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吉林省吉林市:劉宏偉さんは国保大隊に迫害され、13年の刑を下された

(明慧日本)吉林省吉林市の法輪功修煉者・劉宏偉さんは、2006年10月24日、中国共産党の国家安全部門と、長春市の警察に連行され、ずっと吉林市留置場に監禁されて迫害された。その間、警官たちは不法に数回尋問を行い、虐待した。また更に吉林市口前洗脳班に護送して精神的に迫害した。現在、劉さんは13年の刑を下され、吉林省公主嶺刑務所に入れられて引き続き迫害を受けている。劉さんはひどく迫害されたため、いまだに自力で歩くことができず、家族との面会の時、いつも椅子に座らされて運ばれてくる。

  2006年10月〜2007年1月の間、吉林市公安局国保大隊支部の狄士剛、劉らの警官は、劉宏偉さんを不法に連行して吉林市警察犬訓練基地に護送して尋問を行った。

  劉宏偉さんが受けた拷問

  1.長紐で縛る: 太い紐で縛り、背中に紐を残して、そこに木の棒を入れ木の棒を回して紐を縮めて吊り上げると、手の脇と肩などが縮まり、紐に引っ張られて紐が肉まで食い込み身体の自由ができなくなる。

  2.金属製の太い棒で圧迫する: 金属性の棒で壁に穴を空け、下肢を金属の棒でローラをかけるように行ったり来たりして圧迫する。これで足の筋肉が知覚を失い、麻痺して歩けなくなる。

  3.警察用のゴム棒で身体の内部に傷害を負わせる: 人に防弾服を着用させ、頭に鉄兜をかぶせて、外から警察用のゴム棒で攻撃する。これによって心臓、肺、脳などの内部組織に外部からは見えない傷害を負わせ内臓と頭に大きいダメージを受ける。

  4.からし油を注入する: 鼻から植物のからし油を注入して窒息させ意識を失わせる。その後、事前に用意した資料に押印させ不法裁判に使う「証拠」を準備する。

  5.手錠をかけて吊り上げる: 手錠と足枷をつけて吊り上げ、空中に浮かんだ状態で長時間吊るし上げると、激しい痛みに耐えられなくなり意識を失う。2時間もずっと吊り上げるのである。

  その他にも、高圧のスタンガンで攻撃するのはもう日常的なものである。現在、劉さんは上記のような虐待を受けて腰を真っ直ぐにすることが出来ず、歩けない。少し話すだけでも息が荒くなり苦しくなる。毎回尋問するときも抱えて運ばないと歩けない。

  劉さんの妻で法輪功修煉者の於麗新さんは、2002年に迫害されて死亡している。現在、家には70歳の母親と10歳の娘2人が残されている。

  劉さんは13年の刑を下され、公主嶺刑務所に監禁されている。家族と面会するときも、歩けないのでいつも人に抱えられて運ばれてくる。

  (注:法輪功修煉者を迫害する主な責任者らの情報は、中国語ページを参照)

  2009年5月26日

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2009/5/22/201404.html