日本明慧
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個人の観念を捨て共に向上する


文/吉林省の大法弟子

(明慧日本)同修の丙さんは数年間拘禁されて迫害を受け、牢獄で大法に対して邪な考えを持ったことがあり、また牢獄を出た後マルチ商法をしばらくやったことがありました。後になって師父は慈悲にも悟らせてくださり、地元の同修の努力下で丙さんは修煉に戻ってきました。しかし、この一年来彼女は病魔の迫害に遭い、今は歩くのも苦労しています。多くの同修たちは彼女と一緒に法を学んで交流し、正念を発し、執着心から早く抜け出し、最後までしっかり歩んでいくことを期待していますが、彼女の状態はますます悪くなっているようです。同修たちは彼女に対して自信がなくなり、どうすればよいか分からなくなりました。

 同修の乙さんは「彼女は牢獄中で邪な考えが出て悪いことをしてしまったから、報いが来ている。外部の力では彼女の本質を変えられない。彼女の学法は恐らく病気をなくすためだろう」と言いました。私はこの話を聞いて、丙さんは幼稚園を創立して4人雇い、さらに私に無理やり手伝わせ、貸したお金も返してくれず・・・と丙さんの良くないところを探し始めました。

 しかし、同修の甲さんの話には文句がありませんでした。甲さんは昨日丙さんのお見舞いから帰ってきて、「私たちは師父の弟子で、師父がもし丙さんを加護されなければ彼女はもう世の中にいません。師父は丙さんの救いを諦めていないので、私たちはさらに無条件で全力を尽くして彼女を助けるべきです。彼女が以前やった多くの悪いことは他空間の邪悪が人間の業力を操ったもので、私たちはこればかりを見て、邪悪による肉体的な迫害を放任してしまいました。もし丙さんが迫害によって亡くなったら、修煉の内包を知らない常人は、彼女が法輪功修煉者と知った上で、彼女の死亡から大法を誤解し、どれほど多くの衆生が害されるでしょうか? 実際は丙さんにも良い点が多くあり、彼女は真相を伝える時に恐怖心がなく、人に会う時も怖がらず、また会った人に法輪功のチラシを早く見ることを勧め、彼女の長所は多くの同修たちがまだできていないことです。どんな修煉者でも間違うことはあるため、私たちは邪悪に符号して彼女を孤立させ、放棄してはいけません。私たちは一体であるから、一心同体で向上し、丙さんを見に来られない同修たちも邪悪が喜ぶようなことを言いふらさず、私たちが一体になることを邪魔する邪悪の迫害を絶対に許してはいけません」と言いました。

 同修の話を聞いて、私は恥ずかしく思いました。そして、同修を助ける中に現れた私心を見つけ出しました。大法弟子たちは一体ですから、決して大法弟子を間接的に迫害させ、邪悪に利用されてはいけません。私たちの使命は邪悪を取り除き、衆生を救うことです。同修が邪悪にこんなに迫害され、衆生を救う大事なことに影響したことに対し、私たちは条件を付けず、文句を言わず、同修を助け、彼女を迫害している邪悪の黒い手や卑しい鬼を消滅するべきです。

 このことを書き出し、同修の皆さんと純正な未来の道をよりよく歩んで行けるよう願っています。

 2009年4月4日
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2009/3/10/196886p.htm