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人心を放下した後、洗脳班を釈放された

　（明慧日本）私は1995年に大法を修煉し始め、師父の慈悲なる加護の下で、でこぼこの道を歩んできました。私は絶えず自分を正し、どのように人間から神になるのかが少しずつ分かってきました。

　十数年にわたる修煉で、私には感想が多くありますが、文化知識のレベルが限られているため、内心の感想を完全に表すことができません。今日「修煉者が洗脳班に連行されたら、正念を持って釈放される人は誰もいない」という話を聞きましたが、これは全くの邪説で、事実ではないと私は言いたいのです。武漢市では、正念を持って洗脳班や刑務所などの邪悪な勢力の巣窟から釈放された同修が多くいました。強い正念を持ち、自分の執着を放下し、師や法を信じ、内心から衆生を救い済度する慈悲心を出すことができれば、釈放されるに違いないというのが、私の体験です。今、ここで個人の経験を書きたいと思います。間違いがありましたら、ぜひご指摘下さい。

　2008年9月、武漢市のあるコンピュータ学校が不法に差し押さえられ、連行された同修が5、6人いました。私の知り合い、外地からきた若い先生もその中の1人です。この先生の両親は私を探し当て、息子の行き先を調べてほしいと私に頼みました。私はすぐに承諾し、1人で現地の裁判所や610弁公室に行きました。結局、邪悪に隙を突かれてしまい、洗脳班に連行されました。　

　洗脳班に行く途中、私は「自分は正念が強いのに、なぜ連行されてしまったの？　なぜ発した正念は邪悪を制御できなかったのか？」と、自分に問いました。内に向けて探してみると、自分はまだ大きな人心を捨てていないことがわかりました。例えば、情がその一つであり、私は人心を持ってその若い先生に対しており、周りの人々に「まるで親子のよう」だと言われましたが、彼の修煉を助けませんでした。また、顕示心もあり、自分は正念が強いと思い込み、同修とも相談せず、単独で610弁公室や裁判所に行ってしまいました。長年修煉しているのに、まだこんなにたくさんの人心があり、本当に恥ずかしいです。

　 私は正念を発し、師父の加持をお願いし、他の空間の全ての邪悪な要素を取り除こうとしました。正念を発した後、私は警官に真相を説明し始めました。「今日あなた達が荒々しく私を扱っても、私は恨みませんが、あなた達は自分が犯罪を犯してしていることを自覚してほしいのです。法輪大法の修煉者はみな『真・善・忍』に従い、より良い人間を目指しています。みんな良い人です。一方、共産悪党は我々庶民に何をもたらしたのでしょうか。虚言、騙し合い、暴力、弾圧、そして信仰を奪い、思想をコントロールしています。常に全国的な政治運動を起こし、健康な人を植物人間にさせ、国家の財産を個人の物にしています。共産悪党は今日あなた達をコントロールして他人を迫害していますが、明日はまた他人を利用してあなた達を迫害します。だから、あなた達は共産悪党に従って悪事を働いてはなりません。私の話に間違いがありますか？」

　 私は話を続け「『法輪大法は素晴らしい』、『真、善、忍は素晴らしい』と覚えてください。必ずあなたたちに良いことをもたらします」と話しました。車の中で、警官らの態度が変わりました。初めは、警官らは荒々しく私の手足を押さえつけ、ある警官はずっと私の両足を向こうの座席に押さえつけていました。真相を聞いて、ある背の高い警官は凶悪な態度から微笑みを持つ態度に変わり、また私に従って『法輪大法は素晴らしい』と静かに念じ始め、最後に親指を出しながら大きい声で唱えました。もう1人の警官も従って唱えました。

　 10月1日、私の住宅区の共産党委員会の書記は洗脳班へ私を転向させようと来ました。数年前に、私は彼女に手紙を書いたことがあり、ある程度真相が分かっています。予想した通り、彼女は「あなたに少し同情しているわ」と私に言いました。私は「そうですか。ここで逢うことができ、これも縁だと思います。私たちはこの縁を大切にすべきです。実は、私はあなたの幸せを心から願っています」と言いました。彼女は、私に感謝する一方、自分が共産党メンバーだから共産党に従わなければならないと話しました。私は一時返事ができませんでしたが、「共産党に従わなければならない」という考えが正しくないと思って、そのときすぐ正念を発しました。ある日、私は「関貴敏さんを知っていますか」と聞きました。「知っていますよ。中国の有名な声楽家です」と彼女は答えました。「関さんは法輪功を修煉して元の肝炎が治りました」と聞くと、この書記はとても複雑な表情で、「また法輪功だ」と言いました。数日後、彼女は「法輪功の功法を実演してみてくれる？」と私に頼みました。功法の実演を見た後、「この功法は本当に素晴らしい」と彼女は言いました。

　 洗脳班では、私を説得に来た警官が多くいました。私は恐れず、慈悲心を持って真相を伝え、殆どの警官の態度を変えました。中には610弁公室の責任者もいました。この責任者は私に洗脳班で感想文を書かせましたが、私は法輪功を修煉している感想文を書きました。当日の夜、私は夢を見ました。ベッドの上で横になっていた私は、多くの人に囲まれ「人間の物を放下してこそ神のものを有し始める」という1人の若い男性の話を聞きました。私はすぐに目が醒めました。これは師父の豪州での大法弟子への説法の話ではないかと、私は思い出しました。師父は私を啓発なさいました。私は内に向かって探し、多くの人心を見つけて、取り除きました。

　 ２日後、私は突然お腹が激しく痛くなりました。警官は私を病院に送ろうとしましたが、私は「病院に行かず、直接家に送ってください」と言いました。しかし、運転手はとても邪悪な口ぶりで「早く感想を書けばすぐ家に送るが、書かないと、上の省のレベルの洗脳班に送るぞ！」と脅しました。私は正念を強め、彼の邪悪な計画を徹底的に否定しようとしました。翌日、私は家に帰ることができました。

　 この事件を経て、私の認識は一層上がりました。ほんの一念であれ、ほんの一つの行動であれ、すべて法に従い、師と法を信じ、人心を捨て、人を救い済度する心を持ち、自分を本当の修煉者として対処できれば、師父は必ず助けてくださいます。まさに「修は己にあり、功は師にある」のです。師父は慈悲深いですが、しかし、慈悲深いからといって、人間の物を抱いて放さないのではいけません。

　 2009年4月25日

（中国語：http://www.minghui.ca/mh/articles/2009/4/21/199370.html）