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重慶:法輪功修煉者・秦大群さんが生前に受けた迫害(写真)

(明慧日本)重慶市沙坪バ区の法輪功修煉者・秦大群さんは、2008年5月19日に再度中国共産党の警官に連行され、めった打ちされた。重慶の西山坪労働教養所の中で迫害され、9月5日に無念のうちに死亡した。
秦大群さん


 秦さんは、1952年10月1日生、小学校卒業。沙坪バ区磁渓口金碧巷115号に住んでいた。重慶市三建会社の元の従業員で、1996年に法輪大法を修煉し始め、心身ともに受益した。秦さんは修煉を堅持したため、2002年に沙坪バ区歌楽山の洗脳班まで連行され不法に半年拘禁された。 

 2005年10月5日午後、秦さんを含めて6人の法輪功修煉者が沙坪バ区平頂山二カ樹でお茶を飲んでいる時、沙坪バ区の公安支局に連行された。秦さんは不法に1年間労働教養された(2005年10月16日〜2006年10月15日)。

 2008年5月19日、秦さんは重慶の高新区で再度警官に連行された。5月20日、警官は沙坪バ区裏通りの秦さんの家に行き不法に家財を没収し、同日秦さんを江北留置場まで連行した。警官は秦さんの背中を突然拳骨で殴り、1人の高くてがっちりしている警官は足で突然秦さんの胸部を蹴ったので、秦さんはすぐ卒倒して、人事不省になった。

 その後、警官は秦さんを重慶の西山坪労働教養所まで連行した。労働教養所で、秦さんは食事をすることができず、点滴に頼って生命を維持した。このような情況の下で、西山坪7大隊1中隊(訓練をする中隊)はまた秦さんを殴ったり蹴ったりして、各種の体罰を加えた。当番の魏紹紅らは秦さんに「三書」を書くように強制し、立つ姿勢を科して、砂袋を担がせた。

 秦大群さんの体は耐えがたい苦痛の中でも、また偽装したと言われた。しかし、その後身体に危険な状態が現れて、労働教養所の中心病院まで送られた。検査した後、秦さんの身体はもうだめだと判断して、重慶北ペイの第九人民病院へ転送した。さらに重慶市腫瘍病院まで転送して検査し、この病院の外来診察ビルの7階2号ベッドに収容した。 

 この時秦さんはすでに骨と皮ばかりに痩せて、深刻な腹水があり、気息奄々としていており、家族は一時出所を求めたが、女性警官は憎々しげに、「たとえ死んでもここで死なせる(労働教養所を指す)」と言った。

  8月28日に至って、家族が強く求めたので、警官はまた責任を負うことを恐れて、秦さんはやっと妹と娘に裏通りの家まで迎えられたが、この時の秦さんはすでに迫害で生命が危篤状態だった。

  9月5日午後3時、秦大群さんは死亡した。中国共産党の本性はまさに残忍で、1人の「真善忍」を信念する罪のない人を残酷に迫害して、生命を奪った。 

  (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 2009年5月25日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2009/5/23/201471.html