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色欲の危害について

(明慧日本)同修Aと彼女の夫である同修Bは、2人とも邪悪に迫害され、当時他に迫害された4人と一緒に監禁されていました。4人の同修は全員、正念で邪悪の要素を取り除きました。4人の中の同修Cは後でこう言いました。「私たち4人が迫害された後、十数日間いささかも怠けることなく、全て正念で邪悪の要素を解体し、内に向けて探し、執着を取り除きましたが、同修A、Bは全身全霊で行いませんでした。彼らは時には常人のような恋愛をして、しまいには邪悪にもっと迫害され、自分の正法修煉に重大な損失をもたらしました。

 ある時、交流会でこの話をしましたが、感じるところが多かったのです。現在、同修Aのように同修と結婚しようとか、常人と結婚しようとしている人に注意したいと思います。「この道を歩もうとする同修は慎重に行ってください」

 当時天目が開いた同修がこのような光景を見ました。「疾走している列車には全て同修が乗っていました。師父は1号車に乗っておられました。列車が各駅に止まる度に呼ばれた駅名は全部心性の関と関係がある名前でした。『恋人谷』という駅に列車が止まった時、多くの男女の同修がこの駅で降り、『恋人谷』の風景に見入っていました。列車が発車するときも、同修達は気付かず、列車にいる同修達の呼ぶ声も聞こえませんでした。気付いてから必死に追いつこうとしましたが、間に合いませんでした。その時『恋人谷』から泉のように泥が湧き出て次第に彼らを飲み込んでしまいました」 これはある同修が当時修煉した次元で見た光景ですが、他の同修の参考になると思います。

 色、情、欲望などの魔は現在、大きな勢いと速いスピードで人類の倫理道徳を壊滅し、人を深い淵に陥らせています。修煉者の中でも、意志が弱い同修は情の淵に堕ちました。実は当初、同修AとBは修煉の道で共に頑張って、共に精進しようと決意しました。願望は良かったのですが、異なる空間の色魔が彼らを狙って気づかれないように彼らを情に陥らせ、そこから抜け出せないようにしました。この過程で時々刻々、内に向けて探さず、自分の念を法に照らして見なかったため、見つけることができませんでした。私の周りにもこんな男性の同修がいました。法理上で高い認識があり、数回邪悪に出遭い、正念で邪悪を乗り越えましたが、後にこの色の問題で転びました。邪悪に迫害された後、彼は愛する女性の同修(邪に悟って中共に利用された)の前で、理性を失い、彼女の誘導の下で、自分が行った全てを邪悪に明かしました。その結果、もともと正法の修煉にいるべき人が、今も迫害されています。

 私達は、多くのことを経験して今日まで歩んできましたが、毎日一歩ずつ慎重に歩くべきです。なぜならば、私達はもうすぐ円満成就する大法弟子だからです。限りある残りの正法修煉の道で、何が必要で何が要らないのか、何を修めて何を捨て去るのかを、法理に基づいてしっかりと認識しなくてはなりません。情の魔は修煉者に理智を失わせ、修煉者が精進する意欲を失わせますので慎重に考えるべきです。

 2009年4月8日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2009/4/1/198156.html