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福建省:労働教養所は食べ物に不明な薬物を混入、鐘冬蘭さんを心神喪失に至らしめた

(明慧日本)

 一、台嶼女子労働教養所が食べ物に不明な薬物を混入し、鐘冬蘭さんを心神喪失に至らしめた

 福建省武平県の法輪功修煉者・鐘冬蘭さん(42歳女性)は2007年8月15日、武平国家保安局大隊の警官に連行され、福州市台嶼女子労働教養所で迫害を受けた。2008年9月、労働教養所の警官は迫害されて憔悴している鐘冬蘭さんを家に連れて帰るよう、鐘冬蘭さんの親戚に通知した。

 情報によると、警官は鐘冬蘭さんの食事の中にある粉状の不明な薬物を混入した。これを食べた後、鐘冬蘭さんは歯がぼろぼろになり、意識もうろうとし、身体中に力が入らなくなった。鐘冬蘭さんがこれを食べて錯乱状態になったのを見て、警官は彼女を労働教養所から精神病院に送り、さらに迫害を加えた。

 鐘冬蘭さんの兄・鐘文生さんと姉・鐘小蘭さんも法輪功の修煉を堅守したため、それぞれ龍岩刑務所と福州台嶼女子労働教養所で迫害を受けている。家族は今も迫害を受けているため、鐘冬蘭さんを連れ戻すことができない。

 二、何度も刑期を伸ばし、法輪功修煉者を迫害する

 福建女子労働教養所に拘禁されている法輪功修煉者への迫害はとても残酷である。労働教養所は何度も法輪功修煉者・薛朝暉さんに対して刑期を延長し、迫害を行った。5月初頭、薛朝暉さんはまた強制的に拘留期間を延長された。5月9日、薛朝暉さんの父母が労働教養所の犯罪行為に抗議し、無条件で薛朝暉さんを釈放するよう求めた。労働教養所は今回が最後の刑期延長になるとした。

 福建女子労働教養所の副所長・江桂蓮と法輪功への迫害を専門とする李隊長は自身の昇進と利益を享受したいという動機から、法輪功修煉者を迫害している。そして2009年1月1日から、法輪功修煉者に対して刑罰の延長を実施し始めた。具体的には協力しなければ一日、過剰労働にし参加しなければ一日、さらに参加しなければ、もう一日延長する。労働教養所の服を着ない、体操をしない、法輪功を中傷するビデオを見ないなど、合計最長一年の延長となる。元々一年の労働教養期間だったのが二年に延長され、二年の労働期間が三年に延長させられる。薛朝暉さんは133日間も刑期を延長され、4月に釈放される予定だったが、さらに拘禁期間を延長されている。

 (注:法輪功修煉者を迫害する主な責任者らの情報は、中国語ページに参照)

 2009年5月24日

(中国語:http://search.minghui.org/mh/articles/2009/5/20/201266.html