同修の文章を読んで、自分の人心を捨て去る
文/河北省の大法弟子 柳花明
(明慧日本)この間、明慧サイトで『自分を放下する』の文章を見ました。その中の一段落に深く感動しました。同修は次のように書きました。「時間に対する執着を強烈に持っているとき、きっと緊張した恐怖な状態で、『親と共に散歩するのは時間の無駄だ』、『家の仕事をする時間がない』と思うでしょう。実は、これは時間に対する執着で、不当に時間を節約することです。こういう心境でたとえ親に付き添っても、親は文句を言うのです。家の仕事をしても、家族は不満を言うのです。なぜなら、真剣にしていなかったのですから。もし時間に対する執着を放下すれば、きっと落ち着き、穏やかで、完璧にできます」
同修の話は道理があって、私ははっと悟りました。時間に執着することは正法の終わる時間に対しての執着ばかりではなく、自分が修煉と法を実証する時、時間に対する執着も含めます。同修の文章を見てから自分を照らして見ると、本当に雲泥の差で恥ずかしくてたまりませんでした。以下に三つの例を挙げます。昨日、私がパソコンの前で法を学んでいた時、姑が私においしい物を食べるように勧めてきましたが、私はこの食べ物はあまり好きではないとの理由で断りました。実は自分の法を学ぶ時間に影響が及ぶことが心配でした。好意でしたが私は応じなかったため、姑の機嫌が悪くなりました。この時、私は自分の私心を見ました。もう一つは、夫が「今日はおいしい食べ物を買って母親を見に行ってきたら!」と言いましたが、法を学ぶ時間が影響されるのが心配で「あまり頻繁に行くと母はお金のことを心配しますよ」と話しました。夫は不快になって「せっかくあなたとお母さんを思っているのに、なぜ理解してくれないのか」と話しました。もう一つは、小学生の息子は料理の味が薄いとかずっと文句を言い、夫は、法ばかり読んで家事をあまりしていないと話しました。私は文句をせず指摘を受け入れましたが、心では家事などは法を学ぶ時間と修煉に影響すると思っていました。本当に私(し)的な考えです。
私は毎日パソコンの前で法を読み、文章を書くことだけ考えており(私の仕事は土日が忙しい)、自分の向上だけ考え、家族の気持ちなど考えたことがありませんでした。姑は私をあんなに考えてくれるのに私は冷ややかに断り、夫はあんなに私と母を気にしてくれるに、私に感激する心はなく、母は私を養育してくれたのに見に行くのも後回しにし、子供が小さくてよく食べる時期なのにご飯もよく作ってあげませんでした。これらの小さいことさえできないのに「無私無我、先他後我(他人を先に、自分を後に)」ということや、衆生を救い済度するなんてあり得ません。私は半年ぐらいの間、日夜続けて法を学びました。師父のあらゆる説法を2回読んで、『転法輪』も2回暗記しました。法をいくら多く習っても、師父の要求通りにしなければ、これは法を学んでいないのとどこが違うのでしょうか?
朝、師父の説法を読んでいた時、突然師父の一つのお言葉が私の大きくなった私心に触れました。「ですから、修煉の過程で、自分が想像しているように、修煉だけが重要であり、ほかのことはすべて重要ではない、例えば、家庭は重要ではなく、社会は重要ではなく、いかなることも重要ではないということではありません。それらの関係に正しく対処してください。これはあなたの歩むべき道です。」(『2006年カナダ説法』)以前この段落を学んだ時は、別に気にしていませんでしたが、今日はまるでハンマーで叩かれ、「棒喝」されたように感じました。私はぱっと頭がはっきりとしました。実は、慈悲なる師父はすでに弟子の執着心を見抜いておられます。師父は私が「向上に執着する」心や人心を捨て去って、真に「無私無我」の覚者に修めるようにするため、私に同修の文章を見るようにし、また法の中でそれに応じた段落を見せてくださいました。師父に感謝します。佛のご恩に報いようがありません。私は師父の恩恵を精進する動力にして、強い正念で三つのことをしっかり行い、より多くの衆生を救い済度します。
私はこの執着を暴いて取り除こうとしてから、心が落ち着くようになり、みかげ石のような垢が消えたように感じ、心身も軽くなりました。本当に師父がおっしゃった「柳暗花明又一村(眼前に新たな世界が開ける)」です。
自分の世界をもっと良く円容させ、より良く衆生を救い済度すべきです。とりわけ両親と子供と共に住んでいる中年の大法弟子は、家庭のバランスをよく取るべきです。親の面倒を見てあげ、子供もよく教育し、配偶者にもやさしく対応すべきです。千万年の縁で今生で家族になったので、大事にすべきです。家族たちを導いて法を得るようにし、家族たちに真に真相を分からせ、真に救い済度されるようにすべきです。
足りないところがあれば慈悲なる同修の指摘をお願いします。
2009年4月16日
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2009/4/13/198866.html)
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