「経済を破綻させる」ことによる迫害を正念で否定する(二)
(明慧日本)2005年学校が創立記念の夕べ(伝統文化を発揚することを主とした夕べ)を開くにあたって、私は全体の夕べの司会の原稿を書いて、全体の流れを企画したとき、自分が1つの夕べは1つの全体であるべきであり、舞台の背景、照明、各々の道具、スモッグ、衣装は統一するべきものであって、しかも全体の芸術的効果がさらに迫力をアップさせ、人の心をさらに動かすことができると「自然に」分かったような気がしました。そこで人に頼んで、アニメーションの類のソフトを駆使して動画の舞台背景を作ってもらい、全体の構想はすでにはっきりと自分の頭の中にでき上がっていました。しかし今までに、私は舞台芸術に関しての知識は空白の状態で、夕べに関する芸術の形態も中国共産党のはっきりしない概念だけしかありませんでした。それから2007年神韻芸術団の世界華人新年祝賀祭を見て、初めて大法から智慧を頂いたことが分かりました。私は師父に対する一種の依存心があって、すなわち、私が何かをしていて考えが詰まった場合、手元の事をしばらく置いて法を学ぶようにし、あるいは何か別の事をして、師父がそのうち教えてくださることを堅く信じています。すると解決策が早いうちに浮かんで来て、しかもとても良かったのです。学校で壁画を制作した時に、私は簡潔で美しく、しかも迫力のあるものに仕上げることができました。これらはいずれも法の中から啓発されたものです。しかし、全校の上から下までみんな一致して私を称賛した時、私はこれが大法を修煉して、佛法が私に智慧を与えたと一度も言ったことはありませんでした。
そこで、私は真相DMの手紙を書く時、ひそかに、「すごいでしょう。私はさまざまな字体が書けるし、描いた絵は簡潔で、人を感動させます」と得意げに思っていました。
結局、私はこれらのDMを書いたために強制連行されました。これらのDMは610弁公室と国安の手に入り、彼らは私の筆跡を鑑定しました。警官たちは私に、「先生、あなたは才気があって、細密画が良くできていて、書道も上手だし、あなたは人材です。あなたの同修の○○さんと○○さんもパソコンの達人で、いずれも人材ですね」と言いました。その時、私は、「そうです、あなたたちが迫害しているのはみな民族の俊英ですよ」と憤慨しました。
学校に戻って、今学期に新しく来た教師が、「お名前はかねてより伺っております。聞くところによると、あなたは何でも知っていて、しかも琴・棋・書・画など何にでも精通しているそうですね」と言いました。私はびっくりして、少し落ち着いてくると、なんと大袈裟になっているのかと思いました。後でこのような自分を実証する執着にかなり深く陥っていることを気づきました。学校の上司は私に、国学や歴史の授業を担当させないようにし、それは彼らが美術、音楽、書道等のいずれも真相を伝える材料になる可能性があることを知らなかったからです。私は彼らに人類社会のすべての学門の智慧が大法から来ているのに、大法がこれらの学門を研究する修煉者に智慧を与えたことについて一度も触れませんでした。私は間違って彼らに私のすべてが後天の勉学にいそしんだ結果だと勘違いさせ、実際はまったく違うのです。学術のレベルアップかそれとも芸術の技能のレベルアップかにかかわらず、私はいずれもそれほど気にかけたことはなく、常人のような努力をしたこともありませんでした。それで私は機会を見つけて同僚たちに、事実上私自身は何もなくて、みんなの言ういわゆる「才気」は大法から来たもので、この法がずっと私を指導していて、私に「真・善・忍」の角度から物事を考えさせているのです、と話そうとしました。
ある日、私は校長に自分が国学の授業を担当したいと話を持ち出して、校長先生は同意しただけでなく、私に比較的重要な学科の授業にも関わるように言いました。この学科は主に中学生と接しますが、彼らは共産党文化の中で最も腐敗した部分の影響を深く受けています。校長は、「あなたは彼らの考えを変えることから始めてみてください。彼らの両親は政府の官吏を務めている者もいます」と言いました。
振り返ってみると、師父のすべての細やかな按配は言葉で言い表せず、いかなる苦しみの中でも、私たちは絶え続けて、師父の要求によって修煉しさえすれば、すべてがそのうちに法によって正されることになります。世の中のすべてが大法をめぐって回転しているのですから。
後になって、私は1人の同修と、自分のこのような自己を実証する執着のことについて話しました。同修は、「あなたは『他人の手柄を横取りしている』のです」と言いました。なるほど、根本的に私は何もなくて、私の命とその特性はすべて大法から育成されたのです。私は師父と大法に対して敬い、恩恵に感謝すべきだと、やっと分かりました。
(完)
2009年4月3日
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2009/3/23/197641.html)
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