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撫順市清原県:蓋春林さんが迫害により死亡した経緯(写真)

(明慧日本)遼寧省撫順市清原県南口前鎭覇王溝村の住民である蓋春林さん(男性)は、1997年12月から法輪功を修煉し始め、以来身体中の疾病はすべてなくなり、一家は仲良く幸せな日々を送るようになった。

蓋春林さん
蓋春林さん

 2005年4月17日、突然災難が訪れた。撫順市公安一局、清原県公安局、南口前鎭派出所等の警官数人が蓋春林さんの家宅に強制侵入し、蓋春林さんは不法に南口前派出所まで連行された。その後、撫順公安一局に送られ、五日後に撫順羅台山荘洗脳班のいわゆる「関愛教育学校」 に強制的に送られた。そして5月6日、蓋春林さんが心臓病で死亡したと家族は知らされた。

 家族が現場に駆けつけた時、蓋春林さんの遺体はすでに服を着ていて、蓋春林さんの弟は、「うちの兄は心臓病になったことがないのに、どうして突然心臓病で死亡したのですか」と言った。そのとき、蓋春林さんの顔にはやけどの痕がある上、歪んでいて変形しているのがはっきりと見え、家族の強烈な要求のもとで検死することが決まった。

 検死の結果、食道以下はすべてやけどでただれていて、手でこすると皮がはがれ落ち、心臓の下部が白っぽくなっているという。これは、灌食で管を挿入され、お湯を入れた時のやけどの痕だと思われる。家族はこの光景を見て、これは明らかに迫害されて死に至ったのであり、火葬を拒絶した。撫順のいわゆる「法医学者」は自然死だと公言した。しかし、蓋春林さんの身体の傷跡に対して釈明することはできず、蓋春林さんの胃の中には二切れの漬け物しか残っていなかった。家族が遺物を片付けるとき、弁当箱の上にとても厚いほこりが溜まっているのを見て、さぞ長いこと食事をとっていなかったのだろうと思った。

 蓋春林さんの遺体は撫順葬儀場で59日間保管された。期間中に蓋春林さんの娘は弁護士事務所へ行って弁護士を頼んだが、弁護士たちはすべてを引き受ける勇気がなかった。その後、南口前鎭政府の王松から引き継ぐようになり、彼は家族に1万5千元を出すよう要求した。そして、お金を受け取っても受け取らなくても火葬してやると言ったため、しかたなく、義弟の李接力さんが処理を引き受け、弟の蓋秋林さんは火葬に署名し、さっさと済ませようとした。

 2005年4月中旬、撫順公安一局は清原県公安局の警官と結託して50台のパトカーを出動させて、南口前鎭覇王溝村、ゴウ家堡村、什排地村などに向かい、目的地に着くと順番毎に、その周辺の法輪功修煉者を包囲した。そして、不法に家宅侵入し、強制的に人を捕まえ、現地の民衆は驚きのあまりおびえていた。南口前郷の法輪功修煉者50人が一気に強制連行された。強制連行された修煉者は順番に単独で開廷審理され、老弱男女を問わず、警官はわけもなく殴り続け、いつも修煉者を気絶するまで暴力を加えた。それから、頭から冷たい水をかけた。こうした中で意識不明になるまで殴られ、病院の応急手当に運ばれた女性修煉者もいた。

 蓋春林さんはごく普通の中国の農民で、「真・善・忍」を信奉し、良い人になろうとしたために、52才の若さで中国共産党の腐敗分子に迫害され死に至った。この事件は、中国共産党の迫害の下で起きたまた1つの殺人事件で、これは中国共産党の一貫としたいわゆる「人権の最良時期」での法律執行者の罪悪行為である。

 善悪に報いがあることは天理であって、凶悪な行為を働く者に天罰が下る日は近づいており、真相は必ず天下に知れ渡る。ここにおいて、私たちはそれらの中国共産党に付き従う党員に対し、家族のためにも善良な法輪功修煉者の迫害を停止することを忠告する。

 2009年4月8日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2009/2/20/195788.html
(英語:http://www.clearwisdom.net/emh/articles/2009/2/28/105192.html