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湖北省:杜子国さんは8年の刑を言い渡された(写真)

(明慧日本)2008年6月、法輪功修煉者の杜子国さんが黄梅・白湖附近で真相資料を貼っていた時、中共に洗脳された付近の住民に密告され、黄梅郷公安出張所・警察大隊に連行され、2009年1月14日、黄梅県裁判所に懲役8年を言い渡された。杜子国さんは上訴したが、黄岡市中級裁判所は杜子国さんの上訴を無視し、弁護士を雇うことすら許さなかった。その上、開廷もせず上訴を取り消し、県の裁判所の判決通りに8年の刑を言い渡した。現在杜子国さんは行方不明である。

杜子国さん

 杜子国さん(30歳男性)は湖北省仙桃在住。両親は他界し、兄と一緒に住んでいた。杜子国さんは大学で化学を勉強し、卒業後上海の某会社で化学を専門とする技術職で開発に取り込み、社内では人望があった。しかし、突然地元の公安が職場で時々邪魔をするようになり、その後仕方なく杜子国さんは仕事を辞め、地元の黄梅県に戻り、製品技術開発の仕事に携わっていた。彼が開発した特殊化学製品を輸出する事になり、会社と国に一定の収益をもたらした。しかし、またも公安当局が杜子国さんの職場に時々侵入してきて日常生活を乱したので、製品開発が出来なくなり、その後杜子国さんは連行された。その影響で会社と国家が損失を受けている。 

  2008年6月6日、2人の私服の警察が杜子国さんの職場に来て、何の証明も提示せぬまま、杜子国さんを呼び出して住民票を提示するように強制した。そして、無理矢理車に押しこみ、地元の公安出張所ではなく、隣の杉松公安出張所に連行した。

  警察大隊の警察官2人は公安出張所内で杜子国さんに暴力を振るい、他のメンバーは杜子国さんの職場に侵入し、杜子国さんの事務室からパソコン、プリンター、法輪功の書籍、DVD、会社の暗証番号をつけている保管庫からは会社の内部技術資料、小切手、3万8千元入った通帳2冊、銀行カードなど個人財産を奪った。これらの貴重品を警察はいまだに本人に返していない。

  当日午後、警察大隊の警察は杜子国さんを別の濯港出張所まで護送し、強制的に残虐な尋問をした。長細い椅子に杜子国さんを縛り、手錠を掛けて警察は順番に繰り返し尋問した。このような迫害がずっと6月8日の昼まで続き、間では1日1つの饅頭だけしか食べさせなかった。寝かせず、横になることすら許さず、ずっと虐待した。

  7月14日、公安は逮捕状を持ってきて杜子国さんにサインをするよう要求したが、杜子国さんに拒否された。11月11日、黄梅県検察院公訴課の2人の職員が留置場にやって来て、杜子国さんに不法に強制的に尋問した。杜子国さんは2人に公安出張所と留置場が暴力を振るって不法に尋問したことや、寝かせず、食べさせず、休ませないなどの迫害があったことを伝えた。しかし、この2人は何の記録もせず去っていった。

  12月25日、裁判所の男性職員が起訴状を杜子国さんに渡した。何の証明書も提示せず、名前や職場なども言わず、起訴状をいきなり杜子国さんに向けて読み始めた。杜子国さんは弁護士を雇いたいと要求した。4日後に何キン松と名乗る弁護士が来て、杜子国さんに面会した。

  2009年1月6日、黄梅県裁判所は急に開廷すると言い、何時に開廷するなど具体的なことは杜子国さんに言わなかった。用意した偽法廷に杜子国さんを護送し、用意した弁護士も杜子国さんの状況を何も分からないので、弁護も出来なかった。傍聴席では兄と1人の同僚が聞くだけで、裁判長は杜子国さんが自分の弁護をすることも許さず、裁判が終了した。

  こうして1月14日、黄梅県裁判所は杜子国さんに懲役8年の刑を言い渡した。杜子国さんは直ちに上訴すると決め、訴状を提出した。しかし、3月27日黄岡市中級裁判院の2人の職員と名乗る者が訪れ、何の証明も見せずに杜子国さんを尋問した後、杜子国さんに何か要求があるかと尋ねた。杜子国さんは裁判が不法であり、懲役8年の判決は不法で冤罪であるとして裁判を見直すように要求した。

  しかし、それから暫く何の連絡もなかった。4月13日、杜子国さんの家族が早期釈放を求めて留置場を訪ねると、なんと3月30日の時点で黄岡市中級裁判院は黄梅県裁判所の判決通りに懲役8年の判決は正しいと元の判決通りの判決を下したという。4月14日、黄岡市中級裁判院は不法な判決を留置場に渡し、その当日から杜子国さんの行方が分からなくなっている。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

  2009年4月27日

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2009/4/23/199481.html