衆生を救い済度することを最優先にすべき
文/大陸の大法弟子
(明慧日本)師父は次のように説かれました。「更に、偶然に出会った人、生活の中や仕事の中で出会った人に皆さんは真象を伝えなければなりません。この世ですれ違って、話ができなかった人にも慈悲を与えなければなりません。済度されるべき人、更に縁のある人を失わないでください」(『2003年アトランタ法会での説法』)
私は大法弟子の使命がこれほど重要なのだと認識しました。衆生を救い済度するには家ごとに訪ねて真相を話すばかりでなく、面と向って真相を伝え、正念で衆生を救うべきです。しかし、最初は真相を伝えるこの一歩を踏み出すことが非常に難しく感じました。怖がる心が重くて人の観念もあり、口を開くことがなかなか難しかったのです。
私はかつて中年のおばさんに真相を話したことがあります。長い時間ためらってから「『法輪大法はすばらしい、三退すれば平穏無事になれる』と聞いたことがありますか」と話しましたが、その人はしげしげ見回して「こんなに年を取ってなぜこんなことをしますか?」と言いました。真相など聞こうともせず、離れていきました。私はまた他のある人に真相を伝えましたが、「あなたが私にお金をくれれば、私は三退します」と言いました。その時は何も話しませんでしたが、心では「あなたを救うためなのに、お金をもらってから三退するなんて」と考え、すごく腹が立ちました。
私には怖がる心、恨む心があってこれではいけないと考え、戻ってからすぐ法を学び、内に向けて探しました。怖がる心があったら、真相があまり伝えられなくなり、心理状態が悪くなれば、さらに真相をよく伝えられません。他に、発正念も重要で、正念を持って縁ある人を1人も見逃してはいけないと考えました。
師父は「人間はこの世で異なる観念を形成しています。辛いものを好む人もいれば、酸っぱいもの、甘いもの、あっさりとしたものを好む人もいます。これは自ら形成した習慣です」(『2004年ニューヨーク国際法会での説法』)とおっしゃいました。
衆生を救い済度する時、私は相手の好きな所から入るべきだと認識しました。人々に基本的な真相を話し、大法弟子が受けた迫害を話しながら、強大な正念で彼らの背後の要素を解体したら、人々は全部善の一面があるので聞き入れると思います。実は、真にこれらのことを行うのは師父で、ただ私達の口を通じて世の人々に伝えるだけで、正念が足りて、心が正しければ師父は手伝ってくださいます。
その後、私が再び外に出て真相を話す時、私は純粋な心、慈悲な心で衆生を救い済度するように自分自身を注意しました。そして、縁がある人が私の周りに来るように師父に加持をお願いし、発正念をして真相を伝えることを邪魔する一切の邪悪生命の要素を取り除きました。実践により、私は同修2、3人が共に協力して真相を伝えるほうが効果は良くなるのを感じました。発正念をする人もいれば、真相を話す人もいます。ある日、某局の局長に会い、私は「『三退』について聞いた事はありますか」と聞きました。彼は「こんなに年を取りましたから、脱退しても構いませんけど、なぜ脱退するのですか?」と聞きました。当時、私は簡単に『九評』のことを話し、天安門焼身事件の真相、法輪功修煉者の臓器を生きている状態で抜き取っていることなどを話しました。局長はびっくりして「私は共産党が腐敗していると分かっていますが、こんなに邪悪だとは知りませんでした。早く脱退させてください」と言いました。
私は彼に「『法輪大法はすばらしい』と覚えてください。天が中共を滅する時、あなたはすでに悪党の一分子ではありませんですから、天災があってもあなたは淘汰されません」と告げました。すると、その局長は絶えず「分かりました、ありがとうございました」と話していました。彼は仮名をつけて、喜んで三退をして帰りました。
私と同修は互いに協力したことで、思い通りうまく行うことができました。私は正々堂々と正念で行えば次第によく行えるようになると分かりました。
それ以外にも、人が多く集まっているところへ行く時、私は良く発正念をしました。この間、親戚の葬儀で約700人近く集まりました。大部分は公務員で、私はこの機会を失いたくなくて、発正念をしました。人が集まっている所で、異なる空間にある邪悪要素を発正念して取り除くべきで、いかなる時、いかなる場所でも衆生を救うことを最優先にすべきだと深く感じました。
現在、私は後天で形成された観念をより早く放下して、衆生を救い済度するいかなる機会も見逃さず、純粋に三つのことを行います。これ以上、師父にご心配をおかけしたくありません。
2009年4月22日
(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2009/4/19/199163.html)
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