日本明慧
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ついに分かった!

(明慧日本)修煉し始め、しばらくしてからある声がよく耳元で聞こえるようになった。「あなたが行うことはとても素晴らしい。言うこともとても素晴らしい。法を読むのもとても上手い」などなど。耳元で「あなたはとても素晴らしい」と私が周囲の同修より少し優れているように聞こえる。最初はそんなに気にしなかった。後になって少しおかしいと思ったが、それが何であるかを見分けることができなかった。ただ正念を発して取り除くしかなかった。懸命に内へ向かって探したが、結局分からなかった。これは名を求める心が原因ではないかと思ったが、違う気がして、また分からなくなった。ずっと発正念して求める心を取り除くよう努めたが、少しも減っていかなかった。いつものようによくできた時、また現れた。私は訳が分からなくなったので、同修と交流した。私が「自分に求める心があるからかな」と聞くと、同修はとても不思議に感じたようで「求める心はこのように現れるはずがないでしょう」と言った。

 今日、パソコンを立ち上げ、明慧ネットにある同修の交流文章の「正念で『経済的な問題』の迫害を拒否する」のある一段落を読んだ。「ある日、師父が私の隣にいることを感じ、師父は慈悲なる・・・」の部分を読んでいる時、思わず涙が止まらなくなり、声を出して泣いてしまった。涙を拭きながら、別の段落を読んだとき、パッとこの三年近く私を妨害し続けていた声が何かが分かった。「労働教養所で、ある麻薬乱用の罪で逮捕された囚人に絵を描くよう頼まれた。『嫦娥が月に上る』を描いた。『警官は私の絵を見て、こんな良い絵を描けるならあなたは善い人に違いないと言った。法輪功を修煉する人は良いと思ってくれるに違いない』」この文章を読んで、彼女の自己顕示欲はまさに私と同じでないかと気付いた。続いて文章では、「学校に戻った後、今学期から新しく来た先生も『初めまして、あなたは天文学から地理まで理解し、琴棋書画のどれにも精通している』と言った。これを聞いて驚いた。どうしてこんなに大げさに言うのだろうか。それでやっと、自分を顕示する執着がとても強いことが発見できた」と書かれていた。ここまで読んで、心に衝撃を受けた。やっと自分にこの三年半も聞こえていた声が何かが分かった。それは自己顕示心である! それから、涙をこらえきれず、もう一度泣き出した。私に同修の文章を通じて、ずっと分からなかった執着に気づかせて下さった師父にもう一度感謝したい。

 パソコンを離れて、服を整え、師父の肖像の前で9本の線香をたき、礼儀正しく師父に差し上げて、師父の前で跪いた。

 2009年3月30日
(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2009/3/26/197786.html