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音楽教授:神韻はとても楽しませてくれた(写真)

(明慧日本)レジナはサスカチュワン州大草原の中南部に位置し、カナダの『太陽の都』と呼ばれている。2009年4月19日午後、神韻芸術団はこの都市で素晴らしい公演を披露した。

公演終了後、観客全員が立ち上がって拍手を送る

 この午後、約2千席を収容できるレジナ最大の劇場、Conexus芸術センターは満席となり、観客は中国五千年の文化の中に浸り込んだ。素晴らしい公演は観客の絶賛を浴び、これで2009年神韻巡回芸術団のカナダ西部(バンクーバー、キャルガリー、エドモントン、レジナ)での14回の公演が盛大に幕を降ろした。

 音楽教授:神韻はとても楽しませてくれた

音楽教授のラウムさん

 音楽教授のラウム(Raum)さんは、サスカチュワン州の有名オーケストラのトロンボーン奏者でもある。神韻公演を見て、彼は称賛を惜しまなかった。「公演は楽しかったです。音楽と舞台上の表現はうまく組み合わさっており、民族的な味があります。素晴らしいです」、「神韻は普通の楽器に精通しているだけではなく、その他の特別な楽器もよく理解しています。例えば、二胡です。典型的な中国スタイルで、その旋律は他ならぬものです」

 胡弓は中国の伝統的な弦楽器であり、二つの弦しかないものの、深い内容を表現できる。神韻の二胡演奏に対してラウム教授は「二胡演奏家の演奏は本当に素晴らしいです。リズムは時には速く、時には遅くなり、人をリラックスさせます」と話した。

 ラウム教授は主にトロンボーンと音楽理論、音楽テーマと分析および遠隔教育などを教えている。経歴が長い彼は、カナダ交響楽団のトロンボーン奏者として各地で公演を行っている。

 「神韻公演はレジナにとってとてもいい機会です。レジナにも民族舞踊がありますが、私が知っている限り、神韻のような完璧な中国舞踊の公演は初めてです」

 神韻はいろいろな方面でラウム教授を驚かせた。「舞踊だけではなく、衣装の美しさも不思議です。特に扇子の舞踊は、色彩が明るくて、春の雰囲気を感じさせます」、「バックスクリーンは広い想像空間を作ってくれます。その画面から何かが出てきて、あなたをその物語の中に入れ込むような感覚がします。舞踊との組み合わせも非常に良かったです」

 「神韻はとても楽しませてくれました。舞台での表現を見ていると感激があふれます」

 音楽家:音楽と舞踊は驚異的

音楽家のマグナシさんと中国の養女

 音楽家のマグナシさんは4月19日の神韻公演を見て、神韻公演はとても素晴らしく、中国の歴史が分かるようになったと話した。

 マグナシさんは古典音楽の学士の学位を持っており、ピアノとオーボエを専攻していた。それと同時に、彼女は地元の大手電信会社で広報部マネージャーを担当している。

 彼女は神韻公演に称賛を惜しまなかった。「これほど素晴らしい公演は、驚異的です」、「ダンサーたちは非常に優秀で、高い技を持っていました。舞踊の動作は正確で、活力があふれます」

 「オーケストラの生伴奏は舞踊とうまく融合しており、人を魅了させます」、「『竜泉鼓舞』が好きです。非常に力量があり、鼓を打つ動作が一体となっています。20人の俳優がいっしょに鼓を打ったんですね」、「あの二つの弦しかない楽器(胡弓)、それは見たこともない楽器です。演奏は非常に成功しており、その音の美しさは人を魅了させます」

 彼女は公演を通じて中国の歴史物語を理解した。「すべての演目で歴史について言及していました。舞踊の『優曇華の開花』は、三千年に一度しか開かない花を表現しました。これらの物語が舞踊と合わさり、舞踊の意味を深くしました」

 戯曲衣装デザイナー:衣装は非常に美しい

レジナ大学戯曲学科で、授業と戯曲デザイナーなどを指導しているCathy Mearnsさん

 レジナ大学戯曲学科で、授業と戯曲デザイナーなどを指導しているCathy Mearnsさんは「この公演を非常に楽しく思います。非常に素晴らしくて、色彩が豊富です。アーティストたちには情熱があり、彼らの表現は人を魅了させます」と話した。

 「一番目の演目(「五千年文化の開創」)と鼓の舞踊が好きです。また、春の到来を告げる舞踊、その扇ぎの舞踊は、非常に美しかったです。色彩の鮮やかなスカートの舞踊(「イ族の少女たち」)も良かったです。また、法輪功修煉者が迫害される演目(「迫害の中で私たちは神の道を歩み続ける」)は感動しますね」

 「衣装は非常に美しいです。私も戯曲衣装をデザインしていますが、神韻の衣装は制作が繊細で非常にきれいです。舞踊の衣装は戯曲衣装と違います。戯曲は言葉で物語を語り、俳優はその中の個性的なキャラクターで、舞踊公演とは全然違います。神韻公演は人々に興味を起こします。とても素晴らしいです」

 写真家:色彩が鮮やか

 公演終了後、写真家のJim Clarkさんは神韻芸術団に『10+』という高い点数を付けた。「本当に素晴らしいです。撮影の角度から見ると、色彩が鮮やかで、衣装もきれいなので、公演の表現をよく助けています」

 「バックスクリーンは新鮮な発想です。公演を見る時、私は習慣的に後ろに座ります。まるで映画館で映画を見ているようでした。舞台で演じている物語が、背景のバックスクリーンに表れていました。中国文化を全然知らない観客も、バックスクリーンを見てその内容が分かるようになります」、「ダンサーたちは舞台上で、ジャンプするのではなく、流れているようです。その中に含まれている情感と衣装の色彩は人の目を楽しませてくれます」

 「男性舞踊は体の力を完璧に表現します。カナダ西部での体育大会は体の力量を競いますが、神韻の舞踊は難度の高いジャンプや回転などのさまざまな動作があり、その難しさは体育大会を越えています。リズムに乗り、舞踊の中でエネルギーと激情を表現するのは難しいことです」

 Jim Clarkさんは、二胡の演奏が好きだという。「二つの弦でこれほど美しい旋律を出すなんて、不思議です。目を閉じて静かに聴いてみると、音楽の美しさとその中に流れる情感が分かるようになります。来年も神韻を観に来ます」

 2009年4月25日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2009/4/21/199413.html