迫害に遭い、家族が離散し、肉親を失ったのを見て、私はとても悲しくなりました。大法の良さを十分知っていますが、この天地を覆い隠すほどの邪悪に恐れおののいたため、修煉を放棄して、常人の安逸した日々に戻って行きました。昔の同修たちは、血生臭い風雨の中でも残虐な迫害の中から絶えず出て来て、真相を伝え、衆生を救い済度し、師に遵って法を正しています。しかし、私は名・利・情の中にどっぷり浸っており、それに対して全く無関心でした。

 今年正月の三日、私達家族全員は姉の家で食事をしました。私は食卓で突然お腹が激しく痛み出し、急いで医者に治療を頼み、薬を処方してもらいました。医者は私に特効の鎮痛剤を渡し、15分以内に効き目が出ると言いました。ところが、約40分が過ぎても痛みは緩和しないばかりでなく、かえって更にひどくなりました。私はまた診療所に戻り、医者に点滴をしてもらいました。ちょうど半ば頃、私の胸腔全体、腹部の痛みは熾烈を極め、夜8時から12時まで苦しかったので、仕方なく市の第二病院の救急室に運ばれ、緊急処置が取られました。

 何時間も緊急処置を取っても依然として痛みは緩和されないので、医者は精密検査をするしかありませんでした。しかし、依然として病因を探し当てることができず、当番医は自分の長年の臨床経験から、膵臓の炎症だと判断を下し、私に入院して治療するよう勧めました。治療過程の中で、医者は全ての特効鎮痛剤を使い果たしたにもかかわらず、効果はありませんでした。その上、さらにひどくなり、とうとう病院側もお手上げとなり、「危篤の通知」まで下し、家族に署名を求めました。

 六日、私は七階に移され、専門家による立ち会い診察の下、治療を始めました。専門家達が処方箋を新たにしても、病状は好転する気配が全くありません。かえってもっとひどくなり、私は痛みのあまりベッドの上を転げ回りました。一晩に三度も鎮痛剤を打ち、ペチジンを使っても痛みを止めることができません。専門家達も自信を失い、私に省の病院に移って治療するよう提案しました。

 七日午後、私は肝臓、肺、心臓等の合併症が現れて、呼吸困難に陥り、危篤の状態になりました。緊急処置をとる過程の中で、修煉者である妻は私に「暁兵、早く『法輪大法好! 真善忍好』と念じて! 師父にあなたを助けるようお願いしましょう!」と言いました。痛みで朦朧としている私は、なんとか生き延びようと本能に駆り立てられ、急いで幾度となく「法輪大法好! 真善忍好!」と念じました。するとたちまち痛みが明らかに軽減し、その他の症状も緩和し始めました。

 妻の助けの下、私は少しずつベットから起き上がり、座ることまでできるようになりました。「私は修煉を長年放棄していたので、師父に命乞いをする資格はない。師父も私を構ってはくださらないだろう。まして自分の命がもうすぐ終わるのならなおさらで、ただ最後の時間を利用してできるだけ学び、苦痛が緩めばいい。修煉はまた来世にしよう」と考えていました。そこで、私は妻にさっそく一家の宝物の『轉法輪』を取ってくるように頼みました。これを聞くと、妻はすぐに自分が携帯していたMp4を私に渡しました。

 私は一気に師父の2講の説法を聞きました。深夜、突然背中が非常に熱く感じられ、それは全身にまで広がりました。3時間余り続けて、とても熱かったのです。翌日の明け方、5日以来トイレに行けなかった私が、トイレの中に30分間もしゃがみこんでいました。出たのは全て膿みのような黒色の汚いものです。その後、痛みは全て消え、すべてが正常に戻りました。

 姉(修煉者)は「師父があなたを救い、あなたの汚れている身体を浄化するよう助けて下さったのです」と喜んで言いました。しかし、私は半信半疑で、こんなにも意気地がないので、師父はもうこれ以上私を構ってくださらないだろうと思っていたのです。

 身内らの再三の説得の中で、私は冷静に考え始めました。発病して入院、危篤の告知までされ、転院し、それから『法輪大法好』と念じ、奇跡のように起死回生した全過程は極めて明白でした。つまり明らかな状態の中で事は起きたのです。これは、慈悲で偉大なる師父が私を救って下さっていることを疑う余地はないと思いました。すると、涙がぽろぽろとあふれて来ました。「師父、貴方はあまりにも慈悲深いです」

 私はすぐさま全ての薬を整理して、全部ゴミ箱に捨てました。そしてすぐ退院するようにし、一刻も早く家に帰って大法を学び始めたいと思いました。十日の午後、ようやく家に帰ることができました。

 家に帰って、まず家中の全ての薬を処理しました。翌日夜、私は次のような夢を見ました。1人の眉目秀麗な医者が私に向かって「あなたはもう一度手術をしなければなりません」と話しました。すると彼は私の肛門の内から1本2メートルの腸を引き抜き、そして一本一本ひっくり返して洗いました。また一本の潰瘍のある汚れた腸を刈り取り、ゴミ箱に捨て、さらにそのまま残った腸を新たに体内に入れたのです。私はこの全過程をはっきりと見ました。驚いて目が覚めた後に、私は夢の中で見た光景を思い出し、師父が私の身体を浄化してくださったのではないかと思いました。この時、私は感動のあまり寒さも忘れて、下着のまま仏堂に真っすぐ来ていました。両膝を付いて師父の肖像の前にひざまずき、涙がはらはらとこぼれ落ちました。

 それ以来、私はいつも永遠に大法から離れることはなく、慈悲で偉大なる師父から離れることはないと確信するようになりました。必ず「大法を堅修して心動かず」(『洪吟二』「真性を見る」)と涙を浮かべて誓うようになりました。三つのことをしっかり行うように力を尽くし、努力して正法の進展に追いつき、一人の真修弟子として邁進するつもりでいます。

 ここで、執着と恐れる心から修煉を放棄したかつての同修に、人の世の仮相に惑わされてはならず、すぐに目を覚ますよう私は注意を促したいのです。「六道輪廻して、いつ再び人身を得るのですか!機縁は一度しかなく、放下できない夢幻が過ぎ去ってから、初めて何を失ったかを知るのです。」(『精進要旨』「退職した後に修煉する」)永久に得難い師の洪大なご恩の下で、もし大切にすることを知らなければ、失った機縁を永遠に深く後悔するようになるのです。

 改めて師父の済度に感謝申し上げます。

 2009年3月29日
(中国語:http://search.minghui.org/mh/articles/2009/3/22/197589.html