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河南省:連行された法輪功修煉者・丁鳳閣さんが、行方不明

 (明慧日本)4月18日の午後、河南省濮陽市中原油田に住む法輪功修煉者・丁鳳閣さんは、華龍マーケットで人々に真相を伝えた時、真相を理解していない人に通報された。その後、華龍区の国保大隊に連行され、現在行方不明である。

 丁鳳閣さんは過去、たくさんの病気を患い、多くの医師に診てもらったが治らなかった。1996年に法輪功を修煉し始めた後、病気がなくなり身体が軽快になった。1999年「7.20」法輪功が迫害され始めた後も「真、善、忍」を信仰し続けたが、中原油田の「610弁公室」から何度も迫害を受けた。

 2003年3月11日の夜8時前後、「610弁公室」のトップ・朱艷群は数人を引き連れてきて、丁鳳閣さんの家に侵入して、無言のまま家宅捜査を始めた。子供のパソコンや、プリンタなどを奪い取り、丁鳳閣さんを服務楼招待所に連行した。招待所では、両手に手錠をかけられ椅子に縛られた。一晩中眠らせずに拷問し、質問に答えなかったら、数人の警官に囲まれて罵られた。2日目に、丁鳳閣さんを台前留置所に移して、1カ月迫害した後、強制的に洗脳班に移送して、転向を強制し、迫害を続けた。

 2006年10月24日の午後、「610弁公室」の数人の警官らは、丁鳳閣さんに何も知らせていない状況下で、突然彼女の家に侵入した。すべての部屋はくまなく荒らされ、不法に丁鳳閣さんを連行した。丁鳳閣さんは警官に抵抗したが、数人の警官らに無理やり車に乗せられた。留置所に半月拘禁し、それから、さらに洗脳班に送り転向を強要し迫害した。

 2007年12月18日、丁鳳閣さんは法輪功の真相資料を配ったため、中原油田警官に連行され、不法に1年間の労働教養を科された。鄭州十八里河女子労働教養所では、転向の強要に抵抗したため、暗い小屋で5カ月ぐらい地面の上で睡眠を取り、1年間毎日24時間監視された。また労働服を着ることを拒否したため、警官は麻薬犯に指示し、強制的に労働服を着させた、ある時は、手をねじり上げられ、腕はひっかかれて怪我をし、髪の毛は引っ張られて、おおくの髪の毛が抜け落ちた。

 オリンピック開催中、労働教養所は法輪功を誹謗中傷するために署名を集めた。丁鳳閣さんは署名することを拒否したため、警官はまた麻薬犯を利用して、丁鳳閣さんを大声で罵り、夜12時前まで睡眠をとらせないなどの嫌がらせをした。警官は丁寧な口調で「課題をやらないなら24時間眠らせない」などと汚い言葉で言い、麻薬犯に順番で監視するように指示した。丁鳳閣さんは毎日罵られる中で過ごし、精神的にとても大きな圧力がかかり、毎朝起きるとき頭がくらくらして、力が出ない。警官は「あなたの身体の具合が良くないのは肝炎か、心拍数が早いからだ」と言って、医者に診てもらうとさらにこう言った「転向しなければ、病気が悪化する」と・・これらのことを引き起こしたのは彼らが原因で、彼らは責任転嫁をしている。

 釈放された後、今年の政協十一届二次会議中、油田の「610弁公室」は人を派遣して、丁鳳閣さんの家の近くで毎日24時間監視し、家を出ることは許されなかった。また「610弁公室」は現地の退職事務所の人といつも丁鳳閣さんの家で嫌がらせをし、家族に大きな被害をもたらした。丁鳳閣さんのご主人はこの圧力に耐えきれず、離婚せざるを得なかった。丁鳳閣さんは、現在行方不明である。

 2009年4月26日

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2009/4/22/199421.html