日本明慧
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大陸の身内への迫害を恐れる心を放下する


文/海外の大法弟子

(明慧日本)私は今、中国国外にいます。時には良くない一念が頭をよぎることがあり、「大陸にいる母親が迫害を受けるのではないか」と恐れていました。実は、私は子供のころから物事を考えるとき、いつもマイナスの一面を先に考える習慣があり、時間を経て観念となりました。それは本来の私ではないので、発正念して取り除くべきです。

 先日、私の母親に対する「情」について、同修たちと交流しました。同修たちは「母親の迫害を避ける最も良い方法は、あなたの恐怖心を取り除くことです」と言うので、それを聞いた私は確固として悟りました。同修は続けて次のように話しました。「あなたに恐怖心があるから、邪悪に乗じる隙を与えてしまうのです。しかも、その良くない物質は大法弟子の空間場にも反映されます。これも彼女に悪影響を及ぼしているのではないですか。大法弟子の一念は強大な威力を持っています。だから、他の同修に向けて発した念はすべて良い念であるべきで、ほんの少しの正しくない念があってはなりません

 
師父は「修煉の過程において、ほかでもなく人間の身体にもっているさまざまな良くないものを取り除かなければなりません。そうしてはじめてあなたが昇華して上がって来られるのです。この宇宙の特性はそういう働きをするのです。あなたが心性を修煉せず、道徳基準を高めようとしないで、悪い思想や悪い物質を捨て去らなければ、宇宙の特性はあなたを昇華させてはくれません。ならば精神と物質が同一のものではないとどうして言えるのでしょうか?あなたは常人の中で、さまざまな良くない思想をすべて取り除かなければなりません。そうしてはじめて上がって来られるのです」(『転法輪』)とおしゃいました。

 今までの自分の修煉過程を思い起こせば、どうしてもこの執着心を抱いて放そうとしなかったのです。今後、同修達は正念をもって加持し合い、お互いに外に向かって探すのをやめましょう。私達は正法時期の大法弟子なのですから、師父がいつも私達のそばで守ってくださっています。「情」の中で迷うことなく、それを取り除きましょう!

 以上は個人の悟りです。不適当なところがあれば慈悲を持ってご指摘ください。合掌。

 2009年4月6日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2009/1/7/193069.html