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「真善忍国際美術展」:芸術を通して真相を明らかにする(写真)

(明慧日本)世界五大陸、40数カ国を巡回している「真善忍国際美術展」は、2009年4月3日に台湾高雄社会教育会館の本館展示ホールで開かれた。40数点の作品は正統的な技法を通して、芸術のあるべき光明、純正と善なる姿を現した。来賓はとても積極的で、絵画展は人々をさらに高い智慧と真理へと導き、心を浄化させ、精神を昇華させることができると称賛した。

著名な画家の陳甲氏「真善忍美術展の作品は70年来見た中で最も良い作品」

 このような美術展は台湾各地で展開され、今年で4年目となる。2005年2月より、「真善忍国際美術展」が台北で初めて展示されてから、続々と全島23の県・市、各級の大学で巡回展が開催された。美術展は本島のほかに、離島の澎湖でも開かれ、至る所で人々の熱烈な歓迎を受けた。
2008年1月3日、美術展は高雄左営の慈恩芸術文化センターで開かれ、解説員は来賓のために重点的に説明している
解説員の説明に一心に耳を傾ける来賓


  修煉の素晴らしさと中国共産党の迫害を表す

 「真善忍国際美術展」の作品は、それぞれが異なる背景を持ち、非常に優れた芸術家たちから集められたものだ。これらの芸術家は法輪功を修煉することを通して、体が健康になり、精神が昇華し、さらに一歩進んで、彼らは宇宙の真の意味を悟り、生命、芸術に対して長年探究してきたものに、解答を探し当てることができた。これらの完璧な作品は、生命は真・善・忍とともに昇華することや、人類の大災難である中国共産党の江沢民集団が始めた法輪功への迫害などの中で、因果応報の実例なども表した。

 美術展の内容は、「大法に同化し、返本帰真する」、「生命の意義を探り、正しい信念は永遠に続く」、「真相を伝え、正義を呼びかける」、「因果応報、正義の審判」の四つの部分から構成されている。これらの作品は人々に正義、自由、尊厳、人間性が踏みつけられた時、平凡だった人々が見せた精神は、もはや平凡なものではない。迫害に直面した時、法輪功修煉者は堅忍不抜の精神により、憎しみや蹂躙、甚だしきに至っては虐殺に耐えてきた。これらの修煉者は自分の生命をもって真・善・忍を実践し、宇宙の真理を伝え、正義と自由を守り、真・善・忍の輝きを世の中に伝えている。そして、さらに多くの人々が真相を理解し、共にこの迫害を早く終結するように望んでいる。
2009年3月10日、米国の「Saipan Tribune」は第一面で美術展と画家に対する紹介を掲載した
 

  芸術界の称賛:当代その右に出る人はいない

 台湾南部の複数の大学や学院に勤め、屏東地区の傑出した芸術家である張重金氏は、2008年9月10日に屏東中学校で美術展を鑑賞し、「芸術の手法と様式によって、教育的意義を含むと共に、精神的な昇華が芸術創作の中に溶け合っており、極めて優れています」と述べた。
台北芸術大学音楽学部を定年退職した声楽教育家の唐鎭さんは、すべての作品が修煉者の「善」のメッセージを伝えていて、とても感動すると語る
元国立台湾師範大学芸術学院院長の張清郎教授(左一)は作品を称賛
真善忍国際美術展は2008年7月12日から台東の生活美学館で開かれ、中国書道学会台東支部の理事長の楊雨河氏はわざわざ「筆生花」の句で、美術展はみごとな筆による蓮の花のようだと称賛した


  教育界が推賞:学生の人徳教育に最も良い教材

 美術展は各地の人々の言い伝えで、次から次へと美術展を観に来るように親戚に紹介したり友人を連れて来たりして、多くの観衆は2、3回繰り返して鑑賞する人もいた。学校の校長や教師らも会場を訪れ、画家たちのずば抜けた技巧を称賛し、作品が善の心と純真のメッセージを伝えており、学生の道徳教育の良い教材であると述べた。
屏東県仁愛小学校2学年の教師と学生および保護者たちは解説に耳を傾けた
嘉義大学学長の李明仁氏は画展を鑑賞後、メディアに法輪功を称賛した
明徳中学校補導主任から定年退職の魏両岸氏(右)は、大同高校の李慶宗校長(左)に絵画展に招待し、そして自ら解説を努めた


