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江蘇省:潘序軍さんは洪沢湖刑務所で長期間迫害されている

(明慧日本)江蘇省沛県の法輪功修煉者・潘序軍さんは、2002年の末、裁判所で不法に9年の刑を言い渡され、洪澤湖刑務所に拘禁された。潘さんは長期間にわたり迫害され、身体が甚だしく障害された。2009年2月21日から、潘さんは断食をして抗議した。それから1カ月余りが経ち、危篤状態に陥った。家族が釈放するように求めたが、刑務所側は拒否したという。

  潘序軍さんは今年43歳、江蘇省沛県の中学校で英語を教えていた。潘さんは病気を患っていたが、法輪功の修煉を通じて、心身共に大きな変化が現れた。一部の学生に法輪功を教えると、成績がずば抜けて向上した。

  2000年12月、沛県共産党の政法委書記・姜朝福は、沛県の法輪功修煉者を逮捕するように命令した。潘さんは連行され、不法に留置場に拘禁された。さらに洗脳班いわゆる「転向」班に拘禁され、1年間にも及び、さらに毎日35元の費用を出すよう強いられた。潘さんの勤務先は「610弁公室」(江沢民が法輪功を迫害するために設立した不法な組織で、公安局、検査局、裁判所をしのぐ)から金をゆすられ、潘さんの給料も止められた。

  2001年12月14日、修煉者・潘序軍さん、王新春さん、曹后存さんの3人は、洗脳班から脱出し、その後、家を離れて転々としていた。

  2002年8月末、「610弁公室」のトップ・陳勇帯は、大勢の警官を引き連れて、潘序軍さん、王新春さん、曹后存さんを連行した。非公開裁判を行い、重刑を言い渡した。潘さんは9年の刑を言い渡され、江蘇省洪澤湖刑務所に移送された。

  潘さんは刑務所で洗脳班の「転向」(信仰を放棄させる)を拒否した。警官は受刑者に指図して潘さんを侮辱し、殴打し、冬でも身体に冷たい水をかけるように指示した。潘さんは囚人服を着るのを拒否したため、警官は受刑者に服にペンキを塗るようにと指示した。潘さんはかつて受刑者に首を絞められ、窒息状態になったことがある。

  2005年から2007年の間、洪澤湖刑務所の警官は、修煉者に対して何度も各種の拷問を加えた。暴力を振るい、脅し、体罰を加え、修煉者を縛り地面を引き摺る、いわゆる「厳管」などの拷問を加えた。一分刑区の指導員・胡居が、受刑者・華東升、賈良貴などに指示し、箒や、細長い板などで潘さんに暴力を振るい、侮辱した。潘さんの両手は、マントウのように腫れた。

  潘さんは長期間の不法な拘禁と残虐な苦難により、身体に大きな障害を受けた。

  2009年4月10日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2009/4/1/198216.html