正念に満ちた場で衆生を救い済度する
(明慧日本)私の配布した真相資料をもらったある同僚は私を摘発して、「610弁公室」の主任は真相を「配布しない」ようにT私に話したことがあります。私はその主任に協力せずに、正念を発しながら真相を伝え、彼女はとうとう腹をたてて行ってしまいました。その後、私の所属部門の最高責任者はまた繰り返して私が真相を伝えることを忠告して止めさせようとして、どの部門の誰々が公然と私が「三退」を勧めたことをからかい、またある部門の誰々は私の配布したディスクを持って私を摘発するといっていると言いました。
闘争心の旺盛な常人は、私たちのように生死を顧みないで人々に真相を伝えることなどは到底考えられないため、彼は私に、あなたたちは何のために真相を伝えるのか、ちっとも分からない、どんな動機があるのですか、と聞きました。私は、とても簡単で、世の人々に迫害の真相を告知して、彼らに中国共産党のうそに騙されないようにしているだけです、と言いました。彼は納得できないように私を見ていて、私の話を信じないようでした。人間の思惟は自分個人だけのための枠に限られれば、私たちの無私無我の行為を理解することは不可能で、少なくとも真相がはっきりと現れる前に見て分からないのでしょう。
多くのその他の常人と同じように、彼はこの迫害を1つの人間同士の戦いと中国共産党の党文化が意味付けた「政治的闘争」と見なしています。彼は私に様々な真相を伝えることができないことや必要でない理由を羅列して、その中で中国人の冷ややかさと険しさを説明しました。彼は、それらの中国共産党を罵った人は、彼らが自分の利益が少ないから、中国共産党から脱退しようと言うのですか。あなたはあれらのちょうど部門に入ったばかりの若者に脱党を勧めました。彼らがどうして入党したか知っていますか。-----上へ登って、利益を得るためです。あなたの話で、利益も与えないで、彼らが脱党すると思うのですか。面と向かってよく承諾しても、顔を背けるとあなたを摘発します。彼らはあなたを摘発する機会を利用して、自己をアピールし上司に取り入ろうと思っているのです、と話しました。
彼の話は確かに自分の生命を救い難い境地に置かれた衆生に対する失望をもたらしました。しかしこのような気持ちは長く続かずに、私は今このような失望の状態に動かされることなく、改めて人を救い濟度する難しさを実感していて、しかしまた多くの人が救い濟度を待ちかねていることも承知しています。
師父は今の世の人々、特に中国人は普通でない身分があることを明示されたことがあり、多くの人が危険な境地にあることをも教示されたことがあります。中国人のこのような他人が迫害を受けたことに対する冷淡さと険しさは誰がもたらしたのでしょうか。ある人は中国人の悪い根性だと言って、その罪の責任を中国の伝統文化に帰しました。このように認識すること自体は中国共産党の党文化のわなであって、事実上、中国共産党こそ元兇そのものです。いくら高い次元の神でもいったん人に生まれかわれば直ちに迷う世の中におり、その上、末法の時期にあたって、道徳は極度に滑落し、更に真相を認識する難度を増やし、中国共産党はそれを災いの上に更に災いにさせました。中国共産党の悪霊は人間の体についていて「物質を崇拝する」ことと闘争の邪説によって中国人を洗脳し、また何度もの残酷に人を懲らしめることと殺人運動を通して、人を不安にさせ、互いに敵となり、他の人の生命を無視するのです。このような高圧の統治の下で、多くの人の心は厳重に変異し、金銭と利益のために手段を選びません。こうした中で、元来大法を認めることのできる生命が大法に対して罪を犯して、自分を生きることのできない扉に進めました。彼ら自身だけではなく、彼らの壊滅は彼らに対応する体系の中のすべての生命の淘汰を意味します。
いかなる事も偶然ではありません。この事が私に内に向けて探し当てることを促して、邪悪な要素が一歩進めて隙に乗じないようにすると同時に、法の上からどのようによりよく行うかを考慮するきっかけとなりました。
ある時同修と交流する中で、私は彼女に私の職場の数百の従業員の中でただ2、3人の同修がいることを教えると、彼女は、「問題ありません、2、3人の同修でも多くの人を救うことができます」と言いました。彼女の話は私にとってとても良い注意を促すことになりました。そこで私は『轉法輪』の中で教示されたことを思い出しました。「あなたが街を歩く時も、職場や家庭にいる時も同じ役割を果たすことができます。あなたの場の範囲内にいる者に、あなた自身は知らないうちに身体を調整してあげているかも知れません。この場は一切の間違った状態を正すことができるからです」
それ以来、私は旧勢力のすべてを否定し、発正念でその他の空間に存在する人を制御する邪悪な要素を追い払うだけでなく、絶えず次の一念を加えました。私は至る所で強大な正念の場で、人のすべての正常でない状態を是正し、人の中国共産党に対する恐怖心を含めて、人の本性を呼び覚まし、更に多くの人に大法を認めさせることによって救われることになります-----。もし誰か邪悪のために私を裏切ることがあれば、私の正念の場の作用の下で、その邪念はおそらく解体して作用できなくなり、そしてその生命は邪念を動かすことなく、大法に対する犯罪を避けることになり、救い濟度されるチャンスが残ることができます。
もしすべての同修がいつも自分の強大な正念の場で身の回りの環境を照らすことができるならば、私たちは全体の上で1つの巨大で難攻不落の場を形成し、その空間のすべての生命を収容して、邪悪の立脚点がなくなるとすれば、人は簡単に大法に対して犯罪しなくなります。そうしたことによって、この空間場は「礼義円明」に転換して、どうにも救いようのない人がいるにしても、全体の上で真相を伝えて世の人々を救い濟度することが大幅に容易になります。
「真相を伝え衆生を救い濟度することに旧勢力はあえて反対できません。肝心なのは、何かをする時の心構えにそれらに付け入る隙を与えないようにすることです」(『2002年ボストン法会での説法』) ましてや、今は邪悪の要素がとても少ないことを明らかに見ることができます。迫害は依然として存在しますが、しかしとっくに土台がなくなり、はびこっている気勢もなくて、ただかろうじて支えているだけです。だから恐ろしいことは何もなく、正念さえあれば問題はありません。私たちの正念の場に覆われる限りすべてが良くなることが可能になり、邪悪が私たちを締め付ける余地はありません。私たちの更なる成熟と法を正す道程の終わりに近づく今日になって、誰しも私たちのより多くの世の人々を救い濟度するための貴重な時間を影響することができません。
2009年4月27日
(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2009/1/3/192786.html)
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