日本明慧
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自己を放下し、真相を伝え、世間の人々を救い済度する


文/黒竜江省大法弟子

(明慧日本)私は恐怖心をまだすっかり取り除いておらず、真相を伝えて世間の人々を救い済度することがまだ足りません。それでも、自分の次元で悟った修煉体験を書いて同修と交流し、共に精進し向上したいと思います。不適切なところがあれば、慈悲を持ってご指摘下さい。

  一、師父の励ましで、真相資料を作り、配り、衆生を救い済度する

  2000年の春、私は家族と共にある都市に引っ越しました。当時、衆生を救い済度したかったのですが、恐れる心が強かったのです。学法を通して心性を修めてから、法輪功の素晴らしさと中共による法輪功への弾圧、法輪功修煉者を迫害している真相を多くの人々に分かるように真相資料を配ることに決めました。心性が向上すれば、師父はきっと助けて下さいます。すぐ、夫(法輪功を修煉していない)がパソコンを買いたいと言い、私のアドバイスでプリンターも買いました。設備はありましたが、使い方が分からなかったのです。師父は私の悩みが分かり、ある同僚を按排して教えて下さいました。

  大法は私の知恵を広げ、資料を作る技術をすぐ理解させてくれました。さらに、真相資料を作る過程の中で、何か具体的な問題があったらすぐ不思議と解決できました。例えば、インクを取り換える時、手がまだ交換する所に届いていないのに、もう取り付けが出来て、他人に教えてもらうより早かったのです。その時は、明慧ネットの事を知らなかったので、法輪功の真相を伝え、また法輪功への迫害を止めさせる手紙は全て自分で書いていました。今思えば、当時は確かに容易なことではなかったのですが、当時私の心に「難しい」という概念はなく、作った真相資料は非常によかったのです。

  その後、よその同修から2枚の真相のDVDをもらいました。これと文字資料をセットで配ったらきっとよいと思いました。しかし、2枚しかないので、どうすればよいでしょうか? 師父の按排の下、書き込みドライブが全く分からなかった私は順調に使い方を覚え、真相デイスクを作れるようになりました。

  来たことのない都市なので、環境も分からないし、当地の同修と連絡を取れず、私はバスに乗って真相資料を配る場所を探していました。例えば、ここは来たことがない、ここにはいくつかのポストがある、このドアから社区に入れるなどなど。

  最初、真相を配る時は深夜でしたが、1人で歩いても怖く思ったことはなかったのです。今は分かりました。それは師父の加護があったからです。心性の向上と共に、正念も強くなり、昼間でも真相資料を配ることができました。正念を持っていたので、あまり邪魔されることもなかったのです。まれにトラブルがあっても師父の加護のお陰で解決しました。真相資料を配る時、よく娘を連れていきましたが、時間を無駄にしないよう、いつも娘をスーパーに待たせていました。娘もいつも協力して勝手にどこかに行かず、買い物も強要しませんでした。それはすべて師父の按排でした。

  二、師父は対面して真相を伝えることを励まされた

  修煉する前は、私は無口だったので、仕事関係以外の他人にはあまり接していませんでした。修煉の向上と共に、真相資料を作る恐怖心もすこしずつ小さくなり、知らない人に真相を伝えたい思いも強くなりました。2006年の冬のある午後、ある若者と会いました。この若者の白菜を入れる袋が破れてしまったので、私は若者が経営するレストランまで送ってあげました。そして、順調にその2人に少先隊からの脱退を勧めることができました。それから、私は初対面の知らない人に真相を伝え、脱退を勧めることを始めました。

  最初は、自分の心も穏やかではなく、心配も多かったので、効果は良くなかったのです。色々と話しても、相手は脱退せず、脱退は勧めましたが、法輪功の真相を伝えることを忘れ、真相を伝えただけで発正念をすることを忘れたなどがありました。ある日、私は十数人に脱退を勧めましたが、1人もしなかったのです。家に帰って、内に向かって探しました。真相を伝える時、100%人々を救い済度することを考えたのではなく、恐怖心が混在していました。そして、相手のため、本当にこの生命のためにと考えたのではなく、自分を守る要素がありました。これは性格や経験などと関係なく、心性の問題で、自己を放下できるかどうかの事だと思います。師父は三つの事を言われていますが、どのことにも「私」を混ぜたら、うまくできません。私たちは最後に無私無我の正覚になることです。

  数日後、私は家から出てすぐの所である女性を見つけました。この女性は重い袋を持っていたので、私は声をかけて、脱退を勧めることができました。そして彼女は感謝してくれました。また道の分からない男性に会い、脱退を勧めることができました。これは師父の按排だと分かっています。師父は修煉の中で、学法を重視し、内に向かって探すことを忘れず、人々を救い済度することを止めないようにと励まして下さいました。

  現在、私は真相資料を配っても、真相を伝えても恐怖心が小さくなり、衆生のために考える心が大きくなりました。真相を伝えるだけではなく、初対面でも真相資料とお守りを贈ることもできました。これは法を正す時期の大法弟子がやるべきことですが、またこれは私にとって、恐怖心や私心、自己を放下する過程です。これは師父と大法を信じて、自分の枠を突破し、真・善・忍に同化した結果です。

  私にはまだたくさんの執着があり、師父からの私たちへの要求とは遠く隔たりがあります。しかし、師父の話を聞き、最後まで精進し、師父の慈悲深い済度と期待に背かないよう、誓約を果たせるように頑張りたいと思います。

  合掌

  2009年4月30日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2009/4/3/198289.html
(英語:http://www.clearwisdom.net/emh/articles/2009/4/18/106609.html