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トンガ:中国大使館が法輪功を伝える活動を妨害(写真)


文/ニュージーランドの大法弟子

(明慧日本)トンガは太平洋の島国で、ニュージーランドに近い。2009年5月13日から20日、三人のニュージーランド人の法輪功修煉者は、トンガで法輪功を伝えると同時に、中国共産党が法輪功を迫害している真相を伝えた。

 こうした活動を恐れた駐トンガ中国大使館は、トンガ外務省に手紙を送り、法輪功修煉者の活動を制止することを要請した。 

トンガで法輪功の真相活動をしたニュージーランド人の法輪功修煉者たち

 トンガの人口は約13万人、そのうち2千人あまりの中国人がおり、主に日常生活品などの売買に従事している。善良なトンガ人は、法輪功の紹介を聞くと、どこで学べるか尋ねた。

 法輪功修煉者たちがトンガに着いた翌日、トンガテレビの2チャンネルは法輪功のニュースを放送した。「法輪大法」の字が書かれた黄色いTシャツを着た修煉者が街を歩いていると、「あなたたちを歓迎します。テレビで見たことがあります」と話している人もいた。

 地元の人々は法輪功の煉功動作を見て、中国共産党が法輪功をなぜ迫害するのか理解できないと話した。たくさんの人が「中国共産党はなぜ法輪功を迫害するのですか?」と聞いた。修煉者たちは「当時、中国の法輪功修煉者の人数は共産党の人数を超えているから、自分の政権を脅かすと思って弾圧しました。また、法輪功は『真、善、忍』を信じ、共産主義とはぜんぜん違うのもその原因のひとつです」と答えた。地元の人々はすぐ理解して、中国共産党をあざ笑った。

 ある会社の責任者は真相を知った後、「たくさんの人がこっちにきて、いろんな宗教を宣伝しましたが、私は全部拒絶しました。しかし法輪功は歓迎します」と話した。8日間で約数百人が法輪功を学びに来た。

 修煉者たちは、トンガ政府と団体などに法輪功を紹介すると同時に、中国共産党が不法に法輪功を迫害していることも説明した。また、『九評共産党』を宣伝し、5400万人が中国共産党を脱党したことも紹介した。

 この間、たくさんの華人と出会い、彼らに法輪功と『九評共産党』を紹介し、三退を勧めた。華人らは自分が三退するだけではなく、親戚と親友にも三退を勧めると表明した。

 法輪功修煉者の活動に対し、駐トンガ中国大使館は非常に緊張した。2009年5月18日、中国大使館はトンガ外務省に手紙を贈り「二人の女性法輪功修煉者が、今日トンガの首都で反中国デモを行っている」、「この二人の法輪功修煉者は、過去数日間、中国政府の名誉を損なう活動を行っている。このまま放任すると、さらに多くの法輪功修煉者がトンガに来るに違いない。これは中国とトンガの長年築いた友好関係に悪い影響を及ぼすだろう」と述べた。また、トンガ政府がいち早く適当な行動を取り、デモの発生を防止することを要求した。

 事実上、三人の法輪功修煉者はすべてニュージーランド国籍で、ニュージーランドとトンガの両国の法律的な許可と保護を受けている。中国大使館が干渉する権利はまったくない。また、彼らはトンガでデモをする予定もないし、デモをして中国共産党の迫害に抵抗したとしても、地元の法律には違反しない。中国大使館の手紙は、彼らの恐れを明確に示していた。

 二人の法輪功修煉者(一人は仕事の関係で、二日間しか逗留しない)は、一週間で中国共産党の名誉を一掃した。中国共産党は悪事を尽くし、自己破滅の境地に置かれたのだ。中国とトンガの関係が本当に長年の友好関係にあれば、二人の法輪功修煉者によって、一週間でそれが破壊できるのだろうか。

 地元のあるメディア関係者は「法輪功はすばらしいです。法輪功の資料を配布するだけで、中国大使館は恐れています」と話した。

 ある役員は「中国大使館はあなた方二人を恐れているのですか。面白い、不思議ですね」と話した。

 法輪功修煉者が帰る前、ホテルの社長は彼女たちに「法輪功はすごいですね。あなた達二人だけで中国大使館を驚かせました」と話した。

 「移民局の人から聞いたのですが、中国大使館はあなたたちの着ている黄色いTシャツを怖がっているようです。『法輪功の迫害を停止させよう』と書いてあるからね」

 修煉者たちは彼に「中国大使館は、われわれが脱党ブームの情報を伝えるのを怖がっています。すでに5千万人以上が脱党しました。中国共産党はもうすぐ解体されます。これは世界の大事件になるでしょう」と教えた。

 そばに立っていた一人のニュージーランド人は、「オークランドの中国大使館前で毎日デモする法輪功を見ました。中国大使館の人は他のことを何もせず、法輪功に対処することが彼らの仕事です。西洋国家には共産党を支持する人はいません。共産党は必ず解体されます」と話した。

 2009年5月27日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2009/5/25/201595.html