日本明慧
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常人の状態に合わせ、より多くの衆生を救い済度する

(明慧日本)師父は「私が皆さんに伝えたこの修煉の方式と、修煉の形式は最大限に常人の社会方式に合わせて修煉することです。最大限に常人の方式を利用して法を実証しています。これは、歴史上にかつてなかったことです」と話されています。(『2004年ニューヨーク国際法会での説法』)

 

 この大きな環境に直面して、大法弟子として、何処に置かれても、法を実証して、衆生を救い済度する役割を果たすことができます。ならば、私たちの言行は法の基準に符合しなければなりません。以前は、家庭と周囲の環境に注意を払ったことがありませんでしたが、今、法を学び、認識が深まるにつれ、正法時期の大法弟子として、もっと多くの衆生を救いたければ、師父が按排してくださった常人社会でのこの修煉形式に従わなければならないことを認識しました。常人社会で遭遇することを恐れて回避してはいけません、面倒がること、時間がかかることを恐れてはいけません。常に法を学び、大法のことをよく行うことだけが修煉であるという考え方は利己的なのです、これはただの学習であり、出来事を通じて、法に照らし合わせて自分を規正し、衆生を救い済度するという主旨に従って修煉を行っていないからです。

 師父は「衆生を救い済度することは皆さんの現在の生活の中の全ての出来事に含まれています。皆さんがみなその重要性を認識し、はっきりと認識することができれば、更に多くの衆生を救い済度することができるかもしれません」と話されました。(『2003年アトランタ法会での説法』)私は直ちに、自分の言行を新たにしました。家に居る時も、外出する際も、身だしなみにはなるべく心掛けるようにしています。各場面においても人付き合いを重視すれば、衆生に近づき、「三退」を勧めることが出来るのです。納得してくれなくても、相手に良い印象を与えることが出来ます。以前は、生活の便宜を図るために、衣食にこだわりがなく、特に家の食事は間に合わせのものが殆どでした。家庭を修煉の環境と看做していませんでした。

  「実は、もし皆さんの念が非常に正しければ、町を歩いたり、あなたの都市で暮らしたりして、周りの全ての環境は全部片付けられます。あなたの存在は衆生を救い済度する作用をしています」(『2003年アトランタ法会での説法』)ならば、私たちの言行は法の基準に達していなければならず、家に居る衆生を救わなければなりません。家にいる衆生が救われ、済度されるために考えなければなりません。そこで、私は自分の経済条件に応じて、おいしい食事を作ったり、綺麗な食器を揃えたり、大法弟子として家族に思いやりを示しました。すると、大法のことを行うときにも、家族は常に支持してくれますし、便宜をはかってくれるようになりました。このように、時間を無駄にしないだけでなく、常に自分を修めていることを実感することができました。そして、家族が三退して、救われ、家庭環境も以前より和やかになり、同修が家に来て学法できるようになったばかりでなく、今、我が家では同修たちが最も尊敬される存在となりました。

 以前は、大事であれ小事であれ、人情に関することであれ、また生活必需品の買い出しなどの雑事については一切関わりませんでしたが、衆生を救い済度するためには、衆生と出会えるすべての機会を利用して、縁ある人と接触し彼らを救いたいと思うようになってからは、家のことを積極的に行い、近所の人や親戚にも真相を伝え、衆生を救い済度する環境だと看做して、行動するようになりました。

 今年法を得たばかりのある大法弟子がいます。彼女の家で功法を教えたとき、その家によく遊びに来る親族に真相を伝え「三退」を勧めました。親戚の殆どが、彼女の身体に大きな変化が起きたのを目にして、真相を聞いた後、快く三退しました。彼女の息子の結婚話が決まった時も私はよく彼女の家に行って手伝いました。その家に来る人に会う度に真相を伝え「三退」を勧めました。彼女の家族そして親戚の人は皆、私に愚痴をこぼし、互いに溶け合いました。披露宴当日、出席したお客さんの人数はかなりのものでした。私は餃子作りを手伝いながら、隙を見て、タイミングよくお客さんに真相を伝えました。真相を知った人たちは自ら「三退」の勧めを手伝ってくれました。これらの縁ある人々が救われたことを心から喜びました。

  普段は、家の食料品などの買い出しも自ら進んでやり、家族に「仕事で疲れているでしょう・・私に任せて」と言います。こうして、人と触れ会える機会を増やし、大法弟子として、常人の形式を利用して、真相を伝えることができ、家のこともこなせて、家庭の調和もとれ、家族も満足しています。近所の人達や親戚の人達も私が大法を修煉してから若返り、元気になり、張り合いが出てきて、機嫌も良くなったと言います。私の嬉しそうな笑顔を見て、何かを打ち明けて話しかけたくなると言います。皆は私の話を聴くと心地良さを感じ、「誰が大法弟子は情けない人間だと言ったのだ?」と口を揃えて言いました。常人の状態に上手く符合することが出来、真相を伝え、大法を実証し、衆生を救い済度することを常に念頭に置き、師父が按排された修煉の形式に従っていれば、必ず、師父が縁ある人々を私の前に導いて下さるのです。

  私はある風の強い夜、親戚の家に行きたい一心で出かけました。親戚の家に着いて間もなく、外国から一時帰国した友人が訪ねてきました。彼には30分の時間しかありませんでしたが、彼は「良いタイミングですね」と話しかけてくれ、私も「これは縁ではないですか? 『三退』のことを知っていますか? 天は共産党を滅します、三退して無事息災ができます」と「三退」を勧めました。すると彼はすぐに「三退」して帰って行きました。また1人が救われました。

 同修たちと学法を終えたばかりのある日「真相を伝えに出かけよう」と提案しました。家を出て間もなく、階段の出口で1人の人に遇いました。真相を説明するとすぐに「三退」しました。私たちが常に衆生を救い済度することを心がけてさえいれば、何処へ行っても縁ある人に出会えます。真相を伝えるタイミングをどう掴むかは自分次第ですが、師父がこの人達を目の前に導いて下さいました。大法弟子は常人の状態に符合し、自分自身が良く行えば、家族が救われ、親戚や近所の人達も救われます。仕事環境や、日常生活を通じて大法弟子の言行で大法の素晴らしさと真相を伝え、衆生のために、大法弟子の慈悲深さと優しさを見せ、その上で、真相を伝えることにより「三退」の勧めもスムーズに行うことができ、よい結果も得られます。衆生が(大法弟子は心の底から自分達のことを思っているのだ)と感じてくれれば、自ずと三退します。そして本当に救われます。

  2009年3月29日


(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2008/10/14/187682.html