常に人を済度することを考えれば、師父はいつも近くにおられる
文/中国大陸の大法弟子 修心
(明慧日本)私は毎日師父が話された三つのことを良く行おうと考えていますが、毎日目標に到達できませんでした。正法時期の大法弟子の基準と大きな差があり、常に悩んでいました。毎日三つのことをしなかったら、或いはよく行えなかったら、まるでご飯を食べていないかのようでした。明慧ネットに掲載された文章を見ると、自分の足りないところがよく見えました。
ある夜、寝る前に、明日真相を伝え三退を勧めに行かなければいけないと考えました。翌日、バス停留所へある人と同行しましたが、急いでいるようで、口を開きませんでした。この人は用事があり、私にかまわないかもしれないと思い、何も話しませんでした。当時、私はこの一念に邪魔されて、自分の考えではないことに気付きませんでした。しかし、人を救うことを考えると、師父は縁がある人を連れて来られると信じました。
まもなく、60歳あまりの男性が駅に来ました。私と近い距離にいました。この人は縁がある人で、救うべきだと思いました。笑顔でその人に「どこへ行くのですか」と話しかけました。彼は「市内に行きます」と言いました。「私も市内に行きます。ところでどこかで会ったことがある気がしますね」と言うと彼は、「僕も見覚えがある顔だと思いました」と言いました。私は彼の名字を聞くと、彼は加さんという人でした。彼は「このバスのチケットは2元ですが、他は全部5元ですね。どうしてだろうね」と言いました。私は「今は全部めちゃくちゃですね。災難は絶えず発生し、ほぼ毎日あります。でも罪のない人には善い報いがあって、悪人には悪い報いがあります。これは天理です。悪人が一時的に猛り狂っても、天が彼らを滅ぼす時は、ぱっと亡くなります」と話しました。
私は続いて聞きました。「あなたは脱党など三退のことを聞いたことがありますか」 彼は「法輪功がやっていることですね」と話しました。「これは、本当のことです。私の周りは家族全員が脱退した家が少なくありません。三退すれば命を保つことができるので、他の人にも三退を勧めています。脱退したければ一言『脱退する』と言えば良いので、書くのも、手続きも要らず、神様が分かれば十分です。加さんは団員ですか」と聞くと、「僕は入党しました」と答えました。私が「それなら、脱退してください」と言うと、「僕は年を取りましたから、脱退しても意味がありません」と答えました。
私は彼が気兼ねしているのを見て「加さん、あなたが脱退したければ、私が手伝います。『徳来』と名付けて脱退すればどうですか」と言うと、彼は笑いながら脱退したくないと話しました。私は「現在災難が絶えず発生し、テレビでは法輪功修煉者が『焼身自殺』をし、中南海を包囲したと報道しましたが、これは全部法輪功を迫害するための嘘です。修煉する人が多いため、(中南海に)行った人も多くなったわけです。あなたも分かるように、中南海は並みの人が入れない所で、警察官がつれて行かないと入れませんね。でも彼らは中南海を包囲したと法輪功にぬれ衣を着せて陥れ、民衆が法輪功を敵視するようにさせました」と告げました。
彼はキリスト教を信仰していると話しました。私は「イエスも当時人を救い済度し、多くの人がイエスを信じて従いましたね。ローマ帝国は一つの都市を焼いて、イエスの信徒がやったとぬれ衣を着せて陥れました。この事と法輪功への迫害は何が違いますか」と言いました。これを聞いた彼は、権力があればやりたい事を何でもやるだろうと話しました。私は「そうですね。現在の共産党も出任せを言っています。共産党が政権を騙し取った後、良いことをやった事は一つもありません。人の神への信仰を禁止し、ずっと人を洗脳してきました。いろんな運動、土地改革、三反、五反、文化大革命、今の法輪功への迫害。89年天安門事件などを行って数十年来、殺害した民衆は8千万人にのぼり、これは二つの世界戦争で亡くなった人よりも数が多いのです」と話しました。
すると彼は「これは本当です。表面では全部良い事ばかり話しますが、全部人を騙すことです。土地改革で土地を人々に分けてあげると話した結果、全部共産党の土地になって、現在農民を経済で援助すると話したが、化学肥料は一袋80元から、今は130元になりました。汚職役人はどこにもいて、官であればみな汚職しています」と話しました。
私はまた、次のように話しました。「年を取った人は全部お分かりですね。この悪党はこの上ない大きな罪悪を犯しました。天が中共を滅ぼします。貴陽の掌布郷の数十トンの大きな石に『中国共産党亡』の6文字が表れました。これは本当に石が真実を言いました。天が中共を滅ぼすのは必然です。このような政権は長く続きません。もし、天が中共を滅ぼす時、共産党をまだ脱退しない人は共に酷い目に遭います。それはあなたが彼らの一分子だからです」
ここまで言いましたが、彼はまだ脱退しようとしませんでした。私は、彼の背後で、真相を理解することを邪魔する要素を取り除くように師父に加持を求めました。この時彼は、顔色が良くなくなりました。「加さんどうしたのですか」というと、彼は「なぜか分からず、急に心が痛くて苦しいです」と言いました。「私はあなたのために話しました。私達が出会ったのも縁があるからですね。『そのあることを信ずるも、ないと信じてはいけない』という言葉があるように、一旦災難が発生したら、間に合いません。あなたはやっぱり脱退してください。あなたに何の影響も及びません」と言うと、彼は痛快に「脱退します」とやっと話し、こうして1人が救われました。
これは師父が手伝ってくださったのだと思います。この一切は全部師父が行われ、私達はその願望があるだけなのです。
2009年4月28日
(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2009/4/25/199555.html)
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