  観衆は作品から真相を理解

 高雄医学大学教養センターの教員を務める張淑徳さんは膠彩画の専門家で、かつて国内外で教師や学生の共同展を何回も開いた。張さんは専門家の目ですべての作品の技巧の熟度を賛美した。張さんは、創作は芸術の次元の表現だけでなく、一種の歴史の記録でもあると語った。張さんは『金剛不動』をテーマとした作品の前でしばらくじっと見つめていたが、心を強くゆり動かされ、思わず涙を流した。生命の過程の中でも不公平や不当な扱いに遭ったが、画面の中の女性法輪功修煉者は警官の荒々しさに直面した時、正しい信念は動揺することなく、平静で落ち着いた穏やかな態度であり、その修煉者の境地に対して、しきりに称賛した。

 中華芸術学校卒で油絵専攻の林さんは、自分の専門知識により、すべての作品を細かく鑑賞した。林さんは、人によって、単純に画面の構成、色彩や線等の技巧の表現だけを観る人もいれば、作品の内容、境地まで観る人もいるという。

 これらの作品の前に立って、林さんは画家の内面的な情緒を探ろうとした。法輪功修煉者が受けた残酷な迫害の場面を観て、ナチス収容所を連想させた。『ニュルンベルク大審判』でこれらのヒトラーの暴行を暴露し、人間性を描写する小説や映画等ほとんど見たことがあり、自然と法輪功の未来に引き続き関心を持つという。

  美術展は広く歓迎され 各界から称賛と表彰を受ける

 展示された40数点の作品の中で油絵と中国絵画を含め、かつて世界40数カ国を巡回し、延べ100回を超えた絵画展の内包は深く人の心を動かし、世界各地から大きな反響を得ており、地方の芸術家から各級政府まで次から次へと表彰と奨励を与えた。『中原での受難』と『パレードの前夜』の作品はきめ細かく、イメージは本物そっくりで、鑑賞者を感動させ、それぞれ2008年新唐人テレビ局主催第1回「世界華人写実人物油絵コンクール」で金賞と銅賞を獲得した。

台中県清渓文芸学会理事長の郭禹君氏は『中原での受難』を指して、この作品はとてもすばらしく、画家の実力は大したものだという

 2007年7月17日〜20日、「真善忍耐国際美術展」は嘉義刑務所で開かれ、受刑者たちは、作品の中で法輪功修煉者が迫害を受けた時、責めることなく慈悲の態度で対処する場面を見て心から感動し、真・善・忍の高尚な情操を感じ取った。絵画展の終了時、刑務所の所長はわざわざ「感謝状」を授与して、台湾法輪大法学会の大法のメッセージを伝えるための無私の行いに感謝の意を表明した。

嘉義刑務所の所長から受けた感謝状

 「真善忍国際美術展」は2005年2月25日に台北で開催されてから、大きなセンセーションを巻き起こし、展示期間を3月8日から3月末まで延長した。『民衆日報』は3月16日の記事の中で「国際美術展センセーションを巻き起こす 展示期間を月末まで延長」をテーマに報道した。

2005年3月16日『民衆日報』の報道「国際美術展センセーションを巻き起こす 展示期間を月末まで延長」

2008年3月26日、花蓮の『東方日報』は美術展を報道

 主催側の法輪大法学会は、台湾で3セットの展覧会作品を完備しており、現在、展覧会の予定はほぼ2009年の後半に至り、これからはさらに民間のコミュニティや各地のキャンバスの隅々にまで深く広がり、もっと多くの人に恩恵を与えたいと表明した。

 2009年4月25日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2009/4/12/198802.html
(英語:http://www.clearwisdom.net/emh/articles/2009/4/25/106790.html