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四川省:610弁公室と広元刑務所は結託して、法輪功修煉者を迫害している


文/四川省の大法弟子

(明慧日本)四川省広元刑務所は四川省の最北端の秦嶺山のふもとにあり、各刑務所は広元区から20〜50キロ離れている。広元刑務所は50年代に中国当局が中華民国の軍人を拘禁するために建設したものである。2006年、前四川省司法庁の庁長・劉道平は広元刑務所に行き、刑務所の崩れ落ちた塀や壁を見て「広元刑務所は人を改造できない」と言った。しかし、四川省610弁公室は法輪功修煉者を迫害するためにいつも「広元刑務所は人を改造する所だ」とわめき立てた。2003年から、連行された多くの法輪功修煉者達が広元刑務所に拘禁され、迫害を受けている。

 法輪功修煉者を迫害していた広元刑務所は2005年に閉鎖され。かつて法輪功修煉者を拘禁したことがある刑務所は「5.12」大地震で崩れ落ち、約500人の受刑者が犠牲になったため、閉鎖された。集中的に法輪功修煉者を迫害していた第二刑区は「5.12」大地震の後閉鎖された。広元刑務所にいた多くの受刑者は安全な刑務所に移送された。省の610弁公室の指示の下、広元610弁公室が結託して、拘禁されている法輪功修煉者すべてを再び広元刑務所四刑区に移送し、広元刑務所が所有するコンクリート工場と、レンガ生産工場で強制労働をさせている。

 広元刑務所の警官は法輪功修煉者に対して精神的な迫害以外に、肉体的な迫害を行っている。迫害手段はスタンガンで電気ショックを与える、手錠をかけて吊るす、殴る蹴る、狼牙棒(鋭い釘先のついた棍棒)で殴る、1週間眠らせない、トイレに行くことを禁じる、禁固刑に処する、法輪功修煉者が他の人と話すことを禁じるなどがある。法輪功修煉者の迫害に参加している警官は、何文德、ザン維民、ラン偉、シ儀、田勇、ゴウ建鋒、毛小龍などである。法輪功修煉者を主に迫害している警官は、李飛龍、李剛、王世権などである。

 広元刑務所の、法輪功修煉者に対する犯罪行為はまだ続いている。例を挙げると、コンクリート工場に拘禁されている法輪功修煉者・唐徳亮さんは、コンクリート工場で5年間拘禁されていて、視力がひどく低下しており、失明の危機に直面している。成都の法輪功修煉者・陶淵さんは、ひどく殴られ、頭蓋骨をひどく骨折し、生命の危機に直面したことがある。

 広元刑務所は冷酷無情な受刑者を選んで、法輪功修煉者を迫害させている。かつて拘禁されていた呉バイ成さん、魏儀さんなどは受刑者らにひどく暴行された。呉バイ成さんは殴られて、立つことができず、魏儀さんは殴られて、歯が折れた。長年、広元刑務所で拘禁されている法輪功修煉者は他の人と話すことを禁じられている。人が話していることを邪魔することは、もっと刑罰が重い。

 以上の事例は610弁公室が法律を無視して行なっていることで、広元刑務所で法輪功修煉者を迫害するこれらの例は、氷山の一角にすぎない。

  2009年5月29日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2009/5/24/201465.html