日本明慧
■印刷版   

諦めずに真相を伝え続け、衆生を救い済度する


文/山東省の大法弟子 秀蓮

(明慧日本)師父は次のようにおっしゃいました。「全面的に真相をはっきり伝え、正念をもって邪悪を根絶し、衆生を救い済度して、確固として法を維持して護らなければならないのです」(『精進要旨(二)』大法は堅固にして破壊不可能である)、「大法弟子はこの社会で、いかなる環境、いかなる社会の立場においても、皆、正しい作用をしています。真相を伝えることにしても、法を実証することにしても、直接大法のことを行なっていなくても、あなたは必ず衆生を救い済度しており、必ず巨大な作用をしています」(『米国首都法会での説法』)。今まで、私はひたすら師父のご指導の下で諦めずに真相を伝える道を歩き続けてきました。

 1999年から2000年まで、私が住んでいる地域には真相資料が少なく、足りないので、自ら手書きをするしかありませんでした。その頃、孫が産まれたばかりで、市場に行き、ご飯を作り、孫の世話や家事などはすべて私が一人でやっていました。時間が足りないので、いつも孫を抱えながら法を学びました。孫が寝たら、カーボン紙を使って真相資料を書き、合間を縫って配りに行きました。どうしても抜け出せない時は、孫を抱えて資料を配りに行くこともありました。また孫が少し大きくなると、背負いながら配りに行き、5階や6階のマンションを登る時もありましたが、汗をたくさん流しても疲れを感じませんでした。夜には法を学び、煉功し、自然に寝る時間も少なくなっているのに、とても精力的でした。

 ようやく孫が保育園に行く年齢になり、私は法を正すことの形勢が進むに連れて、自宅で資料拠点を作りました。資料も足りているので、同修と車で農村や市場に配りに行き、真相を伝えました。正念を発することも非常に重視し、正念を発しながら真相を伝えました。私たちは絵描き用の筆を常に身につけて、書けそうな場所があれば、「法輪大法は素晴らしい」などと書き、いつも順調でした。

 ある日、農村に真相資料を配りに行きました。帰り道でだいたい80歳近いお婆さんが畑で苦労してトウモロコシを採集しているのを見て、私は真相を伝え、法輪大法の素晴らしさを教えました。心から「法輪大法は素晴らしい」、「真善忍は素晴らしい」と念じることを何度も教え、お婆さんはようやく覚えました。真相資料をポケットに入れたお婆さんは、帰ったら子供に見せると言いました。老人が救われたのを見て、とても感激でした。

 私たちは毎晩、遠い所に徒歩で資料を配りに行っています。家に帰ったら両足がパンパンになり、痛くなっているのに、座禅(静功)をしたらすぐに治りました。師父が衆生のために大変苦労をなさっているのに、私たちはただ足を動かしたり、話したりすればいいだけで、真相を伝え、衆生を救い済度するために少しばかり疲れても大したことではありません。

 ある日、私は一人で農村に資料を配りに行きました。大きな村でしたので、方向に迷った私は、前に真相DVDを配りに来たことがあるような場所に辿り着きました。先日ここで資料を配ったばかりなので、もしかして誰か監視をする人がいるかもしてないと考えた途端、すぐにバイクに乗った人が近付いてきて、しかも大きい声で「逃げるな」と叫んでいました。私は走りながらその人に向かって「動くな」と正念を発したら、やっと追いつかれなくなり、安全に家に帰りました。そして、私は内に向けて探しました。今回は、自分の一念が正しくなかったことにより招いたことだと分かり、常人の一念によって邪悪に隙に付け入れられました。もし師父が傍で守ってくださなかったら、何が起きるか分かりませんでした。この件で、資料を配り、真相を伝える時に、必ず心を静めて法を学び、法を下にどんな考えも正しくし、正しい念、正しい行いで自らを真の神として見なすことが分かりました。

 ある日、マンションで資料を配り終え、一階に下りたらエントランスのドアの鍵が締められていました。きっと誰かが開けてくれるだろうと思い、後ろを振り向いたら鍵を持っているお婆さんが下りてきて、「鍵を持っているので開けますね」と言いました。その一瞬、心がとても温かくなりました。また、オートロック付きのマンションに着いた時は、鍵がかけられているのに、私が触るとすぐに開き、無事に全部配ることができました。すべてが師父のご加護による按配です。

 顔を合わせて真相を伝える時、最初は恐怖心があり、ちゃんとできませんでした。法に対する認識がだんだん向上するに連れ、顔を合わせて真相を伝えることを続けると、恐怖心も消えてなくなりました。毎日市場や商店、公園で真相を伝え、脱党を勧めました。商人も、通行人も、遠くから買い物に来た農民も、誰も真相を知りませんでした。私は正念を発しながら真相を伝え、少しの間に5、6人が脱党することを決め、「感謝します」と言われました。

 もっと多くの人に真相を伝え、救い済度するために、よく商店に行って野菜や物を多めに買うので、夫に無駄使いしすぎだと言われました。大法弟子は衆生を救い済度するのみで、時間を大切し、できるだけ人を救いたいため、そのためにお金を多少多く使ってもかまわないと私は思っています。

 ある同修とペアを組み、夕食の後に知り合いの家を訪ね、一人が真相を伝え、一人が正念を発し、脱党を勧めました。一日に二軒も行って順調でした。

 ある退職者は私を見て、興奮しながら次のように話しました。「大法は素晴らしいです! 今、毎日『法輪大法は素晴らしい、真善忍は素晴らしい』と心から誠意を持って念じています。神韻芸術団の公演DVDも何度見ても飽きませんし、糖尿病も治り、今もお守りを身に付けていますよ。これは全部、大法の師父が下さったことです」

 私が真相を伝えて脱党した人たちは政府の幹部、会社社員、農民、大学生、中小学生など、もう覚えきれないほどです。人々は真相を知り、大法の素晴らしさを知り、自ら法輪功は良いと言い、また、大法弟子を守りました。

 以前は内に向けて探すことができず、探しても表面的で、根から掘り出せませんでした。法をたくさん学び、同修が『明慧週刊』で交流している文章を読み、内に向けて探すことができるようになり、非常に大切だと悟りました。師父は次のようにおっしゃいました。「皆さんの正念、やりたい全ては皆法から来ています。ですから、いくら忙しくても、法の勉強をおろそかにしないでください」(『2002年米国フィラデルフィア法会での説法』)、「いくら厳しい環境下であっても、いくら忙しくても、法を学ぶことを忘れてはならず、必ず法を学ばなければならず、それこそ皆さんが向上するための最も根本的な、最も根本的な保証だからです」(『米国フロリダ州での説法』)ですから、昼間に法を聞き、読む以外に、毎晩一講を学びます。同修とよく集まり、集団で学法し、交流し、お互いの不足を見つけ出し、共に向上します。

 師父が弟子のために受けてくださったことは多すぎて、与えてくださったことも多すぎて、師父に対するご恩は言葉では表しきれません。私は諦めずに精進し続け、三つのことをしっかり行い、もっと多くの衆生を救い済度し、師父の期待を裏切らないようにすることしかできません。

 私は師父の要求されることまでまだまだ遠いのですが、今後、修煉の道でさらに精進し続けます。上手く書けませんでしたが、同修の慈悲なるご指摘を望みます。

 2009年4月8日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2009/3/29/197988.html