日本明慧
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私も内に向けて探すことができるようになった


文/遼寧省の大法弟子

(明慧日本)私が小学校二年生の時、中共は文化大革命を開始したため、私は字を書くことができません。昔は分からない漢字は○で代えていましたが、法を実証するために、同修の手伝ってもらって、私が内に向けて探した経験について書き出しました。

 私は2004年に修煉を始めました。私は他人に頼る心が非常に大きかったのです。真相資料はすべて同修が仕上げた資料をもらっていました。後で資料センターが迫害されて、資料の出所がなくなりました。その後、同修の協力の下で私も資料センターを作りました。私は実際にやってみると、資料を作るに多くの手間がかかることが分かりました。消耗品を買うのにも時間がかかるばかりでなく、いつも良く法を学んでおらず、心性を良く修めなかったら、パソコンもプリンタも良く使えず、真相資料も良く作れませんでした。数日前、私に忘れられない事が発生しました。

 私の実家は田舎で、今も田舎に田畑があって野良仕事をします。去年、私の長男が農作業をしようと田舎に行きましたが、長男は田畑を叔父さんに取られ、二人は喧嘩をしました。彼は田畑は自分のものだと話しました。当時は、それを聞いたところで腹が立ちました。私達のことを、父がいない母子だと馬鹿にしているのか?(夫は長男が4歳の時に出て行き、私一人で二人の息子を育てました。)私はその時、本当に怒りましたが、ちょっと落ち着いてから考えて見ました。師父はおっしゃったのではありませんか?「殴ったり、蹴ったりすると、その分だけ徳が相手のところへ飛んでいきます。常人にはこの理が分からないので、いじめられたら、我慢できません。殴られたら殴り返さなければ、とつい手を出してしまいます。すると、この徳を相手に押し戻してしまいますので、両者とも損も得もないことになります。」(『転法輪』)ここまで考えたら、自分は修煉者であって、常人と同じ見方ではいけないと考えました。私は電話で長男を説得しました。長男は温厚で、私の話をよく聞いてくれました。

 しかし数日前、次男がこのことについて口を出し、兄のために不平を言いました。当時、私は「それなら、お前が人を連れてあの田畑を奪い戻したら」と言いました。次男は奪うかどうかは答えませんでしたが、彼が行った後すぐ私が話したことに問題があると気づきました。思いもよらないことに、夜、真相資料を作ろうとパソコンを開いても、パソコンが動きません。週報のフォルダも開けず、クリックしても何の反応もありません。仕方なく強制的にシャットダウンしました。 

 翌日朝6時ごろ私は同修の家に行って、パソコンにある全てのファイルをどう削除するのかを聞きました。同修は全てのファイルを削除したら何も出来ないと話しました。それならばどうしようと思っていると同修は私に内に向けて探すことを勧めました。「あなたの何の心が自分の空間場を乱したのすか? それとも、何の方面で良く行っていないのですか?」と同修に聞かれて、私は家で発生したことを話しました。同修は私に、自分自身を探したかと聞かれ、私は修煉者としてあんな話をしてはいけなかったと話しました。同修は、私にもっと深く探すように話しました。しかし、私はもうどのように探せばいいか分かりませんでした。同修は、これは情ではないかと言い、これが内に向けて探すことなのかが分かりました。

 同修の家から戻る途中で私はずっと探しました。闘争心、他人を恨む心、報復心、嫉妬心、最も悪いのは人を懲らしめようとする心でした。これらの心が見つかって、家に戻って師父の法像に礼をして、これらの心を全部話しました。私は「これらの心を捨て去ります。これは真の私ではありません」と話しながら、師父に加持をお願いしました。その後パソコンを開きましたが、すべてが正常で、現在にいたるまでずっと何の問題も起きていません。当時私は感動して、悔し涙を流しました。心から「師父、弟子は間違いました」と話しました。

 このことを通じて、私は内に向けて探すことを学びました。内に向けて探すと、本当に師父が説かれた「修は己にありて、功は師にあり」を体験できます。私達のいかなる常人の心も邪悪に隙に乗じられやすく、自分の修煉に邪魔をもたらし、大法に損質をもたらすかもしれません。資料を作る同修達よ、プリンタ、パソコンなどに問題がある時、全部が機械自身の問題ではなく、私達の常人の心で起きた問題かも知れません。何か問題がある時は、すぐ同修に頼んで同修の手間を取らせるのではなく、内に向けて探してみましょう。

 同修達よ、師父に遵って正法の過程を歩うえで、常人の心に阻まれてはなりません。内から探しましょう。

 2009年4月21日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2009/4/19/199241.html