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山東平度市:警官は良い人を騙して、金銭を奪い取った

(明慧日本)2009年2月18日午前8時過ぎ、山東平度市公安局の警官と鎮派出所の警官は不法に法輪功修煉者・王景先さん(59)の家に突入した。王さんは外孫を幼稚園に送りに行ったため、警官は家の門の近くで商売していた夫を家に連れて帰り、監視し、外に知らせないようにして、家宅捜査をした。

 11時45分ごろ、王景先さんはもうすぐに家に着くところで、待ち伏せをしていた警官に連行され、夫と共に近くの平度同和刑務所に連れ去られた。

 警官は王景先さんの携帯電話を奪い、女性警官が王景先さんと偽り、携帯電話で「王景先さんは車にぶつかった。今は家にいる」と嘘の情報を流し、他の法輪功修煉者に見舞いに来させて連行することを企んだ。

 夜、王景先さんの娘は電話で王景先さんに幼稚園の子供を連れ帰るように頼んだが、警官は家に戻るように知らせた。娘は嫌がらせをされ、住むところを監視されるようになった。その夜、王景先さんの夫は釈放され、家に戻った。しかし、脅かされたのでずっと親戚の家に滞在し、4〜5日点滴を打った。

  2日目、嘘の情報を受け取った法輪功修煉者・張淑花さん、王玉臻さんは一緒に見舞いに行き、法輪功修煉者・展某某さんが王景先さんの家に出掛けたが、警官に平度同和刑務所に連行された。午後、市公安局の警官と鎮派出所の警官は王玉臻さんの家と張淑花さんの臨時の住み家を不法に家宅捜査した。そして彼女らを平度「610弁公室」に移送し、迫害を行い、平度公安局に移した。展某某さんは2日目になって家に戻されたが、平度公安局の警官は王景先さん、張淑花さんと王玉臻さんを青島大山第一留置場に移し、拘禁した。警官は王景先さんの家族に1万元を出したら、王景先さんを釈放すると要求したが、家族に拒否された。張淑花さんは、2008年5月に大逮捕中に家を離れ転々としていたが、今は獄中の人となった。

 警官はずっと王景先さんの携帯電話に登録してある電話番号を調べていた、2009年3月13日、平度万家タンに住む法輪功修煉者・劉振芳さんを連行し、家宅捜査した。2日目、警官は劉振芳さんの夫から2万元を脅し奪った後、劉振芳さんを釈放した。

 2008年5月から2009年3月まで、統計(不完全)によると、平度市城区の法輪功修煉者が警官に約15万1400元を超える現金を奪われ、刑罰を言い渡され、労働教養を科された法輪功修煉者は少なくとも14人、肖素敏さんと鐘振福さんは平度の警官に迫害され、死亡した。

  2009年4月14日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2009/4/2/198261.html