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黒龍江省:紀保山さんは連行され、幼い娘の病気の治療費がない

(明慧日本)法輪功修煉者・紀保山さんは黒龍江省方正県の辺鄙な農村に住んでいる。1月13日に県警により連行されてからすでに4カ月になる。紀さんの奥さんは生後数カ月の赤ん坊を抱いて、県庁、警察署を訪ね、夫は法輪功を修煉し、より善い人を目指しているがそれは間違っていない。法輪功は社会に対し百利があっても一害なし。それなのに、政府の法輪功に対する迫害は間違いであり、夫を無条件で釈放すべきであると要求した。

  夫がいないこの4カ月間、経済的危機に陥ったことで、奥さんと子供は非常に生活が困難になり、生きるために仕方なく、奥さんは街に立って物乞いまでせざるをえなかった。中国東北部の4〜5月の天気は異常であり、奥さんは毎日赤ん坊を抱いて、街で人々に真相を伝え、夫はただ「真・善・忍」を信仰したたけで収監され、収入源をなくし家庭生活が困難になっていると説明した。今、子供は発熱しているが、治療費が無いため治療できず、肺炎になり、呼吸困難に陥って、生命の危機にさらされていると訴えた。

  奥さんは県警の国家保安課を訪ね、子供が急病のため治療費を貸してほしいと頼もうとした。奥さんを見かけた隊長の魯統金は部屋の鍵を掛け、部下に奥さんを入らせないようにと指示した。寒さの中で奥さんは建物の外で20分以上待ち続け、魯統金は仕方なく中へ入れた。奥さんは500元貸してほしい、夫が戻ったら必ず返すと懇願した。魯隊長は100元しか貸さなかった。

  5月14日、奥さんは何時ものように病院で子供の治療を受けた後、治療費を工面するため、また警察へ立ち寄った。奥さんが言い出す前に警官に罵声を浴びせられ、荷物を外へ投げ出され、奥さんも追い出された。

  2009年5月29日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2009/5/18/201106.